初めまして、個人ブログ開設から1年で月間30万PVを達成した筆者です。
現在もアドセンスとアフィリエイトを組み合わせながら、なんとか稼ぎを増やそうと試行錯誤しています。
そして、筆者を含めた全てのブロガーが知りたがっていることが
「稼げるブログジャンルって何!?」
ということですよね。
おそらくあなたも、稼げるブログジャンルを知りたくてこの記事をクリックしたのかと思います。
しかし、よく考えてみてください。
稼げるブログジャンルを知っている人が、それをわざわざネットで公開しますか?
本当に稼げるジャンルなら、そのジャンルの記事を自分で書いて、がっぽり稼いでいるはずですよね?
要するに、稼げるブログジャンルは自分で見つけるしかないということです。
しかし、「稼げるブログジャンルは自分で探せ!」と丸投げしては身も蓋もないのですよね。
そこでこの記事では、月間30万PVを達成した筆者が考える、稼げるブログジャンルの“選び方”を解説しています。
最初に選び方の基準となる5つのポイントを説明し、次に具体的な手順を解説します。
それではどうぞ!!
結論を先に述べると、稼げるブログジャンルを選ぶ上で、考慮すべき5つのポイントとは以下です。
1, 将来性
2, 展開性
3, 専門性
4, 競合性
5, 潜在性
それぞれのポイントについて以下で詳しく解説していきます。
1, 将来性
稼げるブログジャンルを選ぶ上で、考慮すべき1つ目のポイントは「将来性」です。
将来性とは、将来に渡ってそのジャンルの需要があるかということです。
今現在の需要だけに乗っかってそのジャンルの記事を量産してしまうと、数か月で需要がなくなり、せっかく書いた記事がゴミ同然になってしまうという事態にもなりかねません。
したがって、将来に渡って需要があるジャンルかどうかは考慮しなければならないポイントになります。
将来性という観点において最高なのは、将来に渡って需要が”増え続ける”ジャンルですが、これを予測するのは至難の業です。
将来に渡って需要が増え続けるジャンルがわかる人は、株などの他の手段で儲ける方が手っ取り早いです。
ですので、「少なくともしばらくは需要が減らない」くらいの基準で、将来性のあるジャンルを選べばよいと思います。
(逆に、現在のトレンドだけに乗っかって書かれた記事はトレンド記事と呼ばれますが。しかし、トレンド記事には特定のジャンルというものがないので、この記事では例外扱いとします)
2, 展開性
稼げるブログジャンルを選ぶ上で、考慮すべき2つ目のポイントは「展開性」です。
さらにこの「展開性」には2種類あり、すなわち「縦の展開性」と、「横の展開性」です。
縦の展開性
縦の展開性とは、そのジャンルの記事を量産できるかということです。
まず最初に強調しておきたいことが、「ブログで稼ぐためにはグーグル検索で上位に表示されること(SEO)がとても重要である」ということです。
一説では、グーグル検索で1ページ目に表示されない記事は、存在していないのと同じであるとも言われています。
ここで疑問に思うのが、「どうやったらグーグル検索で上位表示されるのか」ということですよね。
これについてはグーグルが公式に答えを用意しており、「専門性」、「権威性」、「信頼性」の3つがが重要であるとのことです。
専門性:記事のジャンルの専門家であるか(≒同ジャンルの良質な記事数)
権威性:記事の作者に権威があるか(≒被リンク数)
信頼性:記事の内容が信頼できるか(≒ドメインパワー)
というわけで、専門性、権威性、信頼性の3つが高くなるように記事を書きましょう。
、、、、といっても具体的に何をすればいいのかという話ですよね。
この専門性、権威性、信頼性についてですが、実際に考慮すべきなのは「専門性=良質な記事数」だけでよいと筆者は考えています。
というのも、良質な記事を多数確保できれば、内部リンクによって「権威性=被リンク数」を担保できますし、「信頼性=ドメインパワー」もおのずと上がってきます。
したがって、良質な記事数を確保することがSEOでは最も重要であり、それすなわち、良質な記事数を確保することができる(=縦に展開しやすい)ジャンルを選ぶことが重要であるということです。
逆に言うと、記事数を確保しにくいジャンルはドメインパワーの勝負になるため、どんなにいい記事を書いたとしても、新規参入者が太刀打ちするのは難しいでしょう。
話が長くなりましたが、以上の話から縦の展開性を考えてジャンルを選ぶ必要性があることを理解していただけましたら幸いです。
横の展開性
横への展開性とは、似ているジャンルへの乗り換えやすさのことです。
1つ目のポイントで「将来性」を考えて記事を書きましょうと述べましたが、どんな情報もいつかは古くなるものです。
言い換えると、基本的にジャンルの需要というものは下がっていくものなのです。
