ELDEN RINGの登場キャラに「忌まわしき糞喰い」という人物がいます。
「糞喰い」という衝撃的な名前もさながら、その気持ちの悪い見た目にもインパクトがあります。
また、「忌まわしき糞喰い」のイベントを完走するとエンディングが分岐することから、ELDEN RINGのストーリーにおける重要キャラの一人であります。
そこでこの記事では「忌まわしき糞喰い」の正体について考察していきます。
また、糞喰いのイベントを完走することで見ることができる「絶望の祝福エンディング」についても解説していきます。
本名はミエロス
糞喰いの本名は「ミエロス」です。
糞喰いの本名は「ミエロス」であることは、糞喰いの所持していた剣の名前が「ミエロスの剣」であることからわかります。
また、この「ミエロスの剣」のテキストには以下のように記載されています。
ミエロスの剣
ミエロスは巨人としては矮小であり
酷く醜く、穢れていたという
上の文章から、糞喰いは巨人の一族であったことが推察されます。
しかし「矮小」で「酷く醜く、穢れていた」という文にもあるとおり、糞喰いの見た目は巨人のそれとは全く異なっています。
こんな酷い見た目で生まれてきたことが、糞喰いが呪いを撒き散らす原因になったことは想像に容易いですね。
多くの人を呪ってきた
糞喰いはこれまでに多くの人を殺して、穢してきました。
糞喰いがこれまでに多くの人を殺してきたことは、糞喰い自身が以下のように語っています。
糞喰い
…俺はたくさん殺した、俺はたくさん穢した
数百の呪いが生まれ、数千の呪われた子が生まれ、数万の呪われた孫が生まれ
そこから幾人の俺が生まれ、永遠に殺し、穢し、祝福し続ける
また、「糞喰いの傀儡」のテキストには以下のように記載されています。
糞喰いの傀儡
数え切れぬ人を殺し、穢し
その死体に苗床の呪いを育てた男の霊体
背骨の大剣を振るい、呪詛を咆哮する
糞食いは、己が最後に絶望した
ひたすらに醜く、忌まわしいこの傀儡は
だがその絶望故に、愛でる価値がある。
上の文章から、糞喰いが多くの人を殺して「穢して」きたことがわかります。
また上の文章中での「穢す」とは「死後も呪われ続け、輪廻から外されること」であると考えられます。
糞喰いの「穢す」については「苗床の呪い」のテキストに記載されています。
苗床の呪い
糞食いが殺し、穢した死体に生じる呪い
忌み角に侵された生乾きの宿痾
糞食いは、死体を苗床に呪いを育てる
そうなれば、もはや死は黄金樹に還ることなく
永遠に呪われたままとなるだろう
狭間の地で、最も忌まわしいもののひとつである
糞喰いが殺した死体に呪いをかけることで、「死は黄金樹に還ることなく、永遠に呪われたまま」になることがわかります。
糞喰いの呪い恐るべしですね、、、、、
絶望の祝福エンディング
ゲーム中で、糞喰いのイベントを完走すると「忌み呪いの修復ルーン」を獲得できます。
そしてこの「忌み呪いの修復ルーン」でエルデンリングを修復することで、「絶望の祝福エンド」になります。
この「絶望の祝福エンド」について考察していきたいと思います。
まず、「忌み呪いの修復ルーン」のテキストには以下のように記載されています。
忌み呪いの修復ルーン
それは、子も、孫も、その先も
永遠に続く忌み呪いの病巣である
律のすべてが穢れてしまえば
すべての穢れは、穢れでなくなる
すべての呪いに祝福あれ
絶望の祝福エンドでは、上記の忌み呪いの修復ルーンでエルデンリングを修復しているので、狭間の地は「黄金律」に代わって「糞喰いの律」に支配されます。
そしてこの「糞喰いの律」とは、「それは、子も、孫も、その先も、永遠に続く忌み呪いの病巣である」という文章から、「全てが呪われた世界」であると考えられます。
