呪術廻戦の中で、最強と言われる特級呪術師の一人が乙骨憂太です。
漫画178話の終わりで、乙骨は領域を展開するのですが、何やら特徴的な印を結んでいました。
そこでこの記事では、乙骨の領域展開の印の秘密について考察していきます。
乙骨の能力
乙骨憂太は呪術高専2年生で、九十九、五条、夏油と並ぶ特級呪術師の一人です。
そんな乙骨の能力ですが、これまでに明かされているのは主に以下の5つです。
乙骨の能力
・莫大な呪力量
・反転術式
・5分間のリカの完全顕現+呪力供給
・コピーの術式
・領域展開
もともと莫大な呪力量を持っている上に、呪力がある限り反転術式でダメージを回復できます。
そして呪力が尽きそうになったら、リカから呪力を補給できる、、、まさにチート級の能力ですね。
ちなみにこのリカですが、外付けの術式であることが明かされています。
もともとの折本里香は単行本の0巻で成仏してしまったため、現在のリカは外付けの術式というわけです。
そして乙骨の術式は「コピー(模倣)」であることが漫画178話で明かされています。
つまり、乙骨は他人の術式をコピーして使用することができます。
術式は生まれながらに備わっているものであるため、普通の呪術師が1つの術式で戦わねばならないのに対して、乙骨は複数の術式を組み合わせて臨機応変に戦うことができます。
しかも、術式効果の劣化や呪力消費量が増えるなどのデメリットがいまのところありません。
ちょっとズルすぎますね、、、、
漫画180話で、石流も「これほどの術式には、何か発動条件があるはず」と推察しています。
そして、この術式の発動条件に領域展開時の印が関係してきます。
術式の発動条件と領域展開の掌印
乙骨の術式の発動条件は乙骨が領域を展開する際の印と関係しています。
乙骨の領域展開の印は左手を握り、右手の四本指を立てるというものです。
この印は、下の写真のように荼吉尼天印に該当すると思われます。
この荼吉尼天の正体は、wikipediaによると「人肉を食べる魔女」だそうです。
荼枳尼天 (引用元:wikipedia)
荼枳尼天の起源であるインドのダーキニーは、裸身で虚空を駆け、人肉を食べる魔女である。ダーキニーの起源は明らかでないが、ヒンドゥー教もしくはベンガル地方の土着信仰から仏教に導入されたと考えられている。
そして、石流が乙骨の術式の発動条件がいつ満たされたのかを考えている時にも、リカが烏鷺の腕を食べたシーンが回想されています。
したがって、乙骨の術式の発動条件はコピー対象者の血肉を取り込むことであると考えられます。
実際、乙骨は式神の軌跡を自身の領域とするドゥルヴ・ラクダワラの術式を使用できまが、ドゥルヴを殺した時に、乙骨がドゥルヴの返り血を浴びている様子が描かれていました。
おそらくこの時に乙骨はドゥルヴの血を取り込んで、術式をコピーしたのだと推察されます。
また、乙骨は狗巻棘の術式を使用できるため、狗巻の血を過去に取り込んでいると推察されます。
以上が、乙骨の領域展開の印と術式発動条件の関連になります。
領域展開の効果
呪術の極致ともいわれている領域展開もあっさりこなすあたり、さすが特級呪術師ですね。
乙骨は領域を展開できることは、178話の終わりで、烏鷺と石流と乙骨の3人が同時に領域を展開しようとする場面からわかります。
しかし、この領域はリカと黒沐死の介入によって壊れてしまったため、乙骨の領域展開の効果は依然として不明なままです。
乙骨の術式はコピーなので、それが領域展開によって必中となると、無条件で相手の術式をコピーするといった効果になるのではないかと個人的には予想しています。
また、領域にはバフの効果もあるということが知られているので、乙骨の領域内では呪力の無限供給といった効果がつく可能性も考えられます。
今後、乙骨はまた領域を使用するはずなので、効果が明かされ次第追記していきます。
おわりに
以上で乙骨の領域展開の印に関する考察を終了いたします。
他の記事では、呪術廻戦の伏線一覧や、領域展開の最強ランキングなども作っています。
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