呪術廻戦183話で、ついに秤金次の領域展開「坐殺博徒(ざさつばくと)」の能力が明らかになりました。
また、186話では大当たりボーナス状態の秤と鹿紫雲が激突しました。
しかし「坐殺博徒」の能力や効果、大当たりボーナスについて、完全に理解しきれなかった人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、秤金次の領域展開「坐殺博徒」の能力や効果、をわかりやすく解説します。
パチンコ台をモデルにした能力
「坐殺博徒」はパチンコ画面を領域内に顕現させる能力です。
「坐殺博徒」がパチンコ画面を顕現させる能力であることは、秤が領域展開した後に秤とシャルルがパチンコ画面の中に移動している様子からわかります。
そして、「坐殺博徒」発動中に「大当たり」を出すことで、秤はランダムに「ボーナス」を手に入れることができます。
「大当たり」によってどんなボーナスが得られるかは「当たってからのお楽しみ」とのことですが、領域展開のボーナスですので、相当のアドバンテージが得られるものになっていると予想されます。
後述していますが、この大当たりのボーナスは186話で明らかになりました。
必殺効果を持たない領域
秤の領域「坐殺博徒」には必殺効果がないことが呪術廻戦187話で明らかになっています。
この必殺効果を持たない領域は、日車の「誅伏賜死」と同様であり、術式の必中効果のみを持った領域となっています。
「坐殺博徒」は必殺効果がない代わりに術式を高速で発動することが可能であり、さらに領域の押し合いにも強いことが明かされています。
実際、最強クラスの呪術師である鹿紫雲ですら、彌虚葛籠(いやこつづら)によって必中効果を打ち消すことができなかったことからも、「坐殺博徒」の発動の速さと押し合いの強さがうかがえますね。
大当たりが出るまでの流れ
次に、大当たりが出るまでの流れについて解説していきます。
まず、秤が能力を発動するたびに「リーチ」がかかります。
「リーチ」がかかると1/239の確率で「大当たり」となり、「確変」か「時短」のステージに移動します。
実際のパチンコにおける「確変」とは、大当たりの確率が高まった状態のことであるため、坐殺博徒における「確変」も、大当たりが出やすくなるのだと考えられます。
また、実際のパチンコにおける「時短」とは、いわゆるチャンスタイムであるため、坐殺博徒における「時短」も「70 or 30回転の間のチャンスタイムで」あると予想されます。
リーチのかけ方
さて、大当たりを引くためにはまず「リーチ」をかける必要があります。
この「リーチ」をかける条件は、秤が1回以上能力(=演出)を発生させることでした。
そして、この能力(=演出)とは、秤がパチンコ玉やシャッターで攻撃することであると考えられます。
要するに秤が能力で攻撃を仕掛けるたびにリーチがかかるというわけです。
しかし、下図の説明から、どの能力(=演出)でリーチをかけても期待度は変わらないと考えられます。
ここで、気になるのが「4回目は大当たりが確定」と書いてある点です。
この「4回目」ですが、リーチの4回目を指している可能性もありますが、おそらく擬似連の4回目を指しているのだと考えられます。
リーチ4回目で大当たりが出てしまうのはパチンコ台の仕様としてもおかしいですし、先程の「1/239の確率で大当たり」という設定とも矛盾します。
また、実際のパチンコにおける擬似連(=実際は1回分の回転を複数回分に見せる演出)は、回数を重ねる度に期待度が上がる仕組みです。
したがって、保留玉またはシャッターが虹色の場合、および擬似連が4回目続いた場合に大当たりが確定になるのだと考えられます。
大当たりの確率
先程、大当たりの確率が「1/239」とありましたが、この大当たりの確率は領域展開毎に変わるのではないかと予想されます。
というのも、実際のパチンコ台でも「設定」と呼ばれる大当たりの確率を調整する機能があります。
また、領域展開の名前が「坐殺博徒、CR 私鉄純愛列車1/239 バージョン」でした。
「1/239 バージョン」とあることから、他の確率のバージョンもあると考えられます。
以上の状況から、大当たりの確率は領域展開の度に異なるのではないかと予想されます。
今後新しい情報が入り次第追記していきます。
坐殺博徒の副次的な効果
坐殺博徒は大当たりを引くことで、秤にボーナスを与える領域展開ですが、副次的な効果として相手の思考力を奪うことができます。
秤が能力を発動するたびに演出が発生するため、いくら大当たりの確率が低かろうが、相手の意識はその演出に向きます。
実際、この演出によって、シャルルも未来予知に集中できなくなっていました。
集中力を欠いた相手に対して、得意の肉弾戦で優位に立つというのが秤の領域展開の副次的な効果であると考えられます。
大当たりボーナス
呪術廻戦186話で明らかになった大当たりのボーナスは「4分11秒間(=主題歌が流れている時間)、無制限に呪力が溢れ続ける」でした。
また、この4分11秒間は肉体が自動で反転術式を使用してくれるため、秤は「不死身」になるとのことです。
実際、鹿紫雲の攻撃で吹き飛ばはずの秤の腕が、反転術式で瞬く間に元通りになっていました。
特急呪術師である乙骨ですらリカを完全顕現させていられる時間が5分間であることを考えると、いかに大当たりのボーナスが強力かがわかります。
そして、4分11秒経過後には消費した呪力と焼き切れた術式が回復するため、再度領域を展開できるとのことです。
ちなみに、大当たりボーナス後の領域展開においては、183話の説明にもあった通り、おそらく確変か時短の状態でスタートできるのだと考えられます。
最初に大当たりを引く確率がかなり低いことが縛りとなっているためか、一度大当たりを引くとめちゃくちゃ強力な効果ですね、、、、
だからこそ、乙骨は秤のことを「ムラっけはあるけど、ノってるときは僕より強いよ」と評していたのだと考えられます。
また、先ほど説明した通り、大当たりボーナスは出てからのお楽しみとのことですので、他の大当たりボーナスも存在するのではないかと推察されます。
今後新しい情報が入り次第、追記していきます。
掌印
秤が坐殺賭徒(ざさつばくと)を発動する際には独特の掌印を結びます。
また、掌印を結ばないと領域を展開できないことが呪術廻戦190話で判明しています。
秤の領域展開の掌印は「弁財天印」と呼ばれるものです。
弁財天は「お金」に関連した神様であるため、秤の術式の効果と深い関連があります。
そもそも秤の名前が「秤金次」ですからね、、、、
おわりに
以上で、秤金次の領域展開に関する解説を終了いたします。
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