[伎芸天印] 直哉の領域展開「時胞月宮殿」の効果や元ネタを解説

直哉の伎芸天印 呪術廻戦

呪術廻戦の中でもクズキャラの筆頭が禪院直哉です。

そんな直哉ですが、呪いに転じたことで大幅パワーアップを果たし、領域展開まで会得しています。

そこでこの記事では、禪院直哉の領域展開「時胞月宮殿」の効果や元ネタを解説&考察していきます。

時胞月宮殿の効果

直哉の領域展開の名前は「時胞月宮殿(じほうげっきゅうでん)」です。

この時胞月宮殿の効果は「投射呪法を細胞レベルで適用させる」というものです。

まず、この投射呪法の効果を以下にまとめます。

投射呪法
・1秒を24分割した動きをあらかじめイメージしてそれを実現する術式。
・ただし物理法則を過度に無視した動きは実現できず、代わりに1秒間フリーズする。
・投射呪法の使い手に触れられた対象も、1秒を24分割した動きをあらかじめイメージしなければならず、失敗すると1秒間フリーズする。

つまり、投射呪法は自分に使うバフと、相手に使うデバフの2つの効果を持ちます。

バフの効果を雑に説明すると、「あらかじめイメージした動きを実現する」というものです。

めちゃくちゃ速いパンチをイメージすればそれを実現できるというわけです。

ただし、過度に物理法則を無視した動きは実現できませんので、速い動きを実現するためにはある程度の加速が必要になります。

一方、デバフの効果を雑に説明すると、「触れた相手を1秒間フリーズさせる」というものです。

触れた相手が投射呪法のタネを知らない場合は確定で1秒フリーズしますし、投射呪法のタネを知っていても即座に1秒を24分割した動きをイメージするのは困難を極めるため、結局のところ触れられた相手はほぼ確定で1秒間フリーズしてしまいます。

以上が投射呪法の説明です。

そして直哉の領域「時胞月宮殿」では、投射呪法のデバフの効果が細胞レベルで必中になります。

つまり、直哉の領域内では1つ1つの細胞がバラバラにフリーズすることで肉体が崩壊していきます。

普通にめちゃくちゃ強い領域ですね、、、、

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時胞月宮殿のモチーフ

時胞月宮殿のモチーフは女性であると考えられます。

これは、直哉の領域の中に子宮のような物体が存在していることから示唆されます。

直哉の領域展開
引用:呪術廻戦198話

また、wikipediaによると、「月宮殿」とは嫦娥という天女が住む月の都のことを指しています。

月宮殿(wikipediaより抜粋)
月宮殿(げっきゅうでん、がっきゅうでん)または月宮(げっきゅう)、広寒宮(こうかんきゅう)、広寒府(こうかんふ)、蟾宮(せんきゅう)、月府(げっふ)は、伝説に登場する月にあるとされる宮殿。そこには不老不死の薬を飲んだあと月へと逃げかくれた嫦娥(じょうが)が住んでいるとされる。天女が通常は月宮殿で舞をつとめているという。

したがって、「時胞月宮殿」の漢字の意味は以下のような対応だと考えられます。

時胞月宮殿
時:時間をフリーズさせる
胞:細胞レベルに干渉する
月宮殿:天女が住む領域

以上の状況から、直哉の領域は女性をモチーフにしていると考えられます。

なぜ、直哉の領域が女性をモチーフにしているのかは謎ですが、おそらく直哉が女性を見下していたことが関連している可能性が高いと考えられます。

直哉
・三歩後ろを歩かれへん女は背中刺されて死んだらええ
・その点真依ちゃんは立派やね、真希ちゃんと同じ顔、同じ乳、強がってるけど自分が女やと心底理解してる
・取り柄のお顔もグズグズ、もう誰も君のこと眼中にないで

呪術廻戦2巻で、五条が「領域展開は術式を付与した生得領域を展開したもの」と説明しており、同じく呪術廻戦2巻で、宿儺が「生得領域は心の中と言い換えてもいい」と話していました。

したがって、領域にはその人の心の中が反映されると考えられます。

そして、直哉の領域には女性に関するものが多く反映されていることから、直哉の心の中は女性で占められていたと考えられます。

もしかしたら、何かトラウマとなるような出来事があって女性を恨むようになったのかもしれませんね、、、、

新しい情報が入り次第追記していきます。

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時胞月宮殿の掌印

領域展開の際の手印はその人物や領域の効果と密接なつながりがあります。

例えば、五条の領域の手印は「帝釈天」という武神を表していますし、宿儺の領域の手印は「閻魔天」という冥界の王を表しています。

五条の掌印
引用:呪術廻戦、帝釈天印
宿儺の手の印
引用:呪術廻戦14巻、閻魔天印

そして、直哉が領域展開する際の手の印は「伎芸天(ぎげいてん)」を表していると考えられます。

直哉の伎芸天印
引用:呪術廻戦198話、伎芸天印

伎芸天とは容姿端麗で芸事に秀でた天女のことです。

伎芸天
インド神話のシヴァ神が楽器を奏でていたとき、その髪際から生まれたといわれている天女です。容姿端麗で舞踏・器楽を奏でることに優れており、速やかに芸を上達させるということで多くの「芸」に従事するもの、またその上達を願うものから篤く信仰されました。

直哉の領域は女性をモチーフにしているため、領域の掌印も女性である伎芸天が選ばれたのではないかと推察されます。

また、伎芸天が芸事を習得させる神様であることは、直哉が呪霊に転じたことで領域展開を習得したことに対応しているのかもしれません。

実際、直哉は「アッチ側」に行くことを切望していましたしね、、、、

五条悟と甚爾
引用:呪術廻戦17巻

以上が、直哉の領域展開の元ネタの説明になります。

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おわりに

以上で直哉の領域展開の効果や元ネタの解説を終了いたします。

他の記事では、秤の領域の元ネタや、伏黒の領域の元ネタの解説も行っています。

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