エルデンリングのストーリーの中で「血の君主、モーグ」という人物が出てきます。
なんでも、ミケラを誘拐して新たな王朝を建てようとしているのだとか、、、、
そこでこの記事では「血の君主、モーグ」の正体について徹底考察していきます。
出生
モーグはマリカとゴッドフレイの子供です。
そしてモーグはモーゴッドと双子の兄弟の関係です。
モーグはモーゴッドが双子の兄弟であることは、「モーグの大ルーン」のテキストに記載されています。
モーグの大ルーン
モーグは、モーゴットの双子の兄弟であり
その大ルーンもまた、似通っている
しかしモーグは、それを呪われた血で染めた
地の底で、生まれついた穢れを愛したのだ
モーグとモーゴットは忌み子として生まれてきたのですが、忌み子がどのように扱われていたのかは「王家の忌み水子」のテキストに記載されています。
王家の忌み水子
王家の忌み赤子は、角を切られることはない
その替り、誰にも知られず、地下に捨てられ
永遠に幽閉される
そしてひっそりと、供養の像が作られる
要するに、モーグは表面上は死んだことにされて、地下に幽閉されていたということになります。
なかなかひどいことをしますね、、、、
目的
モーグの目的は新たな王朝を開くことです。
モーグは白面のヴァレーを使って、二本指の巫女を殺しています。
なぜ二本指の巫女を殺しているのかというと、モーグの目的が二本指に代わる新たな王朝を開くことであるからです。
白面のヴァレー
これは、最後の試し。その布を巫女の血で染めてきてください
本来は、自らの巫女を殺し、二本指の導きとの決別を示す儀式なのですが…
まあ、貴方は巫女無し。誰の巫女の血でも構いませんよ
モーグが新たな王朝を開こうとしていることは「純潔騎士紋章」のテキストから推察されます。
純潔騎士紋章
血の君主の築かんとする新しい王朝
モーグウィンの栄誉ある騎士の証
モーグはまだ、神と共に閨にいる
待つがよい。王朝の開闢を
上テキスト中の、モーグのいう「神」とはミケラのことです。
また「閨」とは「夫婦の寝室」のことです。
したがって、モーグが「神と共に閨にいる」と言っているので、モーグとミケラは、、、、、と想像してしまいますが、実際のところモーグはミケラに輸血をしていたのではないかと考えられます。
モーグがミケラに輸血をしていたことは、「血の君主の歓喜」のテキストに記載されています。
血の君主の歓喜
血の君主に、血を捧げよ
御方の閨を、繭を血で満たせ
幼き伴侶が目覚める時、我ら王朝開闢せん
しかしなぜモーグはミケラに輸血をしていたのでしょうか?
ミケラに洗脳
モーグがミケラに輸血をしていた理由は、ミケラに洗脳されていたためであると考えられます。
ミケラは黄金樹を新しく築こうとしていたのですが、それには血が足りていなかったことが「聖樹紋のサーコート」のテキストに記載されています。
聖樹紋のサーコート
サーコートには、聖樹の紋章が描かれている
ミケラの血を受けた、聖なる芽生えの若木
だがそれは、遂に黄金樹とはならなかった
その上、ミケラが神を洗脳する力を持っていたことが、マレニアの発言からわかります。
マレニア
神の知恵、神の誘惑。ミケラこそ
もっとも恐ろしい神人なのだから
最強のデミゴッドであるマレニアが、「最も恐ろしいのはミケラ」と言っていることからも、ミケラの不気味な強さがうかがえますね。
さて、ミケラの洗脳について詳しく説明しておくと、ミケラの洗脳とは「他人にミケラを愛すること強制する能力」のことです。
ミケラが他人にミケラ自身を愛すること強制できることは、「誘惑の枝」のテキストに記載されています。
誘惑の枝
神人ミケラは、あらゆる者から愛された
愛するを強いることができた
したがって、ミケラはモーグを洗脳して自身に輸血させていたのではないかと推察されます。
モーグはミケラと結婚するとまで言っていますが、これはモーグがミケラを愛することを強制されているためだと推察されます。
血の君主の追憶
ミケラを神とし、自らはその伴侶として王となる
そのために、血の閨をどれほど共にしようとも
幼き神人は何も答えなかった
王朝を開くためにミケラの力を利用したいだけなら、わざわざ結婚する必要はないですよね。
加えて、DLCでモーグがミケラに洗脳されていたことが確定しました。
