呪術廻戦229話では、ついに五条の無量空処が宿儺に命中します。

しかし、宿儺が召喚した魔虚羅はすでに無量空処に適応しており、、、、

この記事では、呪術廻戦229話の解説を記載しています。

目次 (Contents)

４度目の領域展開

229話では、五条は4度目の領域展開を行いました。

これまでの五条の領域展開の記録は以下です。

五条の領域展開
１度目：外側からの攻撃に弱いため破壊
２度目：外側からの攻撃に強いが、宿儺の縛りによる斬撃強化で破壊
３度目：小さくすることで、３分間は宿儺の攻撃に耐えることが可能

４度目の領域展開は、３度目と同様に、小さくすることで結界の強度を底上げしたモノです。

そして宿儺は2度目の領域展開を行いました。

本来であれば、宿儺も術式が焼ききれているため、連続で領域展開はできないはずです。

しかし、宿儺も五条と同じく焼き切れた術式を反転術式で修復できるため、連続で領域展開できたというわけです。

また、宿儺が術式の修復を元からできたのか、五条のやり方をみて覚えたのかは不明であることが天使の話からわかります。

個人的には、宿儺は術式の修復を元からできたのではないかと予想しています。

理由は、呪術廻戦14巻で宿儺は魔虚羅を倒す際に領域展開直後に術式を使用していたからです。

これは、宿儺が焼き切れた術式を治癒したと考えれば納得できます。

（一応、宿儺が複数の術式を所持しているという解釈もできますが、、、、）

５度目の領域展開

４度目の領域展開の結果は、宿儺が五条の領域を破壊するタイミングと、五条が宿儺に領域を保てなくするダメージを与えるタイミングが同じ（＝相打ち）でした。

そして、五条は５度目の領域展開、宿儺は３度目の領域展開を行いました。

この時、宿儺は肉体にダメージを負っており、反転術式による術式の治癒が遅れます。

それによって、五条の無量空処が宿儺に命中します。

（この場面の漫画をよく見ると、五条と宿儺の「領域展開」のフォントに影ができており、これが宿儺の「領域展開」がワンテンポ遅れたことを暗示していると考えられます。）

無量空処を受けた宿儺は動けなくなり、五条から大ダメージを受け、領域を保てなくなります。

宿儺の領域が崩壊したことで、五条の領域は普通のサイズに戻ったと思われます。

だからこそ、五条は宿儺にトドメの一撃を食らわせるべく、距離を詰めにいったのだと解釈できます。

無量空処を受けて大ダメージを負った宿儺は、切り札の魔虚羅を召喚します。

しかし、魔虚羅の攻略法（初見の技で一撃で倒す）を心得ている五条は、術式反転「赫」で魔虚羅を破壊しにかかります。

しかし、既に魔虚羅は無量空処に適応しており、逆に五条の無量空処を破壊してしました。

魔虚羅が五条の無量空処に適応していた理由は、宿儺が五条に隠れて魔虚羅を起動していたためだと考えられます。

実際、万との戦いの中でも、宿儺は魔虚羅を起動した状態で戦闘を進め、初見であるはずの万の領域展開に適応していました。

したがって、今回の五条との戦いの中でも、宿儺は魔虚羅を起動しながら戦っていたと解釈できます。

（実際、五条も「なぜ十種影法術を使用しない？」と疑問に思っていました）

さて、ここまでの描写で魔虚羅の法陣が２回も回っていました。

これは魔虚羅が２回何かに適応したと解釈できます。

２度目（229話）の適応は明らかに無量空処ですが、１度目（228話）の適応が何かは不明です。

個人的には、前後の描写から、１度目は無下限呪術のガードに適応したのだと予想しています。

仮に魔虚羅が既に「無下限呪術」に適応してしまった場合、五条は絶体絶命です。

そうでなくても、最後のコメントで「均衡を崩す不敵な笑み」と記載されていたことから、五条 vs 宿儺の均衡が宿儺に傾いた可能性が考えられます。

（まあ、五条が負けないと主人公の虎杖が活躍できないので、五条は負けると思われますが、、、、）

来週は休載とのことですので、再来週を楽しみに待ちましょう。

以上で、呪術廻戦229話の解説を終了致します。

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