ELDEN RINGでも最も謎に包まれているボスが「竜王プラキドサクス」です。
なんでも、黄金の時代が始まる前はエルデの世界を支配していたのだとか、、、
そこでこの記事では、竜王プラキドサクスの正体について考察していきます。
エルデの前王
プラキドサクスの正体はファルム・アズラで神の帰還を待っているエルデの前王です。
プラキドサクスの正体はエルデの前王であったことは、「竜王の追憶」のテキストに記載されています。
竜王の追憶
時の狭間、嵐の中心に座す竜王は
黄金樹の前史、エルデの王であったという
だが神は去り、王は帰還を待ち続けていた
「黄金樹の前史」とあることから、マリカが女王となる前の王がプラキドサクスだったと推察されます。
実際、プラキドサクスがエルデンリングを所持していたことが、ファルム・アズラ最深部にある壁から推察されます。
ファルム・アズラ最深部にあった左写真のものは、右写真のものとは形が違っていますが、おそらく先代のエルデンリングだと考えられます。
ちなみに、このファルム・アズラはプラキドサクスが住んでいる場所で「時の狭間」にあるそうです。
古き王のタリスマン
時の狭間、嵐の中心に座すという
古き王を象ったタリスマン
古き王の都、ファルム・アズラは
遥か前からずっと
ゆっくりと崩壊しているという
五本指との関係
プラキドサクスは五本指に見出された王であると考えられます。
指読みのエンヤ
大いなる意志の使い、指様の言葉を伝える婆さね
まず、五本指とプラキドサクスの関連は「チンクエディア」のテキストに記載されています。
チンクエディア
ファルム・アズラにおいて
高位の司祭に与えられる短剣
かつて獣たちに贈られた知性
その象徴たる、五指が象られている獣の祈祷の威力を高める
そして、プラキドサクスと五本指の関連はプラキドサクスの攻撃モーションでも示唆されています。
明らかに五本指を強調した攻撃モーションですね。
そして、この五本指の形は先程紹介した「チンクエディア」のものと同じです。
さらに、プラキドサクスが住むファルム・アズラは獣と関連しています。
この獣(マリケス、セローシュ、ブライヴなど)こそが、大いなる意志が王(マリカ、ゴッドフレイ、ラニ)に与える存在でした。
したがって、大いなる意志が竜王プラキドサクスに獣を与えたと解釈できます。
以上の状況証拠から、竜王プラキドサクスは五本指(=大いなる意志の使い)に選ばれた王であると考えられます。
プラキドサクスが待つ神とは
さて先程の「竜王の追憶」のテキストで、プラキドサクスが「神の帰還を待ち続けた」と書いてありますね。
竜王の追憶
時の狭間、嵐の中心に座す竜王は
黄金樹の前史、エルデの王であったという
だが神は去り、王は帰還を待ち続けていた
さて、このプラキドサクスが待っている神とは誰のことでしょうか?
これについて筆者は2つの可能性を考えています。
その2つとは、「大いなる意志説」と「宵眼の女王説」です。
それぞれについて解説していきます。
大いなる意志説
1つ目の説は、プラキドサクスが待っているのが大いなる意志という説です。
ご存じのとおり、大いなる意志はプラキドサクスの次に、マリカをエルデの王にしました。
つまり、プラキドサクスは大いなる意志に見捨てられてしまったというわけです。
だからこそ「竜王の追憶」のテキストで「神(=大いなる意志)は去り」と表現したのだと考えられます。
宵眼の女王説
2つ目の説は、プラキドサクスが待っているのが宵眼の女王という説です。
根拠となるのが、「黒炎の儀式」のテキストです。
黒炎の儀式
使徒たちを率いた、宵眼の女王
彼女は、指に選ばれた神人であったという
宵眼の女王が指(=五本指)に選ばれた神人であったことがわかります。
つまり、マリカが女王になる前の指に選ばれた神=プラキドサクスの神=宵眼の女王という対応関係が成立すると考えられます。
言い換えると、宵眼の女王はプラキドサクスの妻でもあったとも解釈できます。
さらに妄想を膨らませて、マリカ=ラダゴンの対応関係を当てはめると、プラキドサクス=宵眼の女王である可能性も考えられます。
さらにさらに妄想を膨らませると、プラキドサクスの失った2つの首が宵眼の女王に対応している可能性もあるかと思います。
また、プラキドサクス=宵眼の女王と考えると、死のルーンがなぜ赤と黒の炎で構成されているのかも解釈できます。
それは、プラキドサクスの赤と宵眼の女王の黒を反映しているのだと考えられます。
実際、プラキドサクスは赤い系の攻撃しかしてきませんし、宵眼の女王の部下である神肌の使徒は黒い系の攻撃しかしてきません。
以上の考察から、プラキドサクスが待っていたのは宵眼の女王だった可能性が考えられます。
時を戻す能力を持っている?
