ELDEN RINGのNPCに「白面のヴァレー」という人物がいます。
なんでも、モーグと一緒に新しい王朝を作ろうとしているのだとか、、、、
そこでこの記事では、白面のヴァレーの正体について考察していきます。
モーグの手下
ヴァレーの正体はモーグの手下です。
ヴァレーは元々はモーグに攫われた人物であることが、「従軍医師装備」のテキストに記載されています。
従軍医師装備
血の君主に攫われた彼らは
誰も、呪われた血を受け容れることができなかった
唯一人、ヴァレーを除いて
上テキストの「血の君主」が「モーグ」のことを指しています。
ヴァレーはモーグの血に適合できた希少な人種であったことがわかります。
ちなみにこのモーグという人物は、二本指に代わってミケラを王とする新たな王朝を立てようとしているデミゴッドです。
つまり、モーグは二本指と異なる神(=ミケラ)を祀り上げようとしているため、モーグおよびヴァレーは二本指と対立する側になります。
しかし、ヴァレーと最初に会った時、ヴァレーはあたかも二本指側であるかのように接してきます。
ヴァレー
…ただ、たとえ貴方が「巫女無し」でも、ひとつだけ希望があります
この私、ヴァレーに出会えたことです
祝福を、ご存知ですか?貴方たち褪せ人に休息を与える、黄金の灯を
その灯から光の筋が生じ、ある方向を示すことがあります
それこそが、祝福の導き。褪せ人が、進むべき道なのです
…ええ、そうですとも。導きが教えてくれるのです
褪せ人が、どこに向かうべきなのか
…あるいはどこで、死ぬべきなのか
主人公に対して、二本指の導きを教えてくれていますね。
なぜヴァレーが二本指側のように振る舞っていたのかというと、主人公を仲間にするか見極めるためだと考えられます。
というのも、ヴァレーは二本指の導き(=円卓に向かわせて二本指と謁見)を与えた後に、二本指について感想を聞いてきます。
ヴァレー
…おお、待っていましたよ、貴方
見事大ルーンを得て、そして見えたのでしょう。円卓の二本指に
どう、お感じになりましたか?
ここで二本指を否定する感想を述べると、ついにヴァレーは本性を現します。
ヴァレー
…やはり、貴方は分かっていらっしゃる
実は、私もそう思うのですよ
…二本指の言は、信用できぬと
あれはまるで、がたのきた老人の世迷言…
私は思うのです。エルデンリングが砕けたとき、二本指も、その導きも、また壊れたのではないかと
それに、二本指には、我らへの愛を感じない
私はそれが許せないのです
いきなり豹変して、二本指の悪口を言い始めましたね。
そして主人公を「モーグの仲間にならないか」と勧誘してきます。
ヴァレー
貴方を、我々の正式な一員としてお迎えしたい
血の君主、モーグ様と共に、新しい王朝を築く騎士として
モーグ様には、力と、意志と、愛があります
優しそうに接してきてからの勧誘、、、、まるでネズミ講みたいですね、、、
指巫女を殺すように指示
「モーグの仲間にならないか」と勧誘してくるヴァレーですが、一応試験はあるようです。
その試験こそが指巫女を殺すことです。
ヴァレー
これは、最後の試し。その布を巫女の血で染めてきてください
本来は、自らの巫女を殺し、二本指の導きとの決別を示す儀式なのですが…
まあ、貴方は巫女無し。誰の巫女の血でも構いませんよ
指巫女を殺せば二本指の導きを得られなくなるため、完全にモーグの仲間になったという証明になるというわけです。
ちなみに、ヴァレーは他の褪せ人にも同じ試験をしており、その結果殺されてしまった指巫女がイレーナというNPCです。
仲間になったことを証明するために、仲間殺しを強要する、、、、ヴァレーはなかなかに策士ですね、、、
おわりに
以上で白面のヴァレーの正体の考察を終了いたします。
また、エルデンリングはストーリーの解説が極端に少ないので全貌が把握しにくいですよね。
そこで他の記事では、エルデンリングの全エンディングの解説や、エルデンリングのストーリー全体の解説などもしています。
また、他の考察一覧は以下です。
<神・王>
大いなる意志、二本指・三本指、エルデの獣、マリカ・ラダゴン、ゴッドフレイ&ホーラ・ルー、レナラ、プラキドサクス
<デミゴッド>
ラニ、ラダーン、ライカード、ミケラ、マレニア、ゴッドウィン、モーグ、モーゴット、ゴドリック
<NPC>
メリナ、フィア、糞喰い、金仮面、シャブリリ、ハイータ、ギデオン、ラティナ、ネフェリ・ルー、アレキサンダー、ディアロス、セレン、セルブス、エンシャ、トープス、ミリセント&ゴーリー、ヴァイク、ヒューグ、ローデリカ、ボック、ブライヴ、イジー、D、パッチ、タニス、ラーヤ、ヴァレー、ユラ、ロジェール、ゴストーク、ケネス・ハイト、ベルナール、エドガー、トリーナ、宵眼の女王
<ボス・敵>
マリケス、神肌の使徒、巨人、ラダゴンの赤狼、アステール、祖霊の王、しろがね人、銀の雫、死儀礼の鳥、ミミズ顔、忌み子
<その他重要な要素>
エルデンリング、黄金律、褪せ人、坩堝、死のルーン、破砕戦争、陰謀の夜、エンディング、DLC
そして、「フロム以外の死にゲーも挑戦してみたいよ!!」って方は、以下のゲームがおすすめです。
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