呪術廻戦のヒロイン(?)であるにも関わらず、死亡したとされているのが釘崎野薔薇(くぎさきのばら)です。
しかし、釘崎が本当に死亡したのかについては確定的な情報はありません。
この記事では、釘崎の死亡シーンや作者のコメントなどを元ににして、釘崎が本当に死亡したのかや、生きている&復活の可能性について考察していきます。
死亡シーン
まずは、釘崎の死亡シーンについてまとめていきます。
釘崎の死因は真人の無為転変を顔面にくらってしまったことです。
無為転変は真人が触れた肉体を自在に変形する一撃必殺の術式です。
この無為転変をモロにくらった釘崎は、顔の左側と眼球が吹き飛ばされてしまいます。
その後、東堂と共に駆けつけた新田の術式よって釘崎は応急処置を受けました。
この新田の術式は「これまで受けた傷をこれ以上悪化させなくする(ただし回復するわけではない)」というものです。
そして、この応急処置を施した後の新田のコメントは「呼吸も脈も止まっていましたが時間はそんなに経っていないんで助かる可能性は0じゃない。俺は彼女を連れて離脱します。0じゃないだけですからね、あんまり期待せんといてくださいよ!!」です。
そして、新田に連れて行かれた後は釘崎は2023年1月(現在)まで一度も姿を現していません。
その後、釘崎について最後に言及があったのは、呪術廻戦17巻で虎杖が伏黒に「釘崎はどうなった」と聞いた場面です。
この質問に対して伏黒は何も答えなかったことから釘崎の死を悟った虎杖は「そうか…分かった…分かった」と悔しそうに述べていました。
以上が作中で描写されている釘崎の死に関連するシーンです。
作者のコメント
釘崎の死について、参考になるのは作者のコメントです。
呪術廻戦作者の芥見先生は「漫道コバヤシ」にて、釘崎の死について以下のようにコメントしています。
芥見先生のコメント
・新田が処置した時点で、釘崎は既に死んでいる
・新田の術式によって、釘崎は死にたてホヤホヤの状態で止まっている
・釘崎がその後どうなるかは蘇生処置次第
以上のコメントからわかるように、釘崎が死亡したのは間違いありません。
復活の可能性
釘崎は死亡したことが確定しているため、問題は釘崎が復活するのかどうかです。
実際、作者も「釘崎がその後どうなるかは蘇生処置次第」と述べています。
釘崎が復活できる方法として最も可能性が高いのが反転術式です。
呪術廻戦では「死亡」は2種類あり、それは「反転術式で復活できる範囲の死亡」と「反転術式でも復活できない死亡」です。
このように「死亡」が2種類あることは、公式ファンブックで以下のように記載されていることからわかります。
公式ファンブック
Q. 虎杖が一度死んだ際、体内の宿儺に影響は出なかったのでしょうか?
A. 無いです。まだ宿儺の反転術式で復活できる範囲だったので。さらに時間が経ってその範囲から出れば宿儺も死にます。
要するに、死んだ直後なら反転術式で復活できるが、時間が経つと反転術式でも復活できなくなると解釈できます。
したがって、死にたてホヤホヤの状態で止まっている釘崎は反転術式で復活できる可能性が高いと考えられます。
実際、乙骨は虎杖を一度殺した後に反転術式で復活させています。
おそらく反転術式のスペシャリストである家入も、乙骨と同じようなことができるのではないか思われます。
以上の状況を総合的に判断すると、釘崎が復活する可能性は全然あると思います。
復活の伏線
上述のように、釘崎が復活する可能性は全然あると思います。
しかし、逆もまた然りで、本当に釘崎が死んだ可能性もあります。
そこで、ネット上で噂になっている釘崎が復活する伏線についてまとめてみます。
メカ丸のセリフ
