九十九は元星漿体!死滅回游の目的も判明![呪術廻戦202話]

呪術廻戦202話 呪術廻戦

呪術廻戦202話は、(呪術師狩りが始まると思いきやまさかの)九十九と天元が会話している場面から始まります。

そして九十九が元星漿体であることが明らかになります。

また、羂索が死滅回游を始めた目的も明らかになりました。

この記事では、呪術廻戦202話の感想と考察を記載しています。

九十九は元星漿体

202話では星漿体に関して新しい情報が開示されました。

それら星漿体に関する情報をまとめると以下です。

星漿体に関する新情報
・星漿体は天内理子以外にも存在した。
・天元は同化に失敗したのではなく拒否した。
・九十九は星漿体の声を聞くことができる。
・九十九は元星漿体だった。

まず驚いたのは、星漿体は天内理子以外にも存在したということです。

呪術廻戦8,9巻で描かれているように、五条夏油が必死で天内理子を保護していたことから、多くの読者が星漿体は天内理子だけだと思っていたと予想されます。

しかし202話では、天内理子の代わりとなる星漿体は存在していたことが明らかになります。

そもそも星漿体とは、天元との同化に適合した人間のことを指していることが公式ファンブックにて明らかになっています。

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なので、天内理子以上の素質を持った星漿体は存在しなかったが、それでも天元と同化できる程度に適合度が高い人間は他にも存在していたというわけです。

そして、その中の一人が九十九由基であったことが判明します。

202話で、九十九が「子供たちを利用してきた歴史を理性的だと?それを理性と呼べるなら私のことは大聖と呼べクソジジイ」と述べていることから、おそらく九十九は星漿体として天元と同化することを受け入れていたのだと読み取れます。

そんな中で、天内理子という九十九以上の星漿体が登場したことで、九十九は同化せずに済んだと推察されます。

九十九が元星漿体だったとは意外でしたね、、、、、

また202話では、天元が同化に失敗したのではなく、同化を拒否していたことが明らかになりました。

天元が同化を拒否した理由は、天内が死んだことで同化を諦めるのが自然の摂理であると天元が悟ったためであると読み取れます。

さらに202話では、九十九が天元と同化した星漿体の”声”を聞くことができることが明らかになります。

これは呪術廻戦17巻で九十九が述べていた「どうりで”声”が増えないわけだ」という謎の台詞の伏線を回収した形になります。

引用:呪術廻戦17巻

ただし、なぜ九十九が天元と同化した星漿体の声を聞くことができるのかは依然として不明です。

考えられる理由としては、九十九の術式の効果である可能性や、(脹相が血の繋がった虎杖の死を感じ取れたように)星漿体同士は意思疎通できる可能性などが考えられます。

今後新しい情報が入り次第追記していきます。

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死滅回游の目的

202話では、ついに羂索天元と同化するために薨星宮(こうせいぐう)直上に現れます。

そして、そこには羂索に対して恨みを募らせている脹相が立っていました。

そして羂索は、死滅回游によって何を成そうとしていたのかを語り始めます。

簡潔にまとめると、羂索の目的は「1億人の呪力で呪霊を作ること」です。

引用:呪術廻戦202話

この呪霊をつくる手段として、羂索は人類と天元の同化を画策したというわけです。

さらに、「この呪霊を作って何がしたいのか」という脹相の問いに対して、羂索は「面白いと思ったことが本当に面白いかは実現するまでわからない」、「もし1億人の呪力の塊が抱腹絶倒の間抜け面だったら君はどうする?笑っちゃうよね、たはー」と述べています。

要するに羂索の目的は、暇つぶし、刺激が欲しいといった感じだと思われます、、、、圧倒的強者感ですね、、、、、

さらに死滅回游の目的は「同化の前の日本人の慣らし」であると羂索は述べています。

今回明らかになった死滅回游の目的については、呪術廻戦17巻で天元が予想していたのと同じですね。

呪術廻戦17巻での天元の言葉を借りると、死滅回游の目的は「プレイヤーの呪力とコロニー間の境界を使ってこの国の人間を彼岸へ渡す儀式」です。

ただ気になるのは、17巻では死滅回游が終わるには2ヶ月は必要と見積もられていましたが、202話では15日で死滅回游が終わっています。

200話で800人の軍隊が呪術師狩りに参戦したのが11月14日の夜であり、202話で羂索が薨星宮に現れたのが11月16日の0時です。

つまり、呪術師 vs 軍隊の戦いがあったと思われる11月15日に死滅回游は役割を終えたと考えられます。

おそらく今後は、16日の脹相 vs 羂索の戦いと並行して、15日の呪術師 vs 軍隊の話が進んでいくのだと予想されます。

今後の展開を楽しみに待ちましょう。

ちなみに、最近のジャンプでは芥見先生の漫画の書き方講座「良質展開」が記載されていました。

そこで、作品中の難しい設定は読み飛ばされないようにナレーションではなくキャラに喋らせると説明していました。

もしかしたら202話で羂索がスクリーンを使って解説していたのも、この「良質展開」のテクニックを使っているのかもしれませんね。

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おわりに

以上で呪術廻戦202話の感想と考察を終了いたします。

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