輿入れの注連縄人形の正体を考察!!(SEKIRO)

注連縄 SEKIRO

SEKIROで最も謎のイベントが「輿入れ」です。

源の宮の香気をまとった状態で水生村奥の輿の中に入ると、謎の注連縄人形が現れて源の宮に連れて行ってくれます。

そこでこの記事では、輿入れの際に現れる謎の注連縄人形の正体について考察していきます。

wikipediaによると、注連縄は神域と現世を分ける結界の役割を果たしているそうです。

また、注連縄についている紙は「紙垂」と呼ばれるもので、落雷や稲妻をモチーフにしているそうです。

「紙垂」が落雷や稲妻をモチーフにしている理由は、落雷があると稲が豊作であるとされているためです。

以上の情報を考慮すると、SEKIROの世界における巨大注連縄の役割も、神域(=源の宮、仙郷)と現世(=葦名)を分けることであると考えられます。

また、源の宮で雷がよく登場することも、注連縄についている紙垂が落雷をモチーフにしていることと関連していると考えられます。

源の宮についてはこちらの記事で考察しています。

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陰陽術で生まれた存在

結論を先に言うと、注連縄人形の正体は陰陽術で生まれた存在であると考えられます。

根拠となるのが、注連縄人形に貼り付けられている紙が陰陽術における霊符と酷似していることです。

引用元

また、源の宮の建物の中には「六壬式盤」という、陰陽術に使用される道具があります。

引用元

この六壬式盤ですが、wikipediaによると地を表す部分が「輿」と呼ばれているそうです。

六壬式盤
地を表す「輿」と呼ばれる方形の地盤と、天を表す「堪」と呼ばれる円形の天盤で作られ、輿には、二十八宿、十干、十二支、四隅の八卦が記載され、堪には十二月将等が記載されている。堪の十二月将を輿の十二支に合わせることで、簡易な計算を行ったのと同じ効果が得られる。

以上の状況から、SEKIROの「輿入れ」は六壬式盤をモチーフにしており、注連縄人形の正体は陰陽術で生まれた存在であると考えられます。

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途中で力尽きた理由

ゲームをプレイした方ならお分かりかと思いますが、注連縄人形は輿入れの途中で力尽きてしまいます。

注連縄人形が輿入れの途中で力尽きてしまった理由については明言されていませんが、筆者の予想では、破戒僧と戦わせるためではないかと考えられます。

というのも、注連縄人形は輿入れしてよいかどうか(=源の宮の人物かどうか)を香気で判断していると考えられます。

しかし、狼のように香気を偽って源の宮に侵入してくる人物もいます。

だからこそ、香気を偽って源の宮に侵入してくる人物を排除するために、破戒僧が存在するのだと考えられます。

破戒僧

破戒僧についてはこちらの記事で解説しています。

水生村に出現する幻影の破戒僧が倒されると、輿入れにおいて何か異常事態が発生していると判断し、注連縄人形を破戒僧の前でストップさせる仕組みになっていると考えると辻褄が合います。

以上の状況から、注連縄人形が輿入れの途中で力尽きてしまった理由は、破戒僧と戦わせるためだったのではないかと考えられます。

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おわりに

以上で輿入れで現れる注連縄人形の正体に関する考察を終了いたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

他の記事では、竜の帰郷エンドの解説大忍び梟に関する考察もしています。

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