エルデンリングの重要キャラで「メリナ」という人物がいますよね。
主人公のレベルアップをしてくれるキャラなので、メリナなしではELDEN RINGをクリアすることはできません。
そんなゲームの進行上重要なメリナですが、
「メリナって何者!?」
「メリナは誰の仲間で誰の敵なの」
「メリナにあなたを殺すと言われた、、、」
などメリナに関する疑問は多いですよね。
そこでこの記事では、メリナの正体を考察していきます。
メリナとは
まずはメリナに関する基本情報をまとめていきます。
最初、メリナは霊体の姿で主人公の前に現れます。
そして、メリナは主人公に取引を持ちかけてきます。
メリナ
…貴方は、指の巫女様を知っている?
二本指に仕え、褪せ人を助け、導く存在…
けれど今、貴方には巫女様がいない
…私は、その代わりができる
私は、ルーンを貴方の力にすることができる
エルデンリングを求めるのなら、きっとそれは、貴方の役に立つ
…だから、私を連れていってほしい
取引の内容をまとめると以下です。
取引の内容
・メリナは主人公にルーンの力と導きを与える。
・主人公はメリナを黄金樹に連れて行く。
つまり、メリナは黄金樹に行きたがっているというわけです。
メリナが黄金樹に行きたがっているわけは、使命を確かめるためです。
メリナ
…黄金樹は、もう近い
もう少しね。貴方との契約で願った、あの麓まで
…懐かしい
私は、黄金樹の麓で産まれた
そこで母から使命を授かり…
けれど、すべて無くしてしまった
…それを、確かめなくてはならない
焼け爛れ、霊の身体となってまで、私が生き続けている理由を
要約すると、母から授かった使命を確かめるためにメリナは黄金樹に行きたがっていると考えられます。
さてこのメリナの使命ですが、黄金樹に入るための刺を焼き、褪せ人を王に導くことであると考えられます。
メリナ
…黄金樹の内に、入れなかったのでしょう?
棘の覆いが、貴方を拒んだ
…それは、拒絶の刺
黄金樹が、外のすべてを拒む、自我の殻
エルデンリングに見え、エルデの王になるためには
その刺を越えなければならない
…私の使命は、そのためのものだった
だから、また私と旅をして欲しい
遥か雲の上、雪深い巨人たちの山嶺。その頂にある、滅びの火まで
そうしたら、黄金樹を焼くことができる
…そして貴方を導ける。エルデの王たる道に
そしてメリナは巨人たちの山嶺で、黄金樹を焼く滅びの火の種火となって死んでしまったと考えられます。
メリナ
黄金樹よ、燃えるがよい
新しい王のために
…ありがとう。私を連れてきてくれて
炎と共に歩む者
いつか、運命の死に見えん
さようなら
黄金樹を焼く滅びの火には種火が必要であることは、エンヤの話からわかります。
エンヤ
…あんた、種火を探すんだよ
世界樹を焼く火は、狭間の地の最も高い場所、巨人の大釜に燻っている
けれど、それを燃やすには、特別な種火が必要なのさね
…火の幻視を宿す者、その贄だけが、大釜の火で世界樹を焼くんだよ
そして、死のルーンへの導きとなるのじゃ
メリナは自らが滅びの火の種火になることで、黄金樹の刺を焼き、主人公を王へと導いたわけです。
以上がメリナに関する基本情報です。
メリナとマリカの関係
先程も出てきた、メリナの母親について考えてみます。
結論をいうと、メリナの母親はマリカであると考えられます。
以下に根拠をあげていきます。
根拠1, マリカの言霊を読むことができる
まず、メリナはマリカの言霊を読むことができます。
メリナ
…この場所には、言霊が残っている
ずっと前に消えてしまった、女王マリカの言霊
…興味があれば、伝えてもいい
これは明らかにメリナとマリカが繋がりを持っていることを示していると思います。
根拠2, マリカとメリナの目的は一致
マリカとメリナの目的が一致していることも、メリナの母親がマリカであることを示唆しています。
このマリカの目的は、黄金律を終わらせること、すなわち黄金樹を焼いてエルデンリングの律を書き換えることであると考えられます。
そしてメリナの目的も黄金樹を焼いて、褪せ人を王にする(=エルデンリングの律を書き換える=黄金律を終わらせる)ことでした。
メリナ
狭間の地をずっと見てきた
この世界には修復が必要だと思う
…そして、分け隔てない死が
黄金律から取り除いた死を再び回帰することは、黄金律を終わらせることに他なりません。
したがって、メリナとマリカの目的が一致していることから、メリナの母親はマリカである可能性が高いと考えられます。
ここで、「拒絶の刺はマリカが作った可能性もあるでは?」と考えている方もいるかもしれません。
しかし、拒絶の刺はラダゴンが作ったものであることは、拒絶の刺の形から推察されます。
ラダゴンを象徴する形がメッシュであり、拒絶の刺はこのメッシュ状の形をしています。
余談ですが、マリカを象徴する形はこれです。
このマリカとラダゴンの形は、ゲーム中にさまざまな場面で出てくるので、知っていると色々楽しめます。
例えば、エルデンリングにもこの二人の形が刻まれていますね。
根拠3, 名前の規則が一致
マリカとラダゴンの子供の名前は、マレニアやミケラに代表されるように、最初の文字がMであることから、メリナの母親はマリカで父親はラダゴンである可能性が高いです。
