呪術廻戦9巻で「内通者は二人以上いる」ということが明らかになっています。
その中のひとりはメカ丸であったことが明らかになっていますが、他の内通者に関しては現在まで明らかになっていません。
そこでこの記事では、もう一人の内通者が誰なのかを考察していきます。
内通者とは
内通者とは、呪詛師(偽夏油、真人、漏瑚ら)と通じている人物のことです。
要するに裏切り者ですね。
内通者は二人以上いると、呪術廻戦9巻で歌姫が述べていました。
そして、二人以上いる内通者のうちの一人はメカ丸でした。
メカ丸は自らの体を治してもらう代わりに、偽夏油や真人らに呪術高専の情報を流していたようです。
しかし、他の内通者の正体は死滅回遊終盤の現時点でも明らかになっていません。
そこで、残りの内通者が誰なのかについて、ネットの予想と筆者の予想を記載していきます。
手がかり
内通者が誰なのかについての唯一手がかりとなるのが「学長以上の上層部」であるという点です。
これは呪術廻戦9巻で歌姫が述べているので、ほぼほぼ確定情報だと思われます。
この情報を参考にしつつ、内通者候補と考えられている人物を挙げていきます。
家入硝子
ネット上で内通者の本命とされているのが家入硝子です。
家入が内通者と考えられている要因の一つが、少年院での虎杖の死を知っていたことです。
偽夏油らのファミレスでの話を聞く限り、偽夏油らは虎杖の死をすぐに知ることができたようです。
これは、内通者が偽夏油らに虎杖の死を教えた可能性が高いと考えられています。
そして、家入は虎杖の解剖役に任命されていたことから、虎杖の死をすぐに知ることができる立場にありました。
以上の状況証拠から、家入が偽夏油らに虎杖の死を教えたと推測できるわけです。
また、家入は心理描写がほとんどないことも家入内通者説の根拠になっています。
家入が内通者になった理由としては、呪いによる怪我人をもう見たくないという理由が挙げられています。
家入は反転術式を使えるため、重い怪我人は家入の元に運ばれてきます。
それが原因で家入は目の下に隈ができています。
そんな状況の中、偽夏油の目的である呪力の最適化によって誰もが呪力を扱えるようになれば、家入が呪いによる怪我人を見る必要がなくなるというわけです。
以上が家入が内通者と考えられている理由になります。
しかし、筆者個人的には家入が内通者である可能性は低いと考えています。
まず、家入は「学長以上の上層部」ではないです。
高専で働いている以上、家入の立場はあくまで学長よりは下だと思います。
さらに、偽夏油は五条悟に対して「五条が変な気を遣って、夏油の死体の処理を家入にさせなかったからこの体を簡単に手に入れることができた」という趣旨の話をしています。
これは、偽夏油と家入がグルだった場合、整合性が取れません。
また、公式ファンブックでは「上層部より五条派何ですか?」という質問に対して「というよりはノンポリで、親しい方にちょっと寄っている」と記載されています。
つまり家入には「ノンポリ=政治活動に興味がない人物」という公式設定があります。
以上の観点から、家入が内通者であるとは考えにくいというのが個人的な見解です。
狗巻棘
ネット上で内通者の可能性が噂されている人物の一人が狗巻棘です。
狗巻棘が内通者である理由としては、渋谷事変での行動が描かれていないことが挙げられます。
また、狗巻は渋谷事変で虎杖に腕を切り落とされたとされていますが、本当に虎杖に切り落とされたのかは不明です。
内通者である狗巻が虎杖に腕を切り落とされたふりをして、乙骨を虎杖の処刑人になる口実を作った可能性が噂されています。
また、狗巻も家入同様に心理描写が全くありません。
まあ、狗巻に関しては語彙がおにぎりの具しかないのが理由かもしれませんが、、、、
また、「狗巻」という名前も「狗(いぬ)=上層部の犬」なのではないかと憶測を呼んでいます。
以上が狗巻棘が内通者である根拠になります。
しかし、個人的には狗巻も内通者ではないと思っています。
まず、狗巻は「学長以上の上層部」に該当しません。バリバリ学生です。
また、東京vs京都校編では花御ら呪霊と敵対していたので、彼らが仲間とは考えにくいです。
また、小説版呪術廻戦で狗巻と釘崎の回がありますが、そこで狗巻は完全な善人キャラとして描かれています。
以上の状況から、狗巻は内通者ではないと筆者は予想しています。
伊地知潔高
ネット上で内通者の可能性が噂されている人物の一人が伊地知潔高です。
伊地知潔高が内通者とされる理由は、情報をたくさん持っているためです。
伊地知は五条悟の情報も多く持っており、偽夏油に五条の居場所を教えて漏瑚に襲わせたのではないかと考えられています。
また伊地知の好きな曲が「SPY」という曲であることも、彼が内通者の伏線なのではないかと噂されています。
しかし、小説版呪術廻戦を読むと伊地知潔高は内通者であるとは考えにくいです。
小説版では伊地知の心理描写が数多く描かれており、明らかに五条悟側の人間であることがわかります。
また、伊地知も高専で働いている人物であるため「学長以上の上層部」に該当しません。
そして、渋谷事変では呪詛師側に刺されています。
以上の状況から伊地知が内通者である可能性は低いと思います。
加茂家の人間
筆者が内通者と考えているのが「加茂家の人間」です。
加茂家は上層部の中でも保守派の中核を担っていることが知られています。
そして、呪術廻戦191話における加茂憲紀と偽夏油の会話から、「総監部の中核となる保守派は既に(偽夏油の)傀儡と化していた」ことが明かされました。
また、呪術廻戦191話では、夏油が何らかの術式を使って加茂家の人間を洗脳している様子が描かれています。
したがって、実は最初から上層部の加茂家の人間は偽夏油の傀儡(=内通者)であった可能性が高いと考えられます。
この仮説なら、「内通者は学長以上の上層部」という条件にもぴったりです。
御三家の一つである加茂家ならば、「学長以上の上層部」といえるでしょう。
また歌姫の言っていた「内通者は二人以上」という表現も、内通者が加茂家の人間(複数)と考えるとピッタリ合います。
以上の考察から、内通者の正体は「加茂家の人間」であると筆者は予想しています。
今後新しい情報が入り次第追記していきます。
おわりに
以上で、もう一人の内通者が誰なのかの考察を終了いたします。
他の記事では、呪術廻戦の最強キャラランキングや、領域展開の最強ランキングなども作っています。
是非ご一読ください!!