メカ丸は内通者であったため渋谷事変が起きることをあらかじめ知っており、渋谷事変の日は東堂と新田以外の京都校メンバーが渋谷に行けないように細工していました。
メカ丸が東堂と新田だけは渋谷事変に向かわせた理由は、東堂は渋谷でも生き残れる強さがあり、新田は術式が役に立つからでした。
したがって、釘崎が復活すればメカ丸の「新田の術式は役に立つ」というセリフの伏線回収になるわけです。
(まあ新田は虎杖に対して術式を施すという仕事をしているので、既にある程度は役には立っていますが、、、、)
釘崎のセリフ
釘崎は最期に「悪くなかった!!」というセリフを残して死んでいきました。
一方、呪術廻戦の中では夜蛾が言うように「呪術師に悔いのない死はない」という格言があります。
したがって、釘崎が「悪くなかった!!」と言って死んだ場合、釘崎は悔いのない死を遂げたことになってしまいます。
したがって、呪術師として悔いのない釘崎はまだ完全には死んでいない可能性があります。
虎杖のサプライズ
虎杖は宿儺に心臓を取られたことが原因で一度死んで、その後生き返っています。
しかしこの時、虎杖は生き返ったことを伏黒や釘崎にしばらく黙っており、東京・京都交流会の時に「オッパッピー」というセリフと共にサプライズで登場しました。
釘崎はこのサプライズに対して割とキレており、虎杖に葬式の額縁を持たせる罰を与えていました。
したがって、今回は釘崎が逆に虎杖にサプライズをかけている可能性が考えられます。
その場合、虎杖の「釘崎はどうなった」という質問に対して伏黒が無言だったことも納得できます。
伏黒は本来(パンダや狗巻の)悪ノリがあまり好きではありませんが、虎杖のサプライズは割と根に持っていたため、釘崎のサプライズの邪魔をしない程度に協力したのだと解釈できます。
虎杖、伏黒、釘崎、五条の死
呪術廻戦の作者はジャンプフェスで以下のように述べています。
中村悠一(五条悟の声優)
最終回に虎杖、伏黒、釘崎、五条の4人は生き残っていますか?
芥見下々(呪術廻戦の作者)
虎杖、伏黒、釘崎、五条の4人のうち1人だけ死ぬか、1人以外の全員が死ぬかのどっちかだと思う
気になるのは、「4人のうち1人だけ死ぬ」か「1人以外の全員が死ぬ」のどちらの結末なるかという点と、誰が死んで誰が生き残るのかという点ですよね。
この点について考えてみたいと思います。
まず、呪術廻戦の公式ファンブックで「伏黒の最後は決まっているが、虎杖は未定」であることが明らかになっています。
「最後が決まっている」というニュアンスから、おそらく伏黒は死ぬことが確定していると筆者は予想しています。
したがって、「4人のうち1人だけ死ぬ」という結末を迎える場合は、伏黒が死んで、虎杖、釘崎、五条が生き残るのではないかと筆者は予想しています。
一方、「1人以外の全員が死ぬ」という結末を迎える場合、伏黒は死んで、虎杖、釘崎、五条の中でひとりだけ生き残ると筆者は予想しています。
この場合、さらに気になるのは虎杖、釘崎、五条の中で誰が生き残るのかという点ですが、筆者は(陰謀論ですが)釘崎が生き残るのではないかと予想しています。
根拠となるのが、呪術廻戦1期のOPです。
実は、呪術廻戦1期の前半と後半で釘崎の位置が、虎杖、伏黒、五条のいる影の位置から光の当たる位置に移動しています。
呪術廻戦のOPの影は七海の死やメカ丸の裏切りなど暗い出来事を暗示しているため、もしかしたら上のシーンは虎杖、伏黒、五条の死と釘崎の復活を暗示しているのかもしれません。
あくまで深読みの可能性もありますので参考程度にお願いします。
おわりに
以上で釘崎の死亡/生存説に関する解説を終了いたします。
他の記事では、呪術廻戦の最強キャラランキングや、領域展開の最強ランキングなども作っています。
是非ご一読ください!!