ここで重要なのが、需要が下がったジャンルの記事を再利用できるかどうか、すなわち、似ているジャンルへ乗り換え(横へ展開)できるかどうかということです。
先ほどの縦への展開の話で、「縦へ展開しにくいジャンルは新規参入で太刀打ちするのは難しい」と述べましたが、横への展開を使えばそのジャンルにおいても専門性と権威性をある程度引き継ぐことができるので、新規参入でも戦える可能性が出てきます。
したがって、ジャンル選びの時点で、横に展開しやすいかどうかを考慮しておくことが重要です。
3, 専門性
稼げるブログジャンルを選ぶ上で、考慮すべき3つ目のポイントは「専門性」です。
筆者の言う専門性とは、そのジャンルを好きかどうかです。
「そのジャンルを好きかどうかは、稼げるジャンルを選ぶ上では関係ないのでは?」
とお思いの方も多いと思います。
確かにそれは正しいのかもしれません。
しかし、筆者はあえてこの「好きかどうか」の重要性を強調したいです。
先ほどの「展開性」の話で、ブログで稼ぐためには記事を量産することが重要であると述べました。
この「記事の量産」ですが、1つのジャンルの記事を量産することって、筆者の経験上、かなり大変なんですよ。
ネタを考えて、リサーチして、書いて、校閲して、リンク張って、インデックス登録して、、、、と1つの記事を完成させるだけでもかなりの仕事量です。
そして、それを何十回も繰り返して記事を量産することは、そのジャンルを本当に好きじゃないと難しいと筆者は思います。
あなたがこれまでの人生で長く続けられたものを思い返してみて下さい。
おそらくあなたはそれを好きだったのではないでしょうか。
逆に続かなかったことは、あなたが嫌いだったものではないでしょうか。
「好きこそものの上手なれ」ということわざは、「努力は続かない」とも解釈できます。
記事の更新が続かなければ、更新頻度の低下→専門性の低下→検索順位の低下→収益の低下→やる気の低下→更新頻度の低下、、、、という悪循環に陥り、ブログリタイアとなる可能性が高いです。
また、統計データによると、8割のブロガーが1年以内にリタイアしており、モチベーションの維持(=好きかどうか)がいかに重要であるかということがわかります。
したがって、あなたが好きになれるジャンルこそが、あなたにとって稼げるジャンルであるということを頭に入れた上でジャンルを選ぶべきだと筆者は考えます。
4, 競合性
稼げるブログジャンルを選ぶ上で、考慮すべき4つ目のポイントは「競合性」です。
競合性とはライバルの強さです。
例えば、物販や美容などの人気ジャンルでは、正攻法に加えて過大広告、詐欺、不正リンクなども駆使して、あらゆる手で上位表示を狙ってくるライバルがが大勢います。
このような百戦錬磨の強さのライバルがひしめくジャンルに無策で新規参入することは、丸腰で戦場に行くようなものです。
運が悪いと、心まで折られてブログをリタイアすることになります。
どうしても、そのようなジャンルに新規参入する場合は、ライバル以上の時間(数年以上)をかけて記事を作成して、ようやく勝てる可能性があるかないかであることを理解したうえで参入するべきでしょう。
まあ、普通に考えると膨大な時間を費やして勝てるかどうかわからない勝負に挑むくらいなら、素直にライバルの少ないジャンルを選ぶべきですよね。
というわけで、ライバルが弱そうなジャンルを選ぶことを筆者はおすすめします。
5, 潜在性
稼げるブログジャンルを選ぶ上で、考慮すべき5つ目のポイントは「潜在性」です。
潜在性とは市場の大きさです。
いくらいい記事を書いたとしても、PVがなければ意味がないのは当たり前ですね。
そして、このPVの源こそが市場の大きさ(=潜在性)になります。
さらに、潜在性を考える上で重要な点は、同じPV数でも価値に差があるということです。
言い換えると、市場が小さいところのメジャーワードで獲得した1万PVと、市場が大きいところのマイナーワードで獲得した1万PVでは、後者の方が価値があるということです。
これは、前者と後者では潜在性が異なるためです。
つまり、前者は潜在性が小さいためPV数がほぼ頭打ちなのに対して、後者は横展開することによって潜在ユーザーを開拓できる可能性があるということです。
したがって、ジャンルを選ぶ際は、潜在性の大きさを考慮に入れるべきであると言えます。
5つのポイントを押さえたジャンル選びの手順
さて、ここまでで、稼げるジャンルを選ぶための5つのポイントを説明しました。
この5つのポイントを全て押さえることができれば、必ず稼ぐことができます。
しかし、現実的には5つのポイントを全て満たしたジャンルを見つけるのは非常に難しいです。
では、どうすればそのようなジャンルを見つけることができるのでしょうか?
