ELDEN RINGでは、ストーリーの解説が極端に少ないため、なかなか全貌を把握しにくいですよね。
そこでこの記事ではELDEN RINGの世界観とストーリーをわかりやすく解説・考察していきます。
なお物語に関する重大なネタバレを含みますのでご注意ください。
専門用語解説
まずELDEN RINGに関する専門用語を解説していきます。
最初に説明するものほど重要度が高いです。
エルデンリング:世界にルールを強制するアイテム。正体はエルデの獣。
黄金律:エルデンリングに与えられるルールの一つ。永遠、不死、生といった概念と関連。黄金律+エルデンリングで世界に永遠の生を与えることが可能であると考えられていたが、アンチ黄金律も多数いる模様。
狭間の地:ELDEN RINGのストーリーの舞台。ゲーム開始直前まで、エルデンリング+黄金律によって統治されていた。
マリカ:狭間の地の女王であり神。ゲーム開始直前まで、エルデンリング+黄金律で狭間の地を統治していた。エルデンリングを砕いた張本人。
マリカがエルデンリングを砕いた理由はこちらの記事で解説しています。
ラダゴン:マリカの夫であり神。ラダゴンは最初は神ではなかったが、神マリカと同化して神になったと考えられる。マリカとラダゴンは同一人物。黄金律の狂信者。
デミゴッド:神の血を引く者たちの総称。つまり、マリカまたはラダゴンの子供(子孫も含む)。ラニ、ラダーン、ライカード、ミケラ、マレニア、モーグ、ゴッドウィン、モーゴット、ゴドリックなどが該当。
褪せ人:黄金律に見捨てられたことで狭間の地を追放された人々。目の色が褪せていることが特徴。
二本指:大いなる意志とのコミュニケーションツール。元々は五本指であったが、二本指と三本指に分裂したと考えられる。
死のルーン:黄金律に祝福されたデミゴッドを殺すことのできる力。本質的には律を破壊する力であると考えられる。マリカの眷獣であるマリケスが所持していた。元々は宵眼の女王という人物が所持していた。
陰謀の夜:マリケスが所持していた死のルーンが盗まれて、それによってデミゴッドであるゴッドウィンが殺害された事件。黒幕はマリカとラニとライカード。
破砕戦争:デミゴッドたちがエルデンリングの欠片(大ルーン)をめぐって争った戦い。勝者なく終わり、大ルーンはそれぞれのデミゴッドが所持。
時系列
続いて時系列を見ていきます。
筆者の解釈なので間違っている箇所があるかもしれません。
ELDEN RINGは、我々がプレイする前のストーリーがだいぶ長いです。
1, 坩堝から様々な生命が誕生する。
2, 様々な生命が存在する世界を、竜王プラキドサクスが統治する。
竜王プラキドサクスがいる、ファルム・アズラという場所には先代のエルデンリングがあったと思われます。
また、竜王プラキドサクスが王になったのは、五本指のサポートがあったのだと思われます。
3, 文明が発展する。
この過程で、永遠の都が作られたのだと思われます。
しかし、永遠の都は大いなる意志の怒りをかったため、地下深くに滅ぼされてしまいます。
4, 大いなる意志が狭間の地にエルデの獣を送る
大いなる意志は、マリカを神にするために、エルデンリングとマリケスをマリカに与えたと考えられます。
マリカはゴッドフレイと結婚し、ゴッドウィンやモーグ、モーゴットが生まれました。
5, マリカが黄金律+エルデンリングで狭間の地を統治する。
古竜・巨人・レアルカリア、宵眼の女王との戦いを経て、マリカとゴッドフレイが狭間の地を平定します。
6, マリカは多くのデミゴッドたちを生んだが、完全な神は生まれなかった。
マリカの子供たちであるデミゴッドは何かしらの欠点をもって生まれてきました。
例えばミケラは「永遠の幼さ」、マレニアは「腐敗」、モーゴットとモーグは「穢れた血」を宿しています。
なぜ完全な神が生まれなかったのかについては、黄金律の「永遠性」が「停滞(=幼さ)」と「淀み(腐敗)」を生み出したためであるとマリカは考えました。
ここからマリカは黄金律に対して疑念を持つようになったと考えられます。
