五条悟に「僕と並ぶ術師になる」と評されている呪術師が秤金次です。
そして秤が領域展開する際には独特の手の印(掌印)を結びます。
この掌印と秤の術式には密接な関連があると考えられます。
この記事では、秤の領域展開の掌印の意味について考察していきます!!
坐殺賭徒(ざさつばくと)の効果
坐殺賭徒(ざさつばくと)はギャンブルをモチーフにした領域です。
秤が攻撃を仕掛けるたびに抽選演出が入り、大当たりを引ければボーナスを得ることができます。
作中では、坐殺賭徒(ざさつばくと)で大当たりを引く確率は1/239とかなり低いことが判明しています。
その代わりとして、大当たりボーナスは、4分11秒間の「呪力無制限化」と「全自動反転術式による不死身化」という超強力なものとなっています。
掌印の重要性
秤が坐殺賭徒(ざさつばくと)を発動する際には独特の掌印を結びます。
ちなみに、この掌印を結ばなければ領域展開することができないことが判明しています。
これは呪術廻戦190話で、鹿紫雲が秤の腕を取ることで領域展開させないようにしたことからわかります。
要するに、秤の領域においてこの掌印は重要な意味を持っていると考えられます。
そして実際に、この掌印が表しているものは、坐殺賭徒(ざさつばくと)の効果と密接な関係があります。
以下で解説していきます。
手の印は「弁財天印」
秤の領域展開の掌印は「弁財天印」と呼ばれるものです。
弁財天印とは、弁財天を表す印のことです。
弁財天とは、七福神にも数えられる神様の一人で、音楽、弁舌、財富、知恵、延寿を司ります。
そして、この弁財天が司っているものは、秤の領域の効果と関連していると予想されます。
弁財天と秤の領域の関連
・音楽 → 大当たりボーナス中は音楽が鳴り続ける
・財富 → ギャンブルにおける大当たり
・延寿 → 大当たりボーナスによる不死身
秤が大当たりを引いた際には、4分11秒の間音楽が鳴り始めます。
この音楽は、もしかしたら弁財天が司っているものをモチーフにしている可能性があります。
また、弁財天はその名の通り「お金」に深い関わりがあります。
これはまさに秤の領域展開のギャンブル性と関連していると考えられます。
そもそも「秤金次」という名前にも「金」という字が使われていますしね、、、
また、弁財天は延寿も司っています。
延寿とは「寿命を延ばすこと、長寿」という意味であり、まさに大当たりボーナスの「不死身」を体現していると考えられます。
以上のように、秤の領域展開の効果と掌印は深い関係があると考えられます。
おわりに
以上で秤の領域展開の掌印の意味についての考察を終了いたします。
秤の領域の掌印には重要な意味があったのですね!
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