乙骨が宿儺の術式をコピー!! [呪術廻戦250話]

引用:呪術廻戦250話 呪術廻戦

呪術廻戦250話では、乙骨の領域の効果が明らかになりました。

さらに、乙骨がコピーした術式の中に、宿儺の術式が含まれていることが明らかになりました。

この記事では、呪術廻戦250話の感想・解説・考察を記載しています。

真贋相愛の効果

呪術廻戦250話では、乙骨の領域「真贋相愛」の効果が明らかになりました。

以下にまとめました。

真贋相愛の効果
・これまでにコピーした術式の内、1つが結界に付与されることで必中
・その他の術式は、領域内の刀に宿る
・乙骨が刀を手にした時に、初めて術式の効果がわかる

まず、今回の乙骨の領域には天使の術式(ヤコブの梯子)が付与されています。

天使の術式は魔の者を消滅させる効果があるため、宿儺に対して特効があり、だからこそ乙骨は天使の術式を結界に付与(=必中)したのだと思われます。

そして、乙骨がこれまでにコピーした術式は、領域内に転がっている多数の刀にランダムに付与されているとのことです。

ただし、乙骨自身もどの刀にどの術式が宿っているのかを知ることはできないという点は少し不便です。

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コピーした術式

乙骨がこれまでにコピーした術式で、判明しているものは以下です。

乙骨がコピーした術式
・ヤコブの梯子(天使の術式)
・空間を面で操る術式(烏鷺の術式)
・式神の軌道に結界を張る術式(ドルゥヴの術式)
・呪言(狗巻の術式)
・未来予知の術式(シャルルの術式)
・捌(宿儺の術式)

天使、烏鷺、ドルゥヴ、狗巻の術式に関しては、それらを乙骨がコピーしていたことが前話までに判明していました。

そして今話で新たに、乙骨がシャルルの術式と宿儺の術式をコピーしていることが明らかになりました。

シャルルは死滅回游と戦った術師で、秤戦の後に仲間になったかのような描写がありました。

今回、乙骨がシャルルの術式をコピーしていたことで、シャルルも仲間になっていたことが明らかになりました。

(ちなみにシャルルの術式については、作者が「シャルルの術式はすごいですