呪術廻戦17巻で初登場したのが高羽史彦(たかばふみひこ)です。
完全なギャグ要因かと思いきや、高羽の術式はなんと「五条悟にも対抗できうる」と呪術廻戦20巻にて明らかになっています。
この記事では、高羽史彦(たかばふみひこ)の基本情報や術式、元ネタなどを解説&考察していきます。
基本情報
まずは高羽の基本情報についてまとめていきます。
年齢 | 35歳 |
身長 | 約180センチ |
職業 | お笑い芸人 |
術式 | 超人(コメディアン) |
領域展開 | 多分なし |
好きなこと | ギャグ、笑いをとること |
嫌いなこと | スベること |
声優 | ? |
高羽の年齢は35歳です。
高羽の年齢は、呪術廻戦17巻で高羽が初登場した際に明らかになっています。
高羽の身長はおよそ180センチであると考えられます。
これは呪術廻戦19巻で高羽が伏黒と並んだ時に、高羽の身長が伏黒の身長(175センチ)よりも若干高いように見えることから推察されます。
ちなみに、高羽と近い身長のキャラクターとしては、メカ丸(180センチ)や乙骨(178センチ)が挙げられます。
そして、高羽の職業はお笑い芸人です。
しかし、高羽はお笑い芸人としてはイマイチのようで、劇場の管理人のような人から「ほなもうやめてまえ」と怒られている様子が呪術廻戦17巻にて描かれています。
高羽の考えたギャグを以下に挙げてみます。
高羽のギャグ
・行き当たりもっこり
・(血を流しながら)ダメージ0だぜぇ!!
・余計なお世Wi-Fi!!!
このように高羽はお笑い芸人であることから、高羽の好きなことは笑いを取ることだと思われます。
また、「余計なお世Wi-Fi!!!」がレジィと黄櫨に対してウケなかった際に、「クソ客があああ」とキレていたことから、高羽の嫌いなことはスベることだと推察されます。
また、高羽の声優は2022年時点で不明です。
高羽が初登場したのは呪術廻戦17巻であるため、高羽の声優が判明するのは2025年付近だと予想されます。
以上が高羽の基本情報になります。
現代の術師
高羽は羂索によって脳の構造をイジられた現代の術師であると考えられます。
まず、コロニーに入る前から「死滅回游泳者 高羽史彦」と表記されていたことから、高羽は羂索によってマーキングされていた人物であると考えられます。
羂索によってマーキングされていた人物は2種類存在しています。
羂索によってマーキングされていた人物
・過去の術師の成れの果てである”呪物”を取り込ませた人物
・術式を持っているが脳のデザインが非術師の人物
「呪物を取り込ませた人物」としては、レジィや石流、鹿紫雲などが挙げられます。
「術式を持っているが脳のデザインが非術師の人物」としては、日車や津美紀、虎杖が挙げられます。
そして、高羽が「術式を持っているが脳のデザインが非術師の人物」であったことは、高羽が術師として覚醒した前後で自我が変化していないことからわかります。
というのも「呪物を取り込ませた人物」は、受肉の過程で器の自我を消し沈めていることが呪術廻戦199話における天使の発言からわかります。
ですので高羽が呪物を取り込ませた人物であった場合、お笑い芸人としての高羽の自我は消えるはずです。
よって、覚醒前後で自我の変化していない高羽は受肉したプレイヤーではないと考えられます。
また、受肉したプレイヤーの一掃を目的としている天使が高羽を敵対視していないことも、高羽が受肉したプレイヤーではないことと対応していると考えられます。
以上の状況から、高羽は術式を持っているが脳のデザインが非術師だった人物であり、羂索の無為転変で術師になったと考えられます。
最強のクラスの術式「超人(コメディアン)」
高羽の術式は「超人(コメディアン)」です。
超人の効果は「高羽がウケると確信したイメージを実現させる」というものです。
条件付きではありますが、自分のイメージを実現する効果を持っているため状況次第では最強の術式です。
例えば、「爆発をくらっても血を噴き出すくらいで済んだらウケるんじゃね!」と高羽が確信した場合、それが実現するという術式です。
作中では、致死レベルの爆発を頭がチリチリになるだけで済ませたり、あんかけを体に纏うことで黄櫨のパンチを受け流したりしていました。
そして高羽の術式はなんと五条悟にも対抗し得ると言われています。
例えば、「最強の五条悟を倒せたらウケる!」と高羽が確信できる状況を作ることができれば、高羽は五条悟を倒せると考えられます。
とはいえ、現実的にはやはり高羽が五条に勝つのは難しいと思います。
というのも、高羽の術式はあくまでウケると思ったイメージしか実現できません。
そして高羽は「お笑いで赤(=出血)はご法度」という信念を持っているので、相手を殺害するイメージは作りにくいと考えられます。
(ただし、高羽は「暴力肯定派の古いタイプの芸人」とも自称しているので、ある程度の攻撃は可能)
したがって、高羽の術式は防御には強いですが、相手を戦闘不能にするほどの攻撃力は備えていないと考えられます。
したがって、あくまで五条悟に対抗することはできるだけで、五条悟に勝つことは難しいと思います。
とはいえ、出血をご法度としている以上、高羽の術式は防御面では最強クラスであると考えられます。
以上が高羽の術式についてです。
領域展開
高羽が領域を展開できるかは呪術廻戦227話時点で不明です。
しかし、おそらく領域展開は使えないのではないかと思われます。
と言うのも、呪術廻戦20巻にて、高羽は自らの術式を理解していないことが明らかになっています。
領域展開するためには、結界術に自らの術式を付与する必要があるため、結界術と自らの術式に精通している必要があると考えられます。
したがって、あまり呪術に詳しくない高羽が領域展開を会得しているとは考えにくいと思います。
元ネタはセンターマン
高羽の元ネタはセンターマンであると考えられます。
センターマンとは、テレビ番組「笑う犬の冒険」で原田泰造が演じたコメディアンです。
このセンターマンは「半分イコール平等という先入観だらけの現代社会に真の平等を伝授する人物」という設定になっています。
左が高羽で右がセンターマンです。
完全に同じですね笑。
そして、センターマンの有名なセリフに「人は五分だ五分だと言うけれど、本当は7:3くらいがちょうどいい。ザ・センターマン!!」というものがあります。
一方、呪術廻戦17巻で「おもろいやつと自分のことをおもろいと勘違いできるやつ、お前はどっちや」と聞かれた高羽が「五分だ五分だと言うけれど、本当は七三くらいが…」と返答しています。
また、センターマンの有名なセリフに「お前ら、その金。本当に公平に分けたつもりなのかい?」というものがあります。
一方、呪術廻戦19巻で伏黒と2対1で戦っているレジィと黄櫨に対しては、「2対1、君たち本当にそれで公平に分けた…つもりなのかい!?」と述べています。
以上の状況から、高羽のモチーフはセンターマンであることは間違いないと考えられます。
ちなみに「このコスチュームは!!俺に初めて”爆笑”を教えてくれたヒーローを模したものだ」と高羽は述べています。
したがって、高羽がお笑いを始めたきっかけは原田泰造さんだと考えられます。
おわりに
以上で高羽史彦(たかばふみひこ)の解説を終了いたします。
他の記事では、呪術廻戦の最強キャラランキングや、領域展開の掌印の元ネタ一覧なども作っています。
また、各キャラの解説&考察は以下です。
<東京校>
虎杖悠仁、伏黒恵、釘崎野薔薇、乙骨憂太、禪院真希、パンダ、狗巻棘、秤金次、夏油傑、五条悟、七海建人、日下部篤也、冥冥、九十九由基、家入硝子
<その他の味方>
来栖華(天使)、伏黒津美紀、天元、脹相、禪院直毘人
<死滅回游泳者>
万、鹿紫雲一、日車寛見、高羽史彦、大道鋼、三代六十四
是非ご一読ください!!