呪術廻戦の中でも人気のキャラクターの一人が東堂葵(とうどうあおい)です。
作中でも強キャラですが、渋谷事変で腕を失って以来登場していません。
そこでこの記事では、東堂葵の身長、声優とった基本情報から、術式「不義遊戯(ブギウギ)」、死亡説、名言などを包括的に考察していきます。
基本情報
まずは、東堂の基本情報についてまとめていきます。
年齢 | 18歳 |
誕生日 | 9月23日 |
身長 | 192センチ |
等級 | 1級 |
術式 | 不義遊戯(ブギウギ) |
技 | 黒閃、脳内会議、簡易領域 |
師匠 | 九十九由基 |
好きなもの | 高田ちゃん(アイドル)、虎杖 |
ストレス | 退屈 |
声優 | 木村昴 |
東堂の年齢は18歳で、誕生日は9月23日です。
9月23日生まれの芸能人・有名人は 後藤真希、 稲葉浩志、 渡部建、 叶美香、 城咲仁がいます。
そして、東堂の身長は192センチであることが、公式ファンブックの身長表から読み取れます。
近い身長のキャラクターとしては、五条悟(192センチ)やパンダ(193センチ)が挙げられます。
そして、東堂は1級術師です。
作者曰く「非術師の家系で在学中に1級になっているハイセンスゴリラ」とのことです。
実際、公式ファンブックの呪術高専生スキルグラフでは、東堂は30点中29点(呪術センス10点、座学10点、運動神経9点)をマークしており、2位の伏黒を2点引き離して1位となっています。
東堂の好きなものは高田ちゃん(アイドル)と虎杖です。
これは、東堂が身につけているペンダントに高田ちゃんと虎杖の写真が入っていることからわかります。
ちなみに、東堂が高田ちゃんを好きな理由は「タッパとケツがデカい」からで、虎杖を好きな理由は虎杖の女の趣味が「(東堂と同じ)タッパとケツがデカい女の子」だからです。
また、東堂は退屈が嫌いであり、「女の趣味が退屈」という理由で伏黒をボコしています。
初登場時からは完全にイカれてるやつでしたね、、、、
そして、アニメ版呪術廻戦では東堂の声優は木村昴さんが担当しています。
木村昴さんが担当している代表的なキャラクターとしては、ドラえもんのジャイアン、ジョジョの奇妙な冒険5部のペッシ(釣竿のスタンドのやつ)、ヒプノシスマイクの山田一郎が挙げられます。
以上が、東堂葵の基本情報です。
師匠と顔の傷
東堂の大きな特徴が顔の傷です。
東堂の顔の傷に関しては、公式ファンブックにて「九十九の無茶なしごきのせい」と記載されています。
九十九は呪術廻戦の中で最強の特級術師の一人で、東堂を呪術師にスカウトした人物でもあります。
東堂が小学3年生の時に高校生をボコっている場面をたまたま見かけた九十九が「ナイスファイト、ボーイ」、「どんな女がタイプかな?」と声をかけたのがきっかけです。
ちなみに、東堂の特徴的なセリフである「どんな女がタイプだ?」という質問は、九十九のセリフを東堂が真似したものです。
実際作中では、夏油や羂索に対しても九十九が同様の質問をしている場面が描かれています。
ちなみに、東堂の女のタイプである「タッパとケツがデカい女」は、九十九が元になっていることが公式ファンブックで明らかになっています。
以上が東堂の顔の傷と師匠である九十九由基についてです。
術式「不義遊戯(ブギウギ)」と元ネタ
東堂の術式は「不義遊戯(ブギウギ)」です。
不義遊戯の効果は「術式範囲内で一定以上の呪力を持ったモノの位置を入れ替える」というものです。
そして発動条件は「手を叩くこと」です。
要するに不義遊戯の効果は「手を叩くことで位置を入れ替える」です。
不義遊戯は非常にシンプルな術式ですが、位置を突然入れ替えられると戦闘への影響は絶大であるため、花御や真人も不義遊戯を強力な術式と認めています。
相手が通常の位置替えに対応し始めてきたら、手を叩いても位置を入れ替えないというフェイントも混ぜることで相手に主導権を握らせません。
