九十九の術式

205話では九十九の術式について新情報が追加されました。

九十九の術式
・名前は「星の怒り（ボンバイエ）」
・効果は「仮想の質量の付与」
・式神の名前は「凰輪（ガルダ）」
・式神の正体は「星の怒り（ボンバイエ）を繰り返し付与したことで呪具化した式神」

星の怒り（ボンバイエ）は仮想の質量を付与する術式です。

仮想の質量を付与しても速度は落ちないため、攻撃の重さだけが追加されます。

星の怒り（ボンバイエ）を付与した凰輪（ガルダ）は、羂索の特級呪霊の術式や天元の結界の効果を無視するほどの圧倒的な質量を持っていることが明らかになりました。

そして、特級術師は「単独での国家転覆が可能」であることも考慮すると、九十九は広範囲の拡張術式を所持していると羂索は推察しています。

羂索の能力

205話で明らかになった羂索の能力は以下です。

羂索の能力
・「概念の絡む術式」を持った呪霊
・ゼロから修復可能な反転術式
・「うずまき」で抽出した術式は1度しか使用できない
・重力の術式を所持
・「呪霊操術」、「重力の術式」に加えてさらに1〜2個は術式があるかも

まず、呪術廻戦205話では新たに「概念の絡む術式」なるものが登場しました。

具体的には、羂索が外国から輸入した特級呪霊は「障害（という概念に当てはまるモノ）を取り除く術式」を使用しました。

実際201話では、この特級呪霊はアメリカ軍（という障害）を排除していました。

今回、この特級呪霊が九十九と戦いましたが、九十九の術式の仮想の質量が圧倒的であったため、この特級呪霊の「障害を取り除く術式」の効果は無視されてしまいました。

また205話では、羂索の反転術式が「消滅した部位をゼロから治す」というレベルであることが明らかになりました。

呪術廻戦20巻で石流が述べているように、「反転術式で消滅した部位をゼロから治す芸当はそうそうできない」ため、羂索の反転術式のレベルが相当に高いことがわかります。

さらに205話では、うずまきで抽出した術式は1度しか使用できないことが明らかになりました。

だからこそ、真人の最強術式「無為転変」も（死滅回游の開幕時の）1度しか使っていなかったというわけです。

そして、204話で使用した超新星を落とした「重力の術式」はうずまきで抽出したモノではなく、羂索がストックしている術式であることも明らかになりました。

しかし、羂索がストックしている術式は、脳のキャパ的に多くても後2個位だと九十九は予想していました。

以上が今週明らかになった羂索の能力に関する新情報です

205話では、羂索が領域展開「胎蔵遍野（たいぞうへんや）」を使用しています。

胎蔵遍野の効果は今週は明らかになりませんでした。

205話での羂索の口ぶり的に、羂索は領域の押し合いで九十九に勝つ自信があるのだと思われます。

一方の九十九は天元に合図を出して、天元が領域を展開するかのような手印を結んでいました。

一応、「羂索は天元に次ぐ結界術の使い手」であることが知られているため、領域の押し合いでは天元に分があるのではないかと筆者は予想しています。

来週は、羂索 vs 天元の領域の押し合いからスタートすると思われます。

来週を楽しみに待ちましょう。

以上で呪術廻戦205話の感想と考察を終了いたします。

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