呪術廻戦の中でも人気のキャラクターの一人が伏黒恵です。
そんな伏黒恵が領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」を使用する際には、独特な印を結びます。
そこでこの記事では、伏黒恵の領域展開と手の印の元ネタを考察していきます。
領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」の効果
伏黒の術式は「十種影法術」です。
十種影法術は禪院家相伝の術式であり、宿儺が「いい術式だ」と褒めていることや、400年前に六眼持ちの無下限呪術使いを葬っていることから、かなり強い部類の術式であると考えられます。
元ネタはおそらく十種神宝という日本古来の十種類の宝であると考えられます。
十種影法術の元ネタや残りの式神についてはこちらの記事で考察しています。
そして、伏黒の領域展開の名前は「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」です。
それぞれの漢字の意味は以下の通りです。
嵌合:ピッタリと嵌(はま)り合っている状態
暗翳:暗い影のこと、暗影
したがって、「嵌合暗翳庭」の意味は「暗い影に満たされた庭にピッタリと閉じ込める」といった感じではないでしょうか。
そして嵌合暗翳庭の効果は、影の海のようなものを顕現して攻撃を仕掛けるといったものです。
影の海を媒体にして式神や伏黒自身の分身を作って攻撃を仕掛けている様子が描かれていました。
現在のところ伏黒の領域には必中の術式が付与されておらず、あくまで術式を拡張して潜在能力を120%発揮する効果とのことです。
また伏黒の領域は未完成であるため、閉じられていません(体育館などの実在空間を転用すれば閉じられる)。
そんな未完成の領域でもかなり強力であることから、今後完全な領域になれば相当な強さになるのではないかと推察されます。
伏黒の今後の成長に期待ですね。
ちなみに伏黒が領域を使える理由については、ファンブックにおいて「虎杖が黒閃なら、伏黒は領域かなあ」と作者が述べています。
領域展開と掌印の関係
伏黒恵が領域展開する際には、両手をグーにして握り合うような掌印を結びます。
この掌印は「薬師如来印」をモチーフにしていると考えられます。
薬師如来とは仏教における神様のひとりで、現世における苦痛を取り除いてくれるらしいです。
薬師如来が叶えてくれるお願いは「十二の大願」と呼ばれ、例えば病気を治すことや衣食住を満たすことなどが含まれています。
しかしながら今のところ、伏黒の領域で病気を治すといった効果は確認されていません。
ただ、伏黒の領域は未完成なので今後そういった新しい効果が出てくる可能性はあると思います。
今後の展開に期待しましょう。
また、薬師如来は「十二神将」を従えていることが知られています。
この「十二神将」の中には「摩虎羅(まこら)大将」と呼ばれる神将が含まれており、これが最強の式神である「八握剣異戒神将魔虚羅(やつかのつるぎいかいしんしょうまこら)」のモチーフになっていると考えられます。
名前に「神将」って入っていますし、「まこら」という読み方が一致しているので、八握剣異戒神将魔虚羅のモチーフが薬師如来の十二神将であることは間違いないと思われます。
ちなみに伏黒が調伏していない式神はあと3体いるので、その中に摩虎羅以外の十二神将が含まれている可能性もあると思います。
今後、十二神将に関連した式神が登場するのか注目しましょう笑。
おわりに
以上で伏黒恵の領域展開と手印の元ネタに関する考察&解説を終了いたします。
他にも領域展開と手の印に関する解説をまとめているのでご一読ください!!