休載明けの2週間ぶりの呪術廻戦でした。
今週は大きく話が動きましたね、、、、
秤 vs 鹿紫雲の戦いは秤の勝利で幕を閉じ、さらに鹿紫雲(かしも)がまさかの仲間入りを果たします。
この記事では呪術廻戦190話の感想と考察を記載しています。
なお、簡単なネタバレを含みますのでご注意ください。
鹿紫雲 vs 秤
189話では、海中で鹿紫雲が爆発を引き起こしたシーンで終了でした。
190話では、これは水蒸気爆発だったことが明らかになります。
水蒸気爆発とは、水が気化することで体積が瞬間的に増大して起きる爆発のことです。
鹿紫雲の呪力が海水に流れる際の熱によって水蒸気爆発が発生したというわけです。
さて、鹿紫雲の全呪力を使った水蒸気爆発でしたが、これを秤が凌いだことで鹿雲紫vs秤の戦いは秤の勝利となりました。
しかし、秤は水蒸気爆発を凌ぐために左腕を失ってしまいます。
領域展開をさせないために左腕を狙った鹿紫雲に対して、秤は左腕を守るのではなく逆に捨てることで勝利を掴んだというわけです。
瞬時に左腕を捨てる判断ができるのはまさに強者ですね、、、、さすがは五条先生が「僕に並ぶ術師になる」と評価しているだけはありますね。
一応この腕は治すことができるとのことです。
治す方法ですが、おそらく家入か乙骨の反転術式だと考えられます。
乙骨の反転術式は呪術廻戦0巻で真希の潰れた足を元通りにしているため、秤の腕も直せると思われます。
一応、水蒸気爆発で吹っ飛ばされた手の部分は残っていましたし。
(完全に消滅してしまってた東堂の手よりは、手の部分が残っている秤の方が反転術式で治癒できる可能性が高いと思われます。)
秤の術式で腕を治癒できる可能性もなくはないですが、腕を失った秤は領域展開による全自動の反転術式が発動できないのと、すぐに腕の治癒に取り掛かっていないという状況から、こちらの可能性は低いと思います。
いずれにしても、秤はまだ退場しないようで安心しました。
まだ「777」による大当たりボーナスは見れていないので、ぜひまた領域展開できるようになってほしいですね!!
鹿紫雲の術式
190話では鹿紫雲が術式を使用していなかったことが明らかになります。
これまでの鹿紫雲の電撃は単なる呪力操作であったとのことです。
単なる呪力操作で乙骨よりも強いとされている大当たり状態の秤を追い詰めた鹿紫雲は相当の実力者ですね、、、、
鹿紫雲の呪術の能力や効果についてはこちらの記事で考察しています。
鹿紫雲が仲間に
鹿紫雲を倒した秤ですが鹿紫雲に取引を持ちかけます。
取引の詳細は明らかにされていませんが、おそらく「宿儺と戦わせる代わりに死滅回遊平定まで仲間になれ」といった感じだと思われます。
さて、秤がこの取引をした理由はなんなのでしょうか。
考えられる仮説は以下です。
仮説
1, 鹿紫雲を騙している
2, 虎杖を売った
「鹿紫雲を騙している」という仮説についてですが、可能性は低いかと思われます。
というのも、鹿紫雲を騙すメリットよりデメリットの方が大きいと考えられるためです。
鹿紫雲を騙すことで虎杖と会うまでは力を借りれますが、鹿紫雲が騙されたことに気付けばまた暴れるに決まっています。
今のところ秤はそこまで仲間に困っていませんし、鹿紫雲みたな強いやつをまた暴れさせるくらいならここで始末しておいた方がいいに決まっています。
したがって「鹿紫雲を騙している」という仮説は可能性が低いかと思われます。
一方、「虎杖を売った」という仮説についても、秤は虎杖を気に入っているのでそういうことはしないと考えられます。
ここで、よくよく考えると虎杖の目的は宿儺の指を全部喰って死刑になることでした。
これは、全盛期の(指20本を食べた)宿儺と戦いたいという鹿紫雲の目的と一致しています。
したがって、秤は虎杖の目的を助けるために鹿紫雲を仲間にした可能性が高いと予想されます。
今後、鹿紫雲の術式の効果が明らかになることも含めて、鹿紫雲vs宿儺が実現すると面白いですね!
シャルル再登場
呪術廻戦190話では、以前に秤に倒されたシャルルが再登場します。
シャルルは秤が大当たりを引いたことで退場していましたが、小さい怪我だけで済んでいたようですね。
秤の大当たりボーナスの時間には限りがあるので、シャルルにかまっている暇がなかったのかもしれません。
まあ、シャルルは秤が大当たり状態になるための踏み台だったと考えられます。
189話では秤が漫画脳であることが明かされており、シャルルが漫画家であったことの伏線になっていたと考えられます。
190話では、秤がシャルルに「後でお前の漫画を読んでやる」と伝えにきます。
秤は戦った敵には敬意を払うタイプの人間ようですね。
秤、いいキャラしてますね!!
真希の再登場
190話では シャルルに加えて真希も再登場します。
真希は真依の遺言にしたがって「全てを壊して」いたので、もしかしたら高専と対立するかもしれないなあとも思っていたのですが、190話では真希は高専側であることが確定しました。
とりあえずは一安心ですね。
また、真希は呪力が完全に0になったことで伏黒甚爾と同じく呪霊を五感で探知できるようになったようです。
実際にメガネなしで呪霊を祓っている様子が描かれていますね。
また、呪力が完全に0になったことで死滅回遊の結界も素通りできるようになったようです。
呪力が完全に0になると呪力への耐性が上がるらしいので、術式に対しても耐性ができたのかもしれません。
鹿雲紫に加えて心強いキャラが仲間になりましたね!!
未知の呪霊の登場
呪術廻戦190話は、最後に未知の呪霊が登場する場面で終わっています。
この呪霊ですが、見た目がコガネと似ています。
例えば、虫をモチーフにしている点や目に穴が空いている点がそっくりです。
したがって、この呪霊は死滅回遊に大きく関係していると考えられます。
筆者の予想では、この呪霊こそが「羂索の落とした爆弾」だと考えられます。
死滅回遊の目的は「全日本人を天元と同化させる下準備」です。
しかし、詳細な方法については「強者が残った回遊に羂索が爆弾を落として死滅回遊は役割を終える」としか明らかにされていませんでした。
以上の状況から、今回投入された呪霊は死滅回遊を終わらせるために羂索が落とした爆弾である可能性が高いと予想されます。
(ちょうど真希と加茂が強い呪霊や術師を間引いたタイミングでこの呪霊が現れたのもこの予想と合致しています。)
この予想が当たっているのか来週明らかになるかもしれません。
楽しみに待ちましょう!!
おわりに
以上で呪術廻戦190話の感想と考察を終了いたします。
呪術廻戦の感想と考察の一覧はこちらです!
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また、鹿雲紫や秤を含めた呪術廻戦の最強キャラランキングも作りました。
ぜひご一読ください!!
画像引用元:週刊少年ジャンプ