そこでこの記事では、5つのポイントを押さえたジャンル選びの手順をご紹介いたします。
結論を先に記載しておきます。
1, あなたが好きなジャンルをピックアップする(専門性)
2, 将来にわたって需要がありそうなジャンルを選別する(将来性)
3, ツールを使って市場の大きさを調べる(潜在性)
4, ツールを使って記事を量産できそうか調べる(展開性)
5, グーグル検索してライバルの数と強さを調べる(競合性)
詳しく解説していきます。
1, あなたが好きなジャンルをピックアップする(専門性)
まず、あなたが好き・興味のあるジャンルをピックアップしてみてください。
まあこれについては深く考えずに、思いついたものを適当に挙げていく感じで大丈夫です。
ジャンル名の長さの目安は、1〜2ワードです。
2, 将来にわたって需要がありそうなジャンルを選別する(将来性)
次に、先ほどピックアップしたジャンルの中から将来性のあるものを選別します。
ですが将来性の予測はなかなか難しいので、「しばらくは需要が下がらない」くらいの基準でジャンルを選別すれば大丈夫です。
こちらのジャンル名の長さも、1〜2ワードでOKです。
3, ツールを使って市場の大きさを調べる(潜在性)
続いて、ツールを使って市場の大きさ(=グーグル検索数)を調べていきます。
グーグル検索数を調べるツールはたくさんありますが、筆者はこのツールを使っています。
無料かつシンプルで使いやすいと思います。
上記ツールにおける、グーグル月間検索数のランクを載せておきます。
S:100万以上
A:50万〜100万
B:10万〜50万
C:1万〜10万
D:1000〜1万
E:1000以下
出典:筆者の独断と偏見
1ワードならA(50万)以上、2ワードならB(1万)以上のジャンルだとかなりアツいです。
4, ツールを使って記事を量産できそうか調べる(展開性)
続いて、展開性を調べていきます。
展開性を調べるにはこのツールがおすすめです。
上記ツールにジャンル名を入力すると、関連するワード一覧を見ることができます。
これらのワードを使って、最低でも10記事以上書けそうかを検討してみてください。
もし30記事以上書けそうならかなりアツいです。
5, グーグル検索してライバルの数と強さを調べる(競合性)
最後にグーグル検索してライバルの状況を調べます。
先程も述べましたが、ブログで稼ぐためには、グーグル検索で1ページ目に表示されることが非常に重要です。
したがって、競合性を調べる際は、あなたの書いた記事がグーグル検索の1ページ目(=10位以内)の表示されるかどうかを基準に考えると良いです。
ここまで選別したジャンルの中から適当な2ワードを選んでグーグル検索し、ドンピシャな記事が10個以下なら、そのキーワードであなたの記事を1ページ目に表示できる可能性があります。
1ページ目に表示できそうなキーワードの組み合わせが5個以上見つかれば、選んだジャンルはかなりアツいと言えるでしょう。
おわりに
以上が、稼げるブログジャンルを選ぶ手順になります。
しかし、最初にも述べましたが、上記全ての条件を満たすジャンルを見つけるのは非常に困難、というかまず無理です。
ですので、上記の手順でいくつか候補を出して、最も多くの条件を満たしているものを選ぶというのが実用的かと思います。
皆さんが良いブログジャンルに出会えることをお祈りして、当記事を締めたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
他の記事では、アドセンスに合格する方法や、アドセンスのCPCとCTRの関係についても解説しています。
ぜひご一読ください。