誰と誰が入れ替わるのか?、そもそも入れ替わらないのか?という様々な可能性を相手に考えさせることで、相手の思考を奪うことができます。
実際、呪術廻戦15巻の真人戦では東堂のフェイントがなければ遍殺即霊体の真人を倒すことはできなかったと思われます。
ちなみに、不義遊戯の元ネタは「boogie-woogie(ブギウギ)」というアメリカの音楽であると思われます。
boogie-woogie(引用元)
ブギ(boogie)とはスウィングまたはシャッフルのリズムによる反復フレーズでありブルース、スウィング・ジャズ、ロックンロールなどの音楽で用いられる。ブギーとも表記される。「8ビート最高の芸術」とも言われ、ビートに習慣性があり癖になる点もよく指摘される。
元々ピアノで演奏されたブギウギ(boogie-woogie(英語版))スタイルのリズムをギターやダブルベースなどの楽器に適用したもの。アルバート・アモンズ、ミード・ルクス・ルイス、ピート・ジョンソンの “ブギウギ・トリオ”は、ピアノ・トリオとして知られている。
boogie-woogieでは右手と左手を使って、シャッフルされたリズムを奏でるとのことです。
boogie-woogieの演奏に右手と左手が必要になることは、不義遊戯の発動に右手と左手が必要になることと対応していると考えられます。
また、不義遊戯の発動条件が拍手であることは、boogie-woogieにおける8拍子と対応している可能性があります。
さらに、boogie-woogieではシャッフルされたリズムを用いることは、不義遊戯の効果である「位置替え(シャッフル)」と対応していると思われます。
以上が不義遊戯の効果と元ネタについてです。
技と強さ
先述の通り、東堂は1級術師であるためめちゃくちゃ強いです。
呪術廻戦0巻で夏油が画策した新宿・京都百鬼夜行では、東堂は1級呪霊5体を術式を使用せずに祓っています。
そんな東堂の強さを支えているのが彼の豊富な技です。
以下で東堂の技を紹介していきます。
黒閃
東堂の代表的な技の一つが黒閃です。
黒閃とは、打撃と呪力の衝突の時間差が0.000001秒以内であった時に、空間が歪むことで黒い閃光が生じる現象のことです。
黒閃がキマると打撃の威力が2.5乗に増大する上に、術師はゾーンに入った状態になります。
作中では、覚醒した虎杖や真人に呼応するようにして、東堂も黒閃をキメています。
また、虎杖に黒閃を教えたのも東堂です。
黒閃は「狙って出せる術師は存在しない」と言われる程の高等技術ですが、東堂がちょっとの時間レッスンしただけで虎杖が黒閃を習得できていることから、東堂が師匠としても優秀であることがうかがえます。
脳内会議
東堂の強さを支えているのが彼の頭脳です。
公式ファンブックにおける東堂の座学のスコアは満点でしたし、作中でも東堂のIQは53万(自称)であると記載されています。
作中では、東堂は花御の「呪いの種子」のトリックを0.01秒の脳内会議で看破していました。
「呪いの種子」は相手の呪力を吸って強化されるため、呪力で肉体を強化してガードするのは逆効果であり、呪力を解いてガードする必要があります。
並の術師なら呪力で肉体を強化してガードしてしまうのですが、東堂は少ない手がかりから「呪いの種子」の違和感に気づき、0.01秒の高田ちゃんとの脳内会議を経て、「呪いの種子」は呪力を解いてガードするという正解にたどり着いています。
見た目は脳筋キャラですが、実際は頭脳明晰という点も東堂の強さの一因となっています。
なお、東堂は若干妄想癖があるようで、虎杖と女の趣味が一致しただけで同じ中学だったと「存在しない記憶」を作り出しています。
簡易領域
東堂は簡易領域を使用することができます。
東堂の簡易領域は師匠である九十九が伝授したものです。
1級術師である東堂は特級呪霊の相手もしなければなりませんが、特級呪霊は領域展開を使用できることが多いです。