プラキドサクスと戦闘する前に、ファルム・アズラの時間が巻き戻しされるムービーが流れます。
ここで疑問に思うのが、時を戻すことがプラキドサクスの能力なのかという点です。
筆者の予想では、時を戻すのはプラキドサクスの能力ではないです。
根拠としては、プラキドサクスが時を戻せると書いてあるテキストがどこにも見つからないためです。
また、プラキドサクスと戦っていても、時を止める系の能力は発動してきません。
したがって、時を戻すのは時の狭間の効果(=地形効果)に由来すると考えられます。
テキストでも、時を戻すのが時の狭間の効果であるというニュアンスを感じます。
プラキドサクスの滅び
それは、時の狭間に永遠に座した竜王の
滅びゆく断末魔であった
上テキストから、時の狭間(=時間を巻き戻す場所)にいることで、滅びの運命から逃れながら神の帰還待っていたのではないかと考えられます。
実際プラキドサクスはだいぶボロボロの状態でしたからね、、、、
また、時の狭間が時間を戻す原理については、他の世界線の時間軸と干渉しているためではないかと考えています。
以上の状況から、時を戻すのは時の狭間の効果に由来すると筆者は予想します。
おわりに
いかがだったでしょうか。
エルデンリングはストーリーの説明が極端に少ないので、なかなか全貌を把握しにくいですよね。
そこで他の記事では、エルデンリングの全エンディングの解説や、エルデンリングのストーリー全体の解説などもしています。
また、一覧は以下です。
<神・王・女王>
大いなる意志、二本指・三本指、エルデの獣
マリカ・ラダゴン、ゴッドフレイ&ホーラ・ルー、満月の女王レナラ
竜王プラキドサクス、宵眼の女王
<デミゴッド>
聖樹のミケラ、腐敗のマレニア
魔女ラニ、星砕きのラダーン、冒涜の君主ライカード
死王子ゴッドウィン、血の君主モーグ、忌み王モーゴット
接ぎ木のゴドリック
<NPC>
メリナ、聖女トリーナ
死衾の乙女フィア、忌まわしき糞喰い、輝ける金仮面、百智卿ギデオン
シャブリリ、ハイータ
魔術師セレン、魔術教授セルブス、エンシャ、ネフェリ・ルー
タニス、ラーヤ
ブライヴ、イジー
白面のヴァレー、背律者ベルナール、血の狩人ユラ
しろがねのラティナ、アレキサンダー、ディアロス、トープス、ミリセント&ゴーリー、円卓の騎士ヴァイク、ヒューグ、ローデリカ、亜人のボック、死を狩る者D、パッチ、ロジェール、ゴストーク、ケネス・ハイト、復讐者エドガー
<ボス・敵>
黒き剣のマリケス、神肌の使徒、巨人、ラダゴンの赤狼、アステール、祖霊の王
白王・黒王、しろがね人、銀の雫、死儀礼の鳥、ミミズ顔
<その他重要な要素>
エルデンリング、黄金律、褪せ人、忌み子、坩堝、死のルーン、破砕戦争、陰謀の夜、エンディング
<DLC>
影の地、神の門
串刺し公メスメル、双月の騎士レナーラ、蕾の聖女ロミナ、宿将ガイウス、指の母メーテール、暴竜ベール、神獣獅子舞、黄金カバ、泥濘の騎士、指の母ユミル
針の騎士レダ、落葉のダン、ティエリエ、純血騎士アンスバッハ
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