[SEKIRO] 葦名一心と葦名弦一郎の正体について考察

一心とオーディンSEKIRO

超高難易度ゲーム「SEKIRO」の中でも、超高難易度のボスが「葦名一心」と「葦名弦一郎」です。

「迷えば、破れる」や「これも、葦名のため」というセリフは耳にタコができるほど聞いた人も多いのではないでしょうか?

しかし、彼らの過去はゲーム中では多くは語られておらず、謎に包まれています。

そこでこの記事では、葦名一心と葦名弦一郎の正体について考察していきます。

まずは、葦名一心についてまとめていきます。

葦名一心を一言で表すなら「英雄」です。

たった一代にして国取りを為し遂げたり、独自の流派である「葦名流」を確立するなど圧倒的な強さを誇っています。

葦名流の伝書
「葦名流」のスキルを、習得できるようになる
葦名流は、葦名一心の戦いの歴史である
若き一心は、ひたすらに死闘を重ね、
命の鍔際に立つことで剣技を磨いた
その後、一心は、葦名衆の為に
己の技を研ぎ澄まし、束ね、葦名流と名付けた

実際、一心が存在するだけで内府も葦名を攻めることができなかったことが描かれています。

また人望も厚く、仏師やエマ、梟、お蝶など様々な曲者を従えています。

仏師の詳細はこちらの記事で考察しています。
エマの詳細はこちらの記事で考察しています。
梟の詳細はこちらの記事で考察しています。
お蝶の詳細はこちらの記事で考察しています。

そして度量も広く、優秀な人物であれば身分に関係なくスカウトしていたことが「戦いの残滓・鬼形部」のテキストからわかります。

戦いの残滓・鬼形部
鬼形部は、葦名に名を轟かす賊の頭目であった
だが一心に敗れ、その強さに惚れ込み、
賊党ごと召抱えられた
その後、葦名弦一郎の傅役まで努めた

実際、狼もスカウトしていまし、使えそうな人物は敵対するのではなく仲間に引き込んでいたことがうかがえます。

また、葦名に宿る不思議な力についても精通しているようで、例えば赤と黒の不死斬りの存在やその効果を知っていることが以下のセリフから推察されます。

一心
赤の不死斬り…
ならば、あやつの手にあるのは…黒か
…力のためなら、己すら捨てる
…悲壮よな…

不死を生み出す蟲憑きについてはこちらの記事変若水についてはこちらの記事で解説しています。

したがって、葦名一心は強さ、人望、頭脳の三拍子が揃ったまさに英雄と呼べる人物であると言えると思います。

ちなみに一心のモチーフになっているのは北欧神話のオーディンではないかと推察されます。

一心とオーディンの共通点を以下にまとめてみました。

一心とオーディン(wikipedia)の共通点
・顔が似ている(左目が見えない)
・黄金の兜と青い羽織を身につけている
・酒が好き
・嵐を起こすことができる
・槍を使う
・最期は狼に殺される

オーディンの画像はwipikediaより


SEKIROを作っているFromSoftwareのゲームのキャラクターは、神話をモチーフにしていることが多いです。

したがって、葦名一心もオーディンをモチーフにしている可能性は十分にあると考えられます。

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葦名弦一郎について

次に葦名弦一郎についてまとめていきます。

不死の契り

葦名弦一郎を一言で表すなら「葦名狂信者」です。

弦一郎が葦名狂信者であることが、ゲームをプレイしていればよくわかります。

弦一郎
戯言だと…?
俺は、この葦名を守るためならば
どのような異端の力であれ従えてみせる
巴の雷、見せてやろう

弦一郎
葦名は、この国は、俺のすべてだ
そのためなら俺は
人間をやめよう

また後で解説していますが、弦一郎は葦名を守るために黄泉返りの供物として自らの命をも投げ出しています。

一体なぜ、弦一郎はこれほどまでに葦名にこだわりがあるのでしょうか?

その理由はゲーム中では語られていませんが、おそらく弦一郎の母親が関わっていたのではないかと筆者は予想しています。

弦一郎は元々は市井(=庶民)の生まれであったが、母親の死と共に葦名に引き取られたことが「戦いの残滓・葦名弦一郎」のテキストに記載されています。

戦いの残滓・葦名弦一郎
葦名弦一郎は、市井の生まれである
母が死んだのち、葦名に引き取られた
巴の雷と呼ぶ、異端の技の遣い手である
葦名存亡の鍔際。異端こそ、この国を護るのだ

また、弦一郎が強さを手に入れようとしていた理由は、葦名を守るためであることが「戦いの記憶・心中の弦一郎」のテキストに記載されています。

戦いの記憶・心中の弦一郎
心中の弦一郎、
記憶の中でも、その執念は変わらぬ
葦名を生かすため、さらに強くあらねばならぬ

そして、弦一郎が強さを求めていた(=葦名に忠誠を誓っていた)のは、弦一郎が幼かった頃からであることが「戦いの残滓・心中の弦一郎」のテキストで示唆されています。

戦いの残滓・心中の弦一郎
幼き日、弦一郎は、城裏で巴の舞いを見た
それは舞いであり、巴流の秘伝でもあった
そして、追い求めても生涯届かぬ高みであった
だが、宿敵との死闘を重ねた弦一郎は、
記憶の中なれど、巴の高みについに至った

