狭間の地には地下世界が広がっており、そこはまるで宇宙空間のような見た目をしていますよね。
そこでこの記事では、なぜ狭間の地の地下世界が宇宙空間のような見た目をしているのかについて考察していきます。
地下世界について
ゲーム中で地下世界は３つあって、それが「ノクローン」と「ノクステラ」と「名もなき永遠の都」です。
そして、この３つの地下世界の内、宇宙空間のような見た目をしているのは「ノクローン」と「ノクステラ」の２つです。
残りの「名もなき永遠の都」の空は、黄ばんだ色をしています。
さて、同じ地下世界であるにもかかわらず、なぜこの様な見た目の違いがあるのでしょうか。
宇宙空間の正体
結論を言ってしまうと、宇宙空間の正体は魂の光であると考えられます。
では、なぜ地下空間に魂が充満しているのかというと、黄金樹の根っこが魂を呼ぶ性質があるためです。
嵐の麓の地下墓の霊体
…正しい死とは、すなわち、黄金樹に還ることなり
待ちなさい。根が貴方を呼ぶ、そのときまで…
ちなみにこの説に基づくと、２体のアステールの背景の違いを解釈することができます。
ゲーム中にアステールは２体存在しており、それが「暗黒の落とし子、アステール」と「暗黒の星々、アステール」です。
そして、「暗黒の落とし子、アステール」はリエーニエの宇宙空間のような見た目の場所、「暗黒の星々、アステール」はイエロ・アニス坑道の普通の見た目の場所に出現します。
これは、リエーニエの地下上部には黄金樹の根っこが到達しているのに対して、イエロ・アニス坑道の地下上部には黄金樹の根っこが到達していないことに対応しているのだと考えられます。
以上の状況証拠から、黄金樹に呼ばれた魂が光を放っているため、地下世界が宇宙の様な見た目をしているのだと考えられます。
名もなき永遠の都だけ様子が異なる理由
さて、最初の疑問に戻って、名もなき永遠の都だけ宇宙空間がないのはなぜなのでしょうか？
答えは、名もなき永遠の都にゴッドウィンが埋葬されているためであると考えられます。
ゴッドウィンは死のルーンの力によって、魂だけが運命の死を迎えてしまいました。
そしてこのゴッドウィンの死によって、各地に「死に生きる者」が出現するようになってしまいました。
死の根
死に生きる者たちを、生み出す源
東の果てにある獣の神殿では
東の司祭が、これを集め喰らっている
陰謀の夜、盗まれた死のルーンは
デミゴッド最初の死となった後
地下の大樹根を通じて、狭間の各地に現れ
死の根として芽吹いたのだ
死に生きる者とは、魂が律に導かれずに霊体として彷徨っている存在です。
そして、この死に生きる者は名もなき永遠の都に多数出現しています。
したがって、名もなき永遠の都が宇宙の様な見た目をしていない理由は、魂が死に生きる者にとして実体化しているためであると考えられます。
またもう一つの理由として、名もなき永遠の都が比較的浅い位置の地下に存在していることも関連しているのかもしれません、
魂が含まれている地面の厚みが小さいため見える光も少ないというわけです。
以上が、名もなき永遠の都の見た目がノクローン、ノクステラと異なる理由であると考えられます。
おわりに
以上で地下世界の宇宙空間に関する考察を終了します。
エルデンリングはストーリーの説明が極端に少ないので、なかなか全貌を把握しにくいですよね。
そこで他の記事では、エルデンリングの全エンディングの解説や、エルデンリングのストーリー全体の解説などもしています。
また、他の考察一覧は以下です。
<神・王>
大いなる意志、二本指・三本指、エルデの獣、マリカ・ラダゴン、ゴッドフレイ&ホーラ・ルー、レナラ、プラキドサクス
<デミゴッド>
ラニ、ラダーン、ライカード、ミケラ、マレニア、ゴッドウィン、モーグ、モーゴット、ゴドリック
<NPC>
メリナ、フィア、糞喰い、金仮面、シャブリリ、ハイータ、ギデオン、ラティナ、ネフェリ・ルー、アレキサンダー、ディアロス、セレン、セルブス、エンシャ、トープス、ミリセント＆ゴーリー、ヴァイク、ヒューグ、ローデリカ、ボック、ブライヴ、イジー、D、パッチ、タニス、ラーヤ、ヴァレー、ユラ、ロジェール、ゴストーク、ケネス・ハイト、ベルナール、エドガー、トリーナ、宵眼の女王
<ボス・敵>
マリケス、神肌の使徒、巨人、ラダゴンの赤狼、アステール、祖霊の王、しろがね人、銀の雫、死儀礼の鳥、ミミズ顔、忌み子
<その他重要な要素>
エルデンリング、黄金律、褪せ人、坩堝、死のルーン、破砕戦争、陰謀の夜、エンディング、DLC
そして、「フロム以外の死にゲーも挑戦してみたいよ！！」って方は、以下のゲームがおすすめです。
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