また、先ほどの糞喰いの「、、、数万の呪われた孫が生まれ、そこから幾人の俺が生まれ、、、」という発言から、「糞喰いの律」には呪いを受けた人が他人を呪うことで呪いの無限ループを作ることも含まれていることが推察されます。
さて、どの様にして呪いの無限ループを作るのかについてですが、これには「苗床の呪い」と「祖霊の角」が使用されると考えられます。
苗床の呪い
糞食いが殺し、穢した死体に生じる呪い
忌み角に侵された生乾きの宿痾
糞食いは、死体を苗床に呪いを育てる
そうなれば、もはや死は黄金樹に還ることなく
永遠に呪われたままとなるだろう
狭間の地で、最も忌まわしいもののひとつである
祖霊の角
祖霊の王の角を切り取ったもの
敵を倒したとき、FPを回復する
倒れた王の角を苗床に
幾つもの若芽が開き、光を放っている
それは、死から芽吹いた命であり
死から力を得る
この「苗床の呪い」は「祖霊の角」に呪いを植え付けたものであると考えられます。
祖霊の角は魂を吸収して新しい生命の苗床にする能力があるため、この祖霊の角に呪いを植え付けてしまえば、そこから芽吹いた全ての生命を呪うことできるというわけです。
つまり、下図における「角」の部分を呪ってしまうというわけです。
祖霊の王の追憶
祖霊とは、黄金樹の外にある神秘である
死から芽吹く命、生から芽吹く命
そうした、生命のあり様である
以上の考察から、呪いが呪いを生み続けることで、永遠に呪いが発生し続ける世界が「絶望の祝福エンド」であると考えられます。
「糞喰いの律」が支配する世界はなんとも恐ろしいですね、、、、
みなさんも「忌み呪いの修復ルーン」でエルデンリングを修復することは絶対にやめましょう笑。
おわりに
以上で糞喰いの正体についての考察を終了いたします。
ELDEN RINGはストーリーの解説が極端に少ないので全貌が把握しにくいですよね。
そこで他の記事では、ELDEN RINGのストーリー全体の解説や、全エンディングの解説などもしています。
また、一覧は以下です。
<神・王・女王>
大いなる意志、二本指・三本指、エルデの獣
マリカ・ラダゴン、ゴッドフレイ&ホーラ・ルー、満月の女王レナラ
竜王プラキドサクス、宵眼の女王
<デミゴッド>
聖樹のミケラ、腐敗のマレニア
魔女ラニ、星砕きのラダーン、冒涜の君主ライカード
死王子ゴッドウィン、血の君主モーグ、忌み王モーゴット
接ぎ木のゴドリック
<NPC>
メリナ、聖女トリーナ
死衾の乙女フィア、忌まわしき糞喰い、輝ける金仮面、百智卿ギデオン
シャブリリ、ハイータ
魔術師セレン、魔術教授セルブス、エンシャ、ネフェリ・ルー
タニス、ラーヤ
ブライヴ、イジー
白面のヴァレー、背律者ベルナール、血の狩人ユラ
しろがねのラティナ、アレキサンダー、ディアロス、トープス、ミリセント&ゴーリー、円卓の騎士ヴァイク、ヒューグ、ローデリカ、亜人のボック、死を狩る者D、パッチ、ロジェール、ゴストーク、ケネス・ハイト、復讐者エドガー
<ボス・敵>
黒き剣のマリケス、神肌の使徒、巨人、ラダゴンの赤狼、アステール、祖霊の王
白王・黒王、しろがね人、銀の雫、死儀礼の鳥、ミミズ顔
<その他重要な要素>
エルデンリング、黄金律、褪せ人、忌み子、坩堝、死のルーン、破砕戦争、陰謀の夜、エンディング
<DLC>
影の地、神の門
串刺し公メスメル、双月の騎士レナーラ、蕾の聖女ロミナ、宿将ガイウス、指の母メーテール、暴竜ベール、神獣獅子舞、黄金カバ、泥濘の騎士、指の母ユミル
針の騎士レダ、落葉のダン、ティエリエ、純血騎士アンスバッハ
そして、「フロム以外の死にゲーも挑戦してみたいよ!!」って方は、以下のゲームがおすすめです。
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