以上の手がかりをまとめると、弦一郎が葦名に忠誠を誓うようになったのは、幼い頃に葦名に引き取られたことがきっかけになっているように思います。

自分を引き取ってくれた葦名に恩を感じているから忠誠を誓っているという可能性も考えられますが、弦一郎が一心の孫であることを考えると葦名が弦一郎を引き取るのは当たり前のようにも思います。

したがって、一心が無理を通して弦一郎を引き取ったのか、あるいは弦一郎の母親関連で何かしら一心に恩があったという可能性を筆者は想像しています。

詳細が分かり次第追記していきます。

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一心が弦一郎の中から出てきた理由

SEKIROの中でも最も「???」となるシーンの一つが、ラスボス戦前のムービーで一心が弦一郎の中から出てくる場面ですよね。

なぜ、一心が弦一郎の中から出てきたのかについては「黒の巻物」のテキストに記載されています。

黒の巻物
黒の不死斬りについて記された古い巻物
 不死斬りには、赤の他に、もう一振りがある
 即ち、黒の不死斬り。その銘は「開門」
 黄泉への門を開く刀なり
 黒は転じて生を成す
 竜胤を供物に乞い給え…

つまり、一心が弦一郎の中から出てきた理由は、黒の不死斬りで「黄泉返り」を行ったためです。

さて、黒の不死斬りで黄泉返りをするためには「竜胤を供物」にする必要があります。

だからこそ弦一郎は、ラスボス戦前のムービーで竜胤である九郎を供物するために不死斬りで切りかかったのだと考えられます。

御子様

竜胤や九郎の正体についてはこちらの記事で解説しています。

しかし実際には、途中で狼が助けに入ったため九郎を供物にすることはできませんでした。

そこで、弦一郎は自らを供物にしたのだと考えられます。

ここで「弦一郎って竜胤じゃなくね??」という疑問をお持ちかと思います。

確かに弦一郎は竜胤ではありませんが、竜胤に近い存在である赤目でした。

赤目

赤目や変若の澱の詳細ついてはこちらの記事で考察しています。

赤目は変若水が濃く澱んだ「変若の澱」を口にしたものが稀になることができる存在です。

赤目になったものは不死に近い力を得られることが「SEKIRO外伝、死なず半兵衛」で語られています。

道順
この葦名には、何処から流れ出るか、変若水というものの流れがあります
その変若水が濃く澱んだものは、変若の澱と呼ばれ…………
これを口にした者の中には、
獣の如き力と、斬られようが突かれようが、死に難い体を得るものがございます
それが…………赤目と呼ばれる者達

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そして赤目が竜胤に近い存在であることは、赤目と同じく変若水によって不死となった変若の御子が「偽りの竜胤」と表現されていることからわかります。

お米
変若の御子の手のひらより、零れ落ちたお米
一定時間、HPがゆっくりと中回復する
偽りなれど、竜胤の力
その血は豊穣をもたらす
お米は大事
噛めば噛むほど甘くなり、元気も出るだろう

また、竜の帰郷エンドでは変若の御子が本来は竜胤の御子しかなることのできない「揺り籠」になれていることから、変若水を飲んだもの(=赤目)が竜胤とほぼ同義であることがわかります。

永旅経・竜の帰郷の章
永い悟りの旅路へいざなう経典。その一節
 我、死なず。竜の帰郷をただ願う
 みな死なず、永く待とうぞ
 竜胤の御子が、つめたい竜の涙を飲み干し
 竜胤の揺り籠が、二つの蛇柿を食すのを
 揺り籠の命果てず、御子を宿さば、
 西への帰郷は叶うだろう

変若の御子

竜の帰郷エンドについてはこちらの記事で考察しています。

だからこそ赤目(≒ 竜胤)となった弦一郎自身を供物にすることで、一心を黄泉返らせることができたというわけです。

ちなみに黄泉返りで呼び寄せた人物は全盛期の姿かつ不死で復活します。

全盛期の姿で復活することは「戦いの残滓・剣聖葦名一心」のテキストに記載されています。

戦いの残滓・剣聖葦名一心
黄泉帰りは、その者の全盛の形を取る
即ち、死闘を重ね、貪欲に強さを求め、
あらゆる技を飲みこもうとした一心だ
一心は最期まで死闘を求め、それは叶った

そして、黄泉返りした人物が不死になることは、実際に黄泉返りをした一心を倒すときに「不死斬り」と表示されることからわかります。

死ぬ間際ですらめちゃ強だった一心が全盛期+不死で復活する、、、、弦一郎が命を投げ打ってまで復活させようとするわけです、、、

おそらく内府も一心が一人で殲滅することができたのではないでしょうか。

以上が、弦一郎の中から一心が出てきた理由になります。

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おわりに

以上で葦名一心と葦名弦一郎に関する考察を終了したします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

他の記事では、源の宮に関する考察や、輿入れの際に現れる縄人形の正体に関する考察もしていますので、ぜひご一読ください。

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