エルデの獣の正体を考察 [エルデンリング]

エルデの獣 エルデンリング

ELDEN RINGのラスボスが「エルデの獣」です。

「なんでラダゴンからいきなりエルデの獣が出てきた?」
「てかこいつ何者!?」

といった疑問をお持ちかと思います。

そこで今回はエルデの獣の正体について徹底考察していきたいと思います。

エルデの獣の正体

まずはエルデの獣の正体についてまとめていきます。

結論を先に言うと、エルデの獣 = 黄金律の具現化 = エルデンリング = 黄金樹の根源となっていると考えられます。

それぞれについて解説していきます。

エルデの獣 = 黄金律の具現化

エルデの獣の正体は、黄金律を具現化したものです。

エルデの獣が黄金律を具現化した存在であることは、エルデの獣を倒した時にゲットできる「エルデの追憶」というアイテムのテキストに記載されています。

エルデの追憶
それは、大いなる意志の眷獣であり
律たる概念の具現であった

エルデの獣が律を体現する存在であり、当時の律が黄金律であったことから、エルデの獣は黄金律を体現した存在であると言えます。

スポンサーリンク

エルデの獣 = エルデンリング

エルデの獣は黄金律を具現化したものと述べましたが、エルデの獣はエルデンリングそのものであるとも言えます。

大ルーンを重ねる

エルデの獣がエルデンリングそのものであるということは、エルデの流星という祈祷のテキストに以下のように記載されています。

エルデの流星
かつて、大いなる意志
黄金の流星と共に、一匹の獣を狭間に送り
それが、エルデンリングになったという

エルデの獣=黄金律の具現化=エルデンリングというわけです。

正確に言うと、エルデの獣=エルデンリングとなったのは、黄金律狭間の地を支配することができた後の話であることには注意してください。

黄金樹の護り
そのはじまりにおいて、黄金樹の敵は全てだった
数知れぬ戦いと勝利によって、それは律となったのだ

スポンサーリンク

エルデの獣 = 黄金樹の根源

ここまででエルデの獣がエルデンリングであると述べました。

そして、エルデンリングは黄金樹の根源でもあります。

公式プロローグ
永遠の女王マリカを戴く狭間の地
黄金樹の根源たる、エルデンリングが砕けた

したがって、エルデの獣 = エルデンリング = 黄金樹の根源であると言えます。

さらに言うと、エルデの獣は世界樹に寄生した存在であると考えられます。

世界樹の存在は、エンヤの話からわかります。

指読みのエンヤ
世界樹を焼く火は、狭間の地の最も高い場所、巨人の大釜に燻っている
けれど、それを燃やすには、特別な種火が必要なのさね
…火の幻視を宿す者、その贄だけが、大釜の火で世界樹を焼くんだよ

これは、エルデの獣を倒してもエンディングで世界樹自体は残っているので、「エルデの獣+世界樹=黄金樹」となっていたのだと考えられます。

また、エルデの獣の尻尾に木の根っこみたいなものがついていることから、正確には寄生と言うよりは共生といった方が正しいのかと思われます。

スポンサーリンク

なぜラダゴンから出てきたのか?

残る疑問は、なぜラダゴンからエルデの獣が出てきたのかというところです。

これについては、エルデの獣の登場シーンをよく見ると理由がわかります。

このムービーでは、ラダゴンの中に残っていたエルデンリングが消えた後に、エルデの獣が出てきています。

ラダゴン黄金律の狂信者であったことを考えると、ラダゴンが所持していたエルデンリングには黄金律が宿っていたのだと考えられます。

つまり、ラダゴンが所持していたエルデンリングに残っていた黄金律の残穢が具現化したことで、黄金律の具現であるエルデの獣が出現したというわけです。

スポンサーリンク

エルデの獣はどこに落ちたのか?

先程紹介した「エルデの流星」のテキストから、エルデの獣は流星とともにやってきたことがわかります。

エルデの流星
かつて、大いなる意志
黄金の流星と共に、一匹の獣を狭間に送り
それが、エルデンリングになったという

次に、ではこの流星がどこに落ちたかということを狭間の地のマップをもとに考えてみましょう。

https://toupage.com/p/7c3ef35cda75fb10
マップ

狭間の地の真ん中に隕石の落下したような跡があり、そこを中心に神与塔が建っていることがわかります。

したがって、エルデの獣と共に降ってきた黄金の流星は狭間の地の中心に落ちたのではないかと考えられます。

ですが、確定的な情報はまだないので、今後新しい情報が入り次第追記していきます。

スポンサーリンク

ファルム・アズラを壊した?

