サブ任務22「闇夜に浮かぶともしび」はミカルゲを出現させるため、ヒスイ地方各地に散らばる107個のともしびを集める任務です。
ヒントもなく107個のともしびを見つける「苦行」とも呼ばれるこの作業には手を焼いた人も多いでしょう。
この任務で鍵となるのが、任務の依頼者であるコトブキムラの「ユラ」です。
一見コトブキムラの子供に見えますが…彼女は何者なのでしょうか?
本記事ではこの「闇夜に浮かぶともしび」とユラの関係について考察していきます。
ヒスイに散らばった災い
サブ任務が解放されると、コトブキムラで主人公に少女が話しかけてきます。
この少女が「ユラ」です。
ユラは以下のように話し、主人公に封印を元に戻して欲しいと訴えます。
ユラ
ヒスイに災いが散らばったの
数百年前 ヒスイの地に災いを起こしたものが封印されたの
だけど どうしてだか封印の不思議な術が解けちゃった……
ともしびは死者の魂?
ユラの依頼でともしびを107個探すと、要石の前でイベントが発生します。
ユラはともしびが本当は108個存在することを告げ、
「不思議な術を使った旅人も もう許してくれるよね……」
と言い残して姿を消します。
ユラが姿を消した後出現する108個目のともしびを集めると要石が消え、ミカルゲが出現。
こちらの記事で考察していますが、ミカルゲは108個の魂が集まってできたポケモンです。
つまり、主人公が集めていたのはミカルゲの一部、死者の魂だったのです。
ユラの正体
以上の話から、ユラの正体は「108個目の魂」つまり霊である可能性が高いと考えられます。
それも善良な霊ではなく悪霊の類と考えられます。
ミカルゲはかつて性悪の魂が混ざって悪さをしていたところ、要石に封印されてしまったポケモンです。
ユラ自身、自分のことを「災いが散らばった」と説明するほか、
「ともしび集めが最後のいたずら……つきあってくれて ありがとう」
と言っています。
ユラという名前も霊などを想像することができますし、彼女自身はミカルゲの一部で、長い封印の時を経て反省したのでしょう。
まとめ
ユラの発言「不思議な術を使った旅人も もう許してくれるよね……」から考察すると、ミカルゲは反省し、災いを起こすような存在ではなくなったのでしょう。
もしかするとコトブキムラで「ポケモンの扱いに長けた人物」を探していたのかもしれません。
主人公に自らの封印を依頼して、任務達成後に捕獲可能になるのは「主人公の管理下で」自由になることを望んだのかもしれませんね。