アンスバッハ
私はかつて、 主たるモーグ様の魅了を解かんとして
…ミケラ様に挑み、果たせず、呆気なく心を掴まれたのです
以上から、モーグがミケラに洗脳されていたことがわかります。
異教
モーグは外なる神に通じていることが以下のテキストからわかります。
モーグウィンの聖槍
それは、呪われた血に力を与える
外なる神との交信の祭具でもある
真実の母は、傷を望んでいるのだ
血授
地の底で、傷を望む真実の母に見えた時
モーグの呪われた血は、炎となった
そして彼は、生まれついた穢れを愛したのだ
テキストから「外なる神」がモーグの血に力を与えていることがわかります。
モーグが外なる神に通じるようになった理由は、モーグは黄金律においては穢れ・忌み子として扱われていたためであると推察されます。
ここで、「モーグの血は炎」という表現から、この外なる神とは「火の神」であると考えられます。
また、モーグウィン王朝には火の神に関連する紋章が多数転がっているのも根拠の一つです。
この「火」はマレニアの腐敗に効果的であることが知られています。
赤獅子の火炎壺
ラダーン軍の生き残りは
今も、火で朱い腐敗を食い止めている
ラダーンの大ルーン
その大ルーンは燃えている
朱い腐敗、その浸食に抗するために
したがって、マレニアの腐敗に効くという理由で、モーグはミケラに洗脳された可能性も考えられます。
遺体をラダーンの依り代に
モーグの遺体はラダーンの依り代となったことがDLCで明らかになりました。
アンスバッハ
モーグ様を利用し、影の地に至るだけでは飽き足らず
その遺体すら、王の依り代にしようなどと
魂など必要なく。ただ、空っぽの肉体だけを求めるなどと
フレイヤ
戦祭りがおわり、名誉ある最期を得た将軍の魂を
ミケラ様が、呼び戻すというのか…
秘儀の巻物
白い樹皮の巻物
影に隠された塔にあるという
神の門の秘儀が記されている
だが、読み解けるのは、ごく一部だ
神の帰還は王により導かれ
王の魂には、依り代が求められる
ミケラがモーグの遺体にラダーンの魂を埋め込むことで、ラダーンを復活させたとのことです。
幼少期は忌み子として蔑まれ、大人になればミケラに洗脳された上に遺体を別人に作り替えられる、、、、モーグの人生が不憫すぎますね、、、、
おわりに
以上で「血の君主、モーグ」に関する考察を終了いたします。
また、エルデンリングはストーリーの解説が極端に少ないので全貌が把握しにくいですよね。
そこで他の記事では、エルデンリングのストーリー全体の解説などもしています。
また、一覧は以下です。
<神・王・女王>
大いなる意志、二本指・三本指、エルデの獣
マリカ・ラダゴン、ゴッドフレイ&ホーラ・ルー、満月の女王レナラ
竜王プラキドサクス、宵眼の女王
<デミゴッド>
聖樹のミケラ、腐敗のマレニア
魔女ラニ、星砕きのラダーン、冒涜の君主ライカード
死王子ゴッドウィン、血の君主モーグ、忌み王モーゴット
接ぎ木のゴドリック
<NPC>
メリナ、聖女トリーナ
死衾の乙女フィア、忌まわしき糞喰い、輝ける金仮面、百智卿ギデオン
シャブリリ、ハイータ
魔術師セレン、魔術教授セルブス、エンシャ、ネフェリ・ルー
タニス、ラーヤ
ブライヴ、イジー
白面のヴァレー、背律者ベルナール、血の狩人ユラ
しろがねのラティナ、アレキサンダー、ディアロス、トープス、ミリセント&ゴーリー、円卓の騎士ヴァイク、ヒューグ、ローデリカ、亜人のボック、死を狩る者D、パッチ、ロジェール、ゴストーク、ケネス・ハイト、復讐者エドガー
<ボス・敵>
黒き剣のマリケス、神肌の使徒、巨人、ラダゴンの赤狼、アステール、祖霊の王
白王・黒王、しろがね人、銀の雫、死儀礼の鳥、ミミズ顔
<その他重要な要素>
エルデンリング、黄金律、褪せ人、忌み子、坩堝、死のルーン、破砕戦争、陰謀の夜、エンディング
<DLC>
影の地、神の門
串刺し公メスメル、双月の騎士レナーラ、蕾の聖女ロミナ、宿将ガイウス、指の母メーテール、暴竜ベール、神獣獅子舞、黄金カバ、泥濘の騎士、指の母ユミル
針の騎士レダ、落葉のダン、ティエリエ、純血騎士アンスバッハ
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