7, 陰謀の夜事件が発生し、デミゴッドの一人であるゴッドウィン(黄金律側)が殺害される。
黄金律否定派のラニと、神を食うことで力を手に入れようとしたライカードが手を組んで、死のルーンを盗み、陰謀の夜を起こしました。
この時マリカも黄金律に対して否定的であったため、ゴッドウィンを殺害することで「死王子の修復ルーン」を手に入れて、黄金律に終止符を打とうとしたと推察されます。
ですが、ラニの画策でゴッドウィンの死が不完全な死になってしまったため、マリカは「死王子の修復ルーン」を手に入れられませんでした。
8, マリカがエルデンリングを破壊。
黄金律が不完全であることと、大いなる意志によって不完全なデミゴッドが殺処分されることを知ったマリカがエルデンリングを破壊したと推察されます。
9, エルデンリングの欠片をめぐって破砕戦争が発生。しかし勝者がいなかったため、エルデンリング(=世界のルール)は壊れたまま。
大いなる意志はエルデンリングを修復するためにデミゴッドの中から新たな神を作ろうとし、デミゴッドたちを争わせました(=破砕戦争)。
しかし破砕戦争では、最後に最強のデミゴッドである「ラダーン」と「マレニア」が対決しますが、相打ちで終わ理ました。
よって、エルデンリングは修復されず、エルデンリングの欠片はそれぞれのデミゴッドたちが所持したままになりました。
10, 大いなる意志はデミゴッドを見捨てて、代わりに褪せ人を使おうとする
デミゴッドたちがエルデンリングの欠片を所持したままでは、エルデンリングは一生修復されないので、大いなる意志は、褪せ人を新たな王にすることを計画しました。
11, 褪せ人である主人公が、デミゴッドたちと戦って大ルーン(=エルデンリングの欠片)を回収していく。
ゴドリックやモーゴット、マレニア、ラダーンといったデミゴッドが大ルーンを所持しているので、そいつらと戦って、大ルーンを回収していきます。
以上が筆者が考えるELDEN RINGのストーリーです。
詳細版
詳細がもっと知りたいという方向けに、詳細版を作ってみました。
ですが、筆者自身わからないところが多かったので、だいぶ間違っていると思います。
(間違っていても、何も載せないよりはマシだと思ったので載せてみました。)
間違いや新しい仮説などはコメント欄で教えていただけると嬉しいです。
ちなみに赤は重要だと思われるイベントを表しています。
おわりに
以上でELDEN RINGのストーリーの解説・考察を終了します。
初見では絶対にこのストーリーは理解できないですよね、、、、
同様に、エンディングも初見では理解が難しいかと思います。
そこで、こちらの記事ではエルデンリングの全エンディングについて解説しています。
また他のフロムゲーにも興味がある方は、こちらのフロムゲーのおすすめランキングが参考になります。
また、他の考察一覧は以下です。
<神・王>
大いなる意志、二本指・三本指、エルデの獣、マリカ・ラダゴン、ゴッドフレイ&ホーラ・ルー、レナラ、プラキドサクス
<デミゴッド>
ラニ、ラダーン、ライカード、ミケラ、マレニア、ゴッドウィン、モーグ、モーゴット、ゴドリック
<NPC>
メリナ、フィア、糞喰い、金仮面、シャブリリ、ハイータ、ギデオン、ラティナ、ネフェリ・ルー、アレキサンダー、ディアロス、セレン、セルブス、エンシャ、トープス、ミリセント&ゴーリー、ヴァイク、ヒューグ、ローデリカ、ボック、ブライヴ、イジー、D、パッチ、タニス、ラーヤ、ヴァレー、ユラ、ロジェール、ゴストーク、ケネス・ハイト、ベルナール、エドガー、トリーナ、宵眼の女王
<ボス・敵>
マリケス、神肌の使徒、巨人、ラダゴンの赤狼、アステール、祖霊の王、しろがね人、銀の雫、死儀礼の鳥、ミミズ顔、忌み子
<その他重要な要素>
エルデンリング、黄金律、褪せ人、坩堝、死のルーン、破砕戦争、陰謀の夜、エンディング、DLC
そして、「フロム以外の死にゲーも挑戦してみたいよ!!」って方は、以下のゲームがおすすめです。
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