筆者は、エルデの獣の流星がファルム・アズラを壊したのではないかと予想しています。

崩れゆくファルム・アズラ

エルデの獣がやってくる前までは、竜王プラキドサクス大いなる意志の下、ファルム・アズラを拠点に世界を統治していたと考えられます。

実際、ファルム・アズラには竜王プラキドサクスが所持していたと思われるエルデンリングが刻まれています。

ファルムアズラのエルデンリング

最終的には大いなる意志プラキドサクスを見捨てたため、大いなる意志がエルデの獣を送り込むタイミングで、ついでにファルム・アズラも破壊したのではないかと筆者は予想しています。

ファルム・アズラの残骸と思われる遺跡石は光を帯びやすいと書かれているのですが、これはエルデの獣とともにやってきた黄金の流星がファルム・アズラに衝突したことを示唆しているのではないでしょうか。

遺跡石
遺跡の降った地で見出される小片
アイテム製作に用いる素材のひとつで
そのまま投げつけることもできる
それは空にある神殿の一部であるといい
光を帯びやすい性質を持つ

ちなみに遺跡石は英語版ですと「Ruin Fragment(=破壊された欠片)」です。

この表現もファルムアズラが破壊されたことを暗示しているのではないかと考えられます。

Ruin Fragment
Stone fragment found near places where ruins have fallen from the sky.
Can be used for crafting, or simply for throwing at enemies.
These shards of stone are believed to have once been part of a temple in the sky.
They glow with a faint light from within.

以上の観点から、筆者はファルムアズラがエルデの獣の流星で破壊されたのではないかと考えています。

スポンサーリンク

おわりに

以上でエルデの獣に関する考察を終了いたします。

ELDEN RINGは物語の説明が極端に少ないので、全容を把握するのが非常に難しいですよね。

また、一覧は以下です。

<神・王・女王>
大いなる意志二本指・三本指エルデの獣
マリカ・ラダゴンゴッドフレイ&ホーラ・ルー満月の女王レナラ
竜王プラキドサクス宵眼の女王

<デミゴッド>
聖樹のミケラ腐敗のマレニア
魔女ラニ星砕きのラダーン冒涜の君主ライカード
死王子ゴッドウィン血の君主モーグ忌み王モーゴット
接ぎ木のゴドリック

<NPC>
メリナ聖女トリーナ
死衾の乙女フィア忌まわしき糞喰い輝ける金仮面百智卿ギデオン
シャブリリハイータ
魔術師セレン魔術教授セルブスエンシャネフェリ・ルー
タニスラーヤ
ブライヴイジー
白面のヴァレー背律者ベルナール血の狩人ユラ
しろがねのラティナアレキサンダーディアロストープスミリセント&ゴーリー円卓の騎士ヴァイクヒューグローデリカ亜人のボック死を狩る者Dパッチロジェールゴストークケネス・ハイト復讐者エドガー

<ボス・敵>
黒き剣のマリケス神肌の使徒巨人ラダゴンの赤狼アステール祖霊の王
白王・黒王しろがね人銀の雫死儀礼の鳥ミミズ顔

<場所>
狭間の地永遠の都ファルム・アズラ円卓

<その他重要な要素>
エルデンリング黄金律褪せ人忌み子坩堝死のルーン破砕戦争陰謀の夜エンディング

<DLC>
影の地神の門
串刺し公メスメル双月の騎士レナーラ蕾の聖女ロミナ宿将ガイウス指の母メーテール暴竜ベール神獣獅子舞黄金カバ泥濘の騎士指の母ユミル
針の騎士レダ落葉のダンティエリエ純血騎士アンスバッハ

また、ツイッターもやっていますのでフォローしていただけると嬉しいです。

このエルデの獣に関する記事の英語版はこちらです。

出所:ELDEN RING © 2022 From Software Inc. All Rights Reserved.