エルデンリングDLCに登場するNPCの一人が「純潔騎士 アンスバッハ」です。
死んだモーグに忠義を尽くす義理堅い爺さんです。
この記事では、アンスバッハについて解説・考察していきます。
モーグの部下
アンスバッハはモーグの部下です。
アンスバッハ
私はかつて、 主たるモーグ様の魅了を解かんとして
モーグの部下であるが故に、モーグの遺体を利用してラダーンを復活させようとするミケラと対立しています。
アンスバッハ
モーグ様を利用し、影の地に至るだけでは飽き足らず
その遺体すら、王の依り代にしようなどと
魂など必要なく。ただ、空っぽの肉体だけを求めるなどと
アンスバッハのモーグへの忠誠心は強く、死したモーグの尊厳のために、最強のデミゴッドであるラダーンと対峙する道を選びました。
アンスバッハ
…ラダーン将軍。お久しゅうございます
しかし、その体、返して頂きますぞ
我が主、モーグの尊厳のために
上記発言からも、アンスバッハが忠義に厚い人物であることがわかります。
しかし、アンスバッハ自身もモーグへの忠誠に正義がないことには気づいていたようです。
アンスバッハの装束
老兵アンスバッハの装束
縫い取られた純血騎士の紋章は
もう掠れかけている
血盟の戦技と王朝の技を、僅かに強化する
アンスバッハは理解していた
古き主への忠誠に、もはや理は無く
一片の正義も無いことを
だからこそ、彼はそれを捨てられなかった
アンスバッハはモーグへの忠誠に理由がないことを知っていても、過去の忠誠を貫くために、依然としてモーグに仕えているといった感じだと推察されます。
このあたりは頑固親父という印象を受けます。
器がでかい
アンスバッハはところどころで器のでかさを見せつけてきます。
例えば、モーグを主人公が殺したことに関しては以下のように述べています。
アンスバッハ
…ほう、気になされていたのですか
みなまでは、必要ありません
貴公が、倒されたのでしょう?我が主、モーグを
…
…責めるつもりなど、ありません
正々と戦い、敗れたのなら、 それが王たらんとする者の定めでしょう
それに… 私は、愚かにも魅了されていました。 何を言う資格もありません
主が負けても勝負の結果と主人公を認めています。
また、自らが死ぬ際にも「人々のための王になれ」と主人公を激励します。
アンスバッハ(死亡時)
…褪せ人殿。王に、なりなされ
神などではなく、人々のための、王に
上記発言から、アンスバッハが誇り高い人物であることがうかがえます。
ミケラに挑んで敗れる
アンスバッハはミケラに挑んで破れたと自身で語っています。
アンスバッハ
私はかつて、 主たるモーグ様の魅了を解かんとして
…ミケラ様に挑み、果たせず、呆気なく心を掴まれたのです
思えば、驕っていたのでしょうな
鍛え上げた我が刃なら、神人にすら届き得ると
…まったく、そんなことはありませんでした
…あの方は、化け物です
アンスバッハ
…褪せ人殿。 私は、 ミケラ様が恐ろしい
情けのない話ですが、すぐにも逃げ出してしまいたいのです
おそらく、ミケラの魅了の力によってアンスバッハは戦意を喪失させられたのだと推察されます。
誘惑の枝
無垢金の祈祷が施された枝木
神人ミケラは、あらゆる者から愛された
愛するを強いることができた
魅了の枝
ミケラは、互いに殺し合う者たちですら
その手を取り合う同志とする
いつか、その魅了が壊れぬ限り
こんなにミケラを恐れているアンスバッハですが、最終的にはモーグの遺体を取り戻すために、ミケラに挑むという選択をします。
おわりに
以上でアンスバッハに関する考察・解説を終了いたします。
そこで他の記事では、ELDEN RINGのストーリー全体の解説や、全エンディングの解説などもしています。
また、一覧は以下です。
<神・王・女王>
大いなる意志、二本指・三本指、エルデの獣
マリカ・ラダゴン、ゴッドフレイ&ホーラ・ルー、満月の女王レナラ
竜王プラキドサクス、宵眼の女王
<デミゴッド>
聖樹のミケラ、腐敗のマレニア
魔女ラニ、星砕きのラダーン、冒涜の君主ライカード
死王子ゴッドウィン、血の君主モーグ、忌み王モーゴット
接ぎ木のゴドリック
<NPC>
メリナ、聖女トリーナ
死衾の乙女フィア、忌まわしき糞喰い、輝ける金仮面、百智卿ギデオン
シャブリリ、ハイータ
魔術師セレン、魔術教授セルブス、エンシャ、ネフェリ・ルー
タニス、ラーヤ
ブライヴ、イジー
白面のヴァレー、背律者ベルナール、血の狩人ユラ
しろがねのラティナ、アレキサンダー、ディアロス、トープス、ミリセント&ゴーリー、円卓の騎士ヴァイク、ヒューグ、ローデリカ、亜人のボック、死を狩る者D、パッチ、ロジェール、ゴストーク、ケネス・ハイト、復讐者エドガー
<ボス・敵>
黒き剣のマリケス、神肌の使徒、巨人、ラダゴンの赤狼、アステール、祖霊の王
白王・黒王、しろがね人、銀の雫、死儀礼の鳥、ミミズ顔
<その他重要な要素>
エルデンリング、黄金律、褪せ人、忌み子、坩堝、死のルーン、破砕戦争、陰謀の夜、エンディング
<DLC>
影の地、神の門
串刺し公メスメル、双月の騎士レナーラ、蕾の聖女ロミナ、宿将ガイウス、指の母メーテール、暴竜ベール、神獣獅子舞、黄金カバ、泥濘の騎士、指の母ユミル
針の騎士レダ、落葉のダン、ティエリエ、純血騎士アンスバッハ
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