ELDEN RINGのNPCの一人にケネス・ハイトという人物がいます。
なんでも、あの巨大なハイト砦の当主なんだとか、、、
そこでこの記事ではケネス・ハイトについて考察していきます。
ハイト砦の当主
ケネス・ハイトは、ハイト砦の当主です。
“元当主”と表現したのは、現在のハイト砦は血に狂った騎士長に占拠されてしまっているためです。
ケネス・ハイト
…おお、お主、きてくれたのか
だが…
…いや、褪せ人とて、歓迎するぞ
貴い者ばかりが、正しい秩序に仕えるのではないのだから
我はケネス・ハイト。リムグレイブの正統、領主の嫡男だ
褪せ人よ、お主に頼みがある
ここより南、霧の森の先にある、我が砦を取り戻してほしい
ストームヴィルから派遣された騎士長が、愚劣にも、血に狂ってしまったのだよ
この「血に狂った」とはどういう意味なんでしょうか?
これは、モーグの手下になったことを表していると考えられます。
モーグは血の君主と呼ばれており、白面のヴァレーに代表されるモーグの手下達は血を使った攻撃をしてきます。
そして、血に狂った騎士長も血を使った攻撃をしてくるため、この騎士長はモーグ側に寝返ったと考えられます。
また、騎士長はストームヴィル城から派遣されたとケネス・ハイトが言っていますが、ストームヴィル城はゴドリック(=二本指側)が治めているため、騎士長は元々二本指側であったと考えられます。
そしてケネス・ハイトも二本指側です。
このような対立関係があるため、モーグ側についた騎士長は、二本指側の砦であるハイト城を乗っ取ったのだと解釈できます。
ゴドリックを軽蔑
先ほども出てきましたが、ゴドリックとケネス・ハイトは同じ二本指側の立場の仲間です。
しかし、ケネス・ハイトはゴドリックを馬鹿にしています。
ケネス・ハイト
ああ、そうだ、ひとつ忠告しておこう
ゴドリックの褪せ人狩りに、気を付けたまえ
奴らは、お主たち褪せ人を、おぞましい、接ぎの贄としか考えておらぬ
…そもそもゴドリックなど、君主の名に値せぬ余所者よ
王都から、女どもに紛れて敗走し、ラダーンに怯えきって城に引き籠り
マレニアを侮り、敗れ、その足指を舐めて服従を誓う
まったくもって惰弱な、恥ずべき男よ
いかに名家とて、黄金の一族、ゴッドフレイの血は、いかにも薄いと見える
思えば憐れな男よ
上のテキストで、ケネス・ハイトはゴドリックのことを「ラダーンから逃げ、マレニアに負けた恥ずべき男」としていますが、ラダーンとマレニアは最強のデミゴッドの二人といわれるほどの実力者ですので、多少は大目に見てほしいですよね、、、、
ゴドリックとケネス・ハイトの間には、名家同士の因縁でもあるのでしょうか。
もしかしたら、「接ぎ」という非人道的な行為を名家の恥と考えているのかもしれませんね。
ネフェリ・ルーを王とする
主人公の助力もあり、ケネス・ハイトは砦を取り戻すのですが、その砦はめちゃくちゃにされていました。
そして、平和を守るためには強い王が必要であると、ケネス・ハイトは考えるようになります。
ケネス・ハイト
…ああ、お主か
見てきたのだろう?我が砦のあり様を
…王なき地とは、かくも酷いものなのか
探さねばならん。ゴドリックなどではない
リムグレイブの正統を託せる、正しく、強き王を
その結果、ケネス・ハイトが選んだ王が「ネフェリ・ルー」です。
ケネス・ハイト
…おお、お主か。久しいな
よくぞ無事であった
…ああ、私は王を見出したのだ
ネフェリ王は、正しく強い。リムグレイブの正統を託すに値する
このケネス・ハイトは、そう確信している
私は、王と共にこの城を制し、その後に我が砦に戻るだろう
…その時には、古い約束を果たし
お主を、我が騎士として叙するとしよう
楽しみにしていてくれよ
しかし、個人的には、ネフェリ・ルーはセルブスに傀儡にされてしまったり、ギデオンの操り人形であったりと、あまり王には向いていないのかなあとは思います。
おわりに
以上でケネス・ハイトの考察を終了いたします。
また、エルデンリングはストーリーの解説が極端に少ないので全貌が把握しにくいですよね。
そこで他の記事では、エルデンリングの全エンディングの解説や、エルデンリングのストーリー全体の解説などもしています。
また、一覧は以下です。
<神・王・女王>
大いなる意志、二本指・三本指、エルデの獣
マリカ・ラダゴン、ゴッドフレイ&ホーラ・ルー、満月の女王レナラ
竜王プラキドサクス、宵眼の女王
<デミゴッド>
聖樹のミケラ、腐敗のマレニア
魔女ラニ、星砕きのラダーン、冒涜の君主ライカード
死王子ゴッドウィン、血の君主モーグ、忌み王モーゴット
接ぎ木のゴドリック
<NPC>
メリナ、聖女トリーナ
死衾の乙女フィア、忌まわしき糞喰い、輝ける金仮面、百智卿ギデオン
シャブリリ、ハイータ
魔術師セレン、魔術教授セルブス、エンシャ、ネフェリ・ルー
タニス、ラーヤ
ブライヴ、イジー
白面のヴァレー、背律者ベルナール、血の狩人ユラ
しろがねのラティナ、アレキサンダー、ディアロス、トープス、ミリセント&ゴーリー、円卓の騎士ヴァイク、ヒューグ、ローデリカ、亜人のボック、死を狩る者D、パッチ、ロジェール、ゴストーク、ケネス・ハイト、復讐者エドガー
<ボス・敵>
黒き剣のマリケス、神肌の使徒、巨人、ラダゴンの赤狼、アステール、祖霊の王
白王・黒王、しろがね人、銀の雫、死儀礼の鳥、ミミズ顔
<その他重要な要素>
エルデンリング、黄金律、褪せ人、忌み子、坩堝、死のルーン、破砕戦争、陰謀の夜、エンディング
<DLC>
影の地、神の門
串刺し公メスメル、双月の騎士レナーラ、蕾の聖女ロミナ、宿将ガイウス、指の母メーテール、暴竜ベール、神獣獅子舞、黄金カバ、泥濘の騎士、指の母ユミル
針の騎士レダ、落葉のダン、ティエリエ、純血騎士アンスバッハ
そして、「フロム以外の死にゲーも挑戦してみたいよ!!」って方は、以下のゲームがおすすめです。
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