結論
以上の根拠から、メリナの母親はマリカであると考えられます。
正確にいうと、メリナとマリカの関係は、ミリセントとマレニアの関係と同じであると考えられます。
根拠は、メリナの服装(=旅の服)がミリセントと同じであることです。
旅の服
軽く丈夫な布の服
運命に向き合うために旅に出る
娘たちの装束
さて、ミリセントとマレニアの関係ですが、ミリセントはマレニアから産まれた存在だと考えられるのですが、子供なのか妹なのか分け身なのかはわかっていません。
ミリセント
実は私はマレニアの血縁のようなのだ
彼女の子なのか、妹なのか、あるいはその分け身なのか、それは分からない
けれど確かに、彼女との間に、親近の繋がりを感じるのだ
また、ミリセントはマレニアの記憶を受け継いでいるのですが、これもメリナがマリカの記憶(≒使命)を受け継いでいることと対応しています。
ミリセント
…私はマレニアに、返したい
かつて彼女のものだった意志を
赤い腐敗の呼び声に、人として抗う矜持を
したがって、マレニアとミリセントの関係と、マリカとメリナの関係は同じであると考えられます。
メリナの左目
メリナの特徴の一つがその左目です。
メリナは左目に黒いあざがあり、常に左目を閉じていていますよね。
このメリナの左目には死のルーンが封印されていると考えられます。
以下で根拠を述べていきます。
根拠1, ラニの目と似ている
実はメリナの目はラニと非常に似ています。
左のメリナは狂い火の王エンドで主人公を殺そうとしている時のメリナです。
上の写真で、ラニもメリナも目が青くなっていることがわかります。
したがって、メリナの左目にもラニと同様に死のルーンが宿っていたと解釈できます。
根拠2, 封印の形がマリケスと同じ
メリナの左目には、獣の爪のようなあざがありました。
このあざの形ですが、獣の司祭(=マリケス)が死のルーンを封印している形と同じです。
確かに、獣の司祭の封印にも、獣の爪のようなものがありますね。
したがって、メリナの左目のあざは死のルーンの封印を反映していると考えられます。
根拠3, 運命の死に言及
メリナの目が開いた時、メリナは運命の死について言及しています。
メリナ
狂い火の王…
…必ず、辿り着いてみせる
…そして貴方に
運命の死を
これは、メリナが左目の封印を解いて死のルーン(=運命の死)を解放したこと表していると考えられます。
以上の状況証拠から、メリナの左目には死のルーンが宿っているのだと考えられます。
死のルーンを所持している理由
さて、なぜメリナは死のルーンを所持しているのでしょうか?
その答えは、母親がマリカであるならば簡単です。
なぜなら、マリカは陰謀の夜の黒幕のひとりであったため、死のルーンの一部を所持していたからです。
つまり、マリカがメリナに死のルーンを分けたと解釈すると辻褄が合います。
ではなぜマリカはメリナに死のルーンを与えたのでしょうか。
そもそも死のルーン(=運命の死)とは律を破壊する力であると考えられます。
マリカは黄金律を終わらせることを願っていたため、黄金律を破壊するためにメリナに死のルーンを与えたのだと推察されます。
ちなみにメリナは狂い火エンドで、狂い火の律を壊すために死のルーンを解放したとも解釈できます。
おわりに
以上でメリナの正体に関する考察を終了いたします。
他の記事では、エルデンリングのボスランキングなども紹介しています。
また、一覧は以下です。
<神・王・女王>
大いなる意志、二本指・三本指、エルデの獣
マリカ・ラダゴン、ゴッドフレイ&ホーラ・ルー、満月の女王レナラ
竜王プラキドサクス、宵眼の女王
<デミゴッド>
聖樹のミケラ、腐敗のマレニア
魔女ラニ、星砕きのラダーン、冒涜の君主ライカード
死王子ゴッドウィン、血の君主モーグ、忌み王モーゴット
接ぎ木のゴドリック
<NPC>
メリナ、聖女トリーナ
死衾の乙女フィア、忌まわしき糞喰い、輝ける金仮面、百智卿ギデオン
シャブリリ、ハイータ
魔術師セレン、魔術教授セルブス、エンシャ、ネフェリ・ルー
タニス、ラーヤ
ブライヴ、イジー
白面のヴァレー、背律者ベルナール、血の狩人ユラ
しろがねのラティナ、アレキサンダー、ディアロス、トープス、ミリセント&ゴーリー、円卓の騎士ヴァイク、ヒューグ、ローデリカ、亜人のボック、死を狩る者D、パッチ、ロジェール、ゴストーク、ケネス・ハイト、復讐者エドガー
<ボス・敵>
黒き剣のマリケス、神肌の使徒、巨人、ラダゴンの赤狼、アステール、祖霊の王
白王・黒王、しろがね人、銀の雫、死儀礼の鳥、ミミズ顔
<その他重要な要素>
エルデンリング、黄金律、褪せ人、忌み子、坩堝、死のルーン、破砕戦争、陰謀の夜、エンディング
<DLC>
影の地、神の門
串刺し公メスメル、双月の騎士レナーラ、蕾の聖女ロミナ、宿将ガイウス、指の母メーテール、暴竜ベール、神獣獅子舞、黄金カバ、泥濘の騎士、指の母ユミル
針の騎士レダ、落葉のダン、ティエリエ、純血騎士アンスバッハ
また、ツイッターもやっていますのでフォローしていただけると嬉しいです。
出所:ELDEN RING © 2022 From Software Inc. All Rights Reserved.