呪術廻戦の中でも最強格の術師が万(よろず)です。
この記事では、万の術式や強さ、津美紀に受肉した経緯などを解説&考察していきます。
基本情報
まずは万の基本情報についてまとめていきます。
年齢 | 約1000歳 |
性別 | 女 |
出身 | 会津 |
器 | 伏黒津美紀 |
術式 | 構築術式 |
領域展開 | 三重疾苦(しっくしっくしっく) |
性格 | 交戦的、残虐、狡猾 |
好きなモノ | 宿儺 |
まず、万の年齢は約1000歳であると考えられます。
これは、万が宿儺と同じ時代(=平安時代)を生きていたことから推察されます。
また万自身も「1000年振りの戦い」と述べていることからも、万は1000年前の人物であると考えられます。
平安時代は呪術全盛と言われるように、現代よりも呪霊も術師も強力であったと言われています。
そんな時代でも、万は「歴戦の術師」と表現されていることから、相当な実力を持っていることがわかります。
また、万自身も「過去の術師なら知っている人がいる」と述べていることから、平安時代では有名人だったことがわかります。
この、万の実力については後述しています。
また、万の性別は女であると考えられます。
これは、呪術廻戦219話での万の過去の姿から判明しました。
なぜ万が宿儺のことを好きになったのかは明かされていませんが、個人的には宿儺の圧倒的な力に惚れているのではないかと思っています。
また、万の出身は会津(今の福島県西部)であることが羂索の発言からわかります。
羂索の話では、1000年振りの故郷を見るために東北に行き、その近くの仙台コロニーで宿儺を待っていたとのことです。
そして、万の性格は交戦的です。
呪術廻戦19巻で、伏黒恵が「過去の術師の中には、戦って死にたいという理由で死滅回游に参加したやつもいるだろう」と述べていましたが、万はまさにそういうタイプの術師だと思われます。
したがって、万は残忍な性格であることは間違いないと思います。
実際、宿儺との婚儀では、「美男の顔が腐りゆく様を見たい」といった趣旨の発言をしています。
さらに、伏黒津美紀のふりをして死滅回游のポイントを騙し取ったりするなど、万は頭が結構キレるタイプなのではないかと推察されます。
以上が万の基本情報になります。
術式
万の術式は「構築術式」です。
構築術式自体は既出で、禪院真依の術式でした。
しかし、真依は落ちこぼれであったため、一日一発の弾丸を構築するのが限界でした。
このような背景から、構築術式はそれほど強い術式として認識されていませんでした。
しかし、歴戦の術師である万が使用する構築術式は、真依のそれとは一線を画します。
万は認識可能な物質はほとんど構築可能とのことです。
そんな、万が出した最適解が「液状金属」と「生物キメラの鎧」の構築です。
液状金属で中長距離の攻撃をカバーして、生物キメラの鎧で近接戦闘をカバーするという戦闘スタイルです。
領域展開
万が領域展開の名前は、三重疾苦(しっくしっくしっく)です。
三重疾苦の効果は「万が液状金属から構築した真球を必中にする」というモノです。
真球とは完全な球体のことで、接地面積が存在しないため無限の圧力を生むとのことです。
つまり、 (圧力) = (力) ➗ (接地面積)であるため、接地面積がゼロだと圧力が無限になると考えられます。
したがって、真球に触れると無限の圧力によって跡形もなく消し飛ぶと考えられます。
また、万の実力を考慮すると、領域展開以外にも反転術式や術式反転、黒閃等も使用できる可能性が高いと考えられます。
強さ
万の強さですが、言うまでもなくかなり強いと考えられます。
そこで、万がどれくらい強いのかについて考えてみたいと思います。
まず、「万は宿儺とそこそこ戦えているという事実」から考えてみたいと思います。
宿儺は石流をワンパンしており、石流は乙骨とそこそこ戦えるくらいの実力を有しています。
つまり、「石流 < 乙骨 < 万 < 宿儺」といった力関係だと思われます。
さらに、羂索が九十九と脹相に勝利しており、九十九と乙骨の実力が同じくらいだと考えると、「乙骨 < 羂索」だと思われます。
したがって、万の実力は「乙骨以上、宿儺未満で、羂索と同じくらい」なのではないかと筆者は予想しています。
津美紀に受肉した理由
万は津美紀に受肉した過去の術師です。
では、なぜ万は津美紀に受肉したのでしょうか?
羂索は、過去の術師を現代人に受肉させて復活させています。
一応、羂索と宿儺と万は顔見知りであったため、羂索が「宿儺が十種影法術使いの伏黒を気に入る→伏黒の大事な人(津美紀)に万を受肉させる→宿儺 vs 万」となる展開を予測していた可能性も考えられます。
羂索の目的の一つに宿儺復活が含まれていたことを考えると、上記の流れをあらかじめ計画していた可能性も考えられます。
ですが、宿儺が伏黒を気に入ったきっかけは割と偶然であったように思えますし、さすがの羂索もここまで計画するのは難しいのではないかと個人的には思います。
なので、羂索が万を受肉させた人物が偶然にも津美紀だったのではないかと個人的には思っています。
新しい情報が入り次第追記していきます。
おわりに
以上で万(よろず)に関する考察を終了いたします。
他の記事では、呪術廻戦の伏線一覧や、領域展開の最強ランキングなども作っています。
こちらも是非ご一読ください!!
また、各キャラの解説&考察は以下です。
<東京校>
虎杖悠仁、伏黒恵、釘崎野薔薇、乙骨憂太、禪院真希、パンダ、狗巻棘、秤金次、夏油傑、五条悟、七海建人、日下部篤也、冥冥、九十九由基、家入硝子
<その他の味方>
来栖華(天使)、伏黒津美紀、天元、脹相、禪院直毘人