『ポケモンレジェンズアルセウス』ですが、プレイされた方はその難易度に驚いたかもしれません。
新しいボタン操作やクラフトなどの要素に、歴代最強クラスのボスたち、、、、
また、ネット上では「大人向け」「小学生が泣く」などの声も見かけました。
私自身も、本作は大人向けに作られたのだろうと感じています。
そこで、この記事では以下の3つの理由からポケモンレジェンズアルセウスが大人向けであるということを考察していきます。
・アクション要素という新たな試み
・旧作を知っている人が楽しめる要素
・歴代最高難度のボス戦
アクション要素という新たな試み
本作がシリーズと大きく変わったのは、オープンワールドを取り入れてアクション要素が加わったところでしょう。
「ポケモンはバトルで弱らせてゲットするもの」という従来の固定概念を覆し、不意打ちやアイテムの使用でのゲットも可能になりました。
発売当初は「モンハンみたい」という感想も見られたように、ポケモンの攻撃を回避する操作も魅力だと思います。
ただ、そのアクション要素が小さな子供には難しいという意見も見られます。
当然企画段階で難易度については検討がされているはずですし、本作が大人向けである要素でしょう。
旧作を知っている人が楽しめる要素
『レジェンズアルセウス』にはシリーズ作品である『ダイヤモンド・パール』の登場人物の祖先が出てきます。
これは『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』を遊べばクリアできる問題ですが、そのほかに『ブラック・ホワイト』に登場する「ノボリ」が出てきます。
ストーリーを楽しむ上では全く問題のないキャラクター相関ではありますが、2010年発売の『ブラック・ホワイト』をプレイした人にターゲットを向けていることは間違いありません。
歴代最高難度のボス戦
私自身もプレイしていて驚いたのですが、本作はボス戦のレベルが歴代最高難度だといえるでしょう。
1対多数のバトルはいままで野生の「群れバトル」というシステムがありましたが、今作はトレーナー相手にそれを強いられます。
そして特に難易度が高かったのがウォロ&ギラティナの戦いです。
ウォロの手持ちもかなり強力な6匹構成、しかも今作はターン制バトルの概念が変わっているので凶悪なものになりました。
そのウォロを苦労して倒したと思ったら、まさかのギラティナとの連戦。
しかもフォルムチェンジを挟んで実質8匹のポケモンと戦わねばなりません。
ここで苦労した大人も多かったことでしょう。
このようにボス戦が非常に難しい点も、ポケモンレジェンズアルセウスが難しいと言われている理由の一つでしょう。
おわりに
以上が、大人向けだと感じた『レジェンズアルセウス』の考察です。
『レジェンズアルセウス』はリメイク作品である『ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』と発売時期も近いことから、1つのパッケージとして「新しいリメイクの形」を示したものだといえます。
本作は子供はもちろん、旧作を遊んだ大人にとっても魅力的な作品でした。
今後のリメイク作品も、旧作を遊んだ世代が楽しめることを期待したいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
他にも、ミオ図書館の映像資料に関する考察や、ギンガ団に関する考察もしています。
ぜひご一読ください。