領域展開の中には、五条の無量空処や真人の自閉円頓裹のように一撃必殺の効果を持ったものも多いため、特級呪霊の相手をする際は領域展開への対策が必須になります。
だからこそ東堂は領域展開への対策として簡易領域を身につけていると考えられます。
簡易領域とは結界を中和することで、その結果に付与された術式の必中効果を打ち消すことができます。
呪術廻戦15巻では、覚醒した真人の領域展開の速さに対して簡易領域が間に合わなかったため、東堂は腕を失うという結果になっていまいましたが、通常の領域展開に対しては簡易領域で必中効果を無効にできます。
死亡説と現在
先程述べた通り、東堂は真人の領域展開によって左腕を失ってしまいます。
左手を失った東堂は真人の黒閃をくらってダウンしてしまいますが、その後虎杖が真人に黒閃をぶつけるアシストをします。
しかし、この真人戦以降、呪術廻戦202話(現在まで)東堂は再登場していません。
ネットで検索すると「東堂 死亡」などという検索ワードが見つかります。
しかし、おそらく東堂は現在も生きている可能性が高いと思われます。
というのも、真人戦終了後に駆けつけた九十九が「葵と銃の子、あとスーツの子は私の仲間が保護しているよ」います。
さらにその後、九十九は「あの場にいた子達は私と私の仲間が責任を持って送り届けるよ」と述べていることから、東堂はおそらく救助されたのだと考えられます。
真人の黒閃と左腕の喪失という大ダメージを負っているので、現在はおそらく呪術高専で療養している可能性が高いと予想しています。
失った腕は治るのか
読者の多くが気になっているのが「東堂は呪術師として復帰できるのか」という点だと思われます。
特に、東堂の術式の発動には左腕が必要であるため、東堂が術師として復帰できるのかは左腕が治るのかにかかっていると思われます。
東堂の左腕を治す方法としては、「治癒の術式を持った人物に直してもらう」か「反転術式を使う」という方法が考えられます。
前者の「治癒の術式を持った人物」は202話(現在)で登場していないため、可能性は低いと予想しています。
ですので、東堂の左腕が治る可能性があるとすれば後者の反転術式だと思います。
反転術式のレベルは個人差が多いようで、他人を治せるかや消滅した部位を作れるかは個人の技量によります。
しかし、他人の消滅した部位を再生できる反転術式使いは202話(現在)で登場していません。
乙骨と宿儺はもしかしたら他人の消滅した部位を作れる可能性がありますが、家入は切断された腕がないと治せないことが小説版で示唆されています。
また、秤は鹿紫雲との戦いで失った左腕を直していますが、秤の左手自体は消滅していませんでした。
以上の状況を考慮すると、他人の消滅した部位を再生できる反転術式使いはいない可能性が高く、東堂の左腕が治る可能性も低いのではないかと個人的には予想しています。
今後新しい情報が入り次第、追記していきます。
名言
どんな女がタイプだ!?
登ってこい、高みへ!
敗北を噛みしめ勝利を味わう。そうやって俺達は成長する。結果は結果としてあることが、一番重要なんだ!
もげた林檎が地に落ちるが如く!!俺達は惹かれ合う!!そう正に”運命(ディスティニー)”!!
俺達が生きている限り死んでいった仲間達が真に敗北することはない‼︎
オマエは何を託された?
おわりに
以上で東堂葵に関する解説と考察を終了します。
他の記事では、呪術廻戦の最強キャラランキングや、領域展開の掌印の元ネタ一覧なども作っています。
また、各キャラの解説&考察は以下です。
<東京校>
虎杖悠仁、伏黒恵、釘崎野薔薇、乙骨憂太、禪院真希、パンダ、狗巻棘、秤金次、夏油傑、五条悟、七海建人、日下部篤也、冥冥、九十九由基、家入硝子
<その他の味方>
来栖華(天使)、伏黒津美紀、天元、脹相、禪院直毘人
<死滅回游泳者>
万、鹿紫雲一、日車寛見、高羽史彦、大道鋼、三代六十四
是非ご一読ください!!