呪術廻戦で最強と言われている術師が五条悟です。
そんな五条悟が術式や領域展開を発動する際には、独特な印を結びます。
そこでこの記事では、五条悟の術式・領域展開と掌印の関係について考察していきます。
術式と掌印
五条悟は「蒼」、「赫」、「茈」の3種類の呪術を使用することが確認されています。
それぞれについて解説していきます。
「蒼」は五条悟の生得術式(無下限呪術)に負のエネルギーを流して発動します(術式順転)。
「蒼」の効果は引き寄せる力を作り出すことです。
「赫」は負のエネルギーの掛け算によって生成した正のエネルギーを術式に流すことで発動します(術式反転)。
術式反転の効果は術式順転の逆になるため、「赫」の効果は弾く力を作り出すことになります。
そして「蒼」と「赫」のそれぞれの掌印ですが、「蒼」は掌を広げ、「赫」は指を立てる形になります。
また「茈」は、上記の「蒼」と「赫」を衝突させたときにできる仮想の質量を押し出す呪術です。
「茈」は指を人差し指と中指を内側に折った後に押し出すことで発動します。
さて、この「茈」の掌印ですが「蒼」と「赫」を足した動きになっているのではないかと推察されます。
つまり、掌で生成した「蒼」と指先で生成した「赫」を衝突させて仮想の質量を作って弾き出す動作が「茈」の掌印になっているのではないでしょうか。
今後公式アナウンスがあるかもしれないので、新しい情報が入り次第追記していきます。
また、無下限呪術の数学的な解説はこちらにまとめています。
領域展開と掌印
五条悟は領域展開も使用できます。
五条悟の領域展開「無量空処」は、無限の情報を流し込むことで対象を死に至らしめる技です。
七海曰く、「領域に引き入れた時点で勝ちが確定する」とのことです笑
まさに一撃必殺・最強の領域です。
そんな最強の領域である「無量空処」は、人差し指と中指をクロスさせるような掌印を結びます。
そして、この掌印は「帝釈天印」をモチーフにしていると考えられます。
帝釈天は仏教における守護神の一人で、元々はインドラという神だったらしいです。
帝釈天
梵天(ぼんてん)と並び称される仏法の守護神の一つ。もとはバラモン教の神で、インド最古の聖典『リグ・ベーダ』のなかでは、雷霆神(らいていしん)であり武神である。ベーダ神話に著名なインドラIndraが原名で、阿修羅(あしゅら)との戦いに勇名を馳(は)せる。仏教においては須弥山(しゅみせん)の頂上にある忉利天(とうりてん)の善見城(ぜんけんじょう)に住して、四天王を統率し、人間界をも監視する。
インドラは神様の中でも中心的な存在であり、神々の帝王という立ち位置だったようです。
また、戦闘面で特に優れており武神と呼ばれる神様だったようです。
このような「神々の帝王」や「武神」といった帝釈天のイメージが、無量空処の一撃必殺や最強という特徴に反映されているのではないでしょうか。
ちなみにインドラは雷と関連しているのですが、今のところ五条悟が雷を扱う場面は描かれていません。
また全盛期を過ぎたインドラは弱体化して、悪魔に負けてしまうことも多かったとのことです。
まあ、最強格の五条悟が弱体化することは考えにくいので、この辺は心配ないのだと(希望的)予想しています。
おわりに
以上で、五条悟の術式・領域展開と掌印の関係の考察を終了いたします。
ぜひご一読ください!!
他の記事では呪術廻戦の最強キャラランキングや、領域展開の最強ランキングも作っています。