呪術師狩り開始!しかし軍隊には勝ち目なし? [呪術廻戦209話]

扇の死体 呪術廻戦

呪術廻戦208話は、九十九が死亡して羂索の手に天元が堕ちるところで終了しました。

呪術廻戦209話では(九十九が死亡する前日の夜に行われた)呪術師狩りがスタートしました。

この記事では、呪術廻戦209話の感想と考察を記載しています。

羂索と裏梅が禪院家に

呪術廻戦209話は羂索裏梅が禪院家に現れる場面から始まりました。

羂索裏梅が現れた場所は、呪術廻戦17巻で真希と真依が扇に閉じ込められた部屋です。

この部屋は「訓練と懲罰に使われる部屋」であることが、呪術廻戦17巻での扇の話からわかります。

なぜこんな場所に羂索裏梅が現れたのかは不明ですが、手がかりとして裏梅が「ここなら宿儺様にもご満足頂ける”浴(よく)”ができる」と述べています。

この”浴”が何を指してるのかについてですが、漢字の意味から考えると、「宿儺が何かに入浴する」、「宿儺が何かを浴びる」といったことを表しているのではないかと推察されます。

公式ファンブックによると、宿儺の趣味は人間を食べることです。

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したがって、裏梅のいう”浴”とは、「宿儺が人間を浴びるように食べる場所」を指している可能性が考えられます。

また、完全復活した宿儺の呪力を回復するために、裏梅が呪力の溜まり場を作ろうとしている可能性も考えられます。

したがって、呪力の温泉に入浴するというニュアンスで裏梅は”浴”というワードを使った可能性も考えられます。

実際、この部屋は禪院家の中で呪霊を飼っていた場所なので、呪力を逃がさない構造になっていてもおかしくはないです。

だからこそ、呪力を溜める場所として向いていたとも解釈できます。

今後、この言葉の意味が明らかになると思うので、伏線の一つとして覚えておくと面白いかもしれません。

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部屋に転がっていた死体

ちなみに、この部屋に転がっていた死体ですが、おそらく禪院扇ではないかと推察されます。

引用: 呪術廻戦149、209話

まず、この死体にハエがたかっていることから、死後数日経過していることがわかります。

扇が死んだのが11月12日昼で裏梅と羂索がこの部屋に現れたのが11月14日深夜であることから、扇の死体ならばちょうどハエがたかる位かと思います。

また、袴の形が同じですし、なんとなく頭を真希に切られた感じも残っています。

したがって、209話で転がっていた死体は扇なのではないかと筆者は予想しています。

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軍隊に勝ち目なし?

209話では、軍隊 vs 術師が始まりましたが、これを仕向けた羂索曰く「言うほど盛り上がらないと思う」とのことです。

その理由として羂索は以下のように述べていました。

軍隊 vs 術師が盛り上がらない理由
・覚醒した現代の術師は殺人に抵抗がある
・ある程度被害を受けたら軍は退く
・術師もポイントが低い軍を深追いしない

ではなぜ羂索は軍隊を死滅回游に参加させたのかですが、その理由は「呪霊に軍隊を殲滅させることで呪力を回収するため」です。

呪霊は呪力のない武器で攻撃してもダメージがないため、必然的に軍隊は呪霊には勝つことはできません。

これに関して羂索も「非術師がどうあがいても勝てない理(ことわり)がある」と表現していました。

だからこそ羂索は、呪霊が活発な夜に軍隊をコロニーに投入することで呪霊に軍隊を殲滅させて呪力を回収しようとしているわけです。

また、209話の描写的に非術師である軍人も呪霊を視認できていました。

これは、以前に真希が使っていたり、羂索が大統領に渡していたりしていた「呪霊を視認できるメガネ」だと思われます。

おそらく、非術師に呪霊を視認できるようにすることで、負の感情(=呪力)をより生み出そうとしているのだと推察されます。

以上のように羂索の本命は呪霊による軍隊の抹殺です。

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術師 vs 軍隊

先述のように軍隊は呪霊に勝てませんが、術師には勝てる可能性があります。

なぜなら、術師に対して通常兵器は有効だからです。

羂索自身も真依に狙撃された際に「狙撃銃か、いいね、私も術師相手であれば通常兵器は積極的に取り入れるべきだと思うよ」と呪術廻戦16巻で述べています。

実際、209話では麗美が軍隊に確保されていましたし、19巻で虎杖を襲撃したプロペラ使いの術師は軍隊に殺されてしまいました。

来週からは、虎杖伏黒高羽天使 vs 軍隊が描かれるのだと思われます。

来週を楽しみに待ちましょう。

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おわりに

以上で呪術廻戦209話の解説と考察を終了いたします。

呪術廻戦の感想と考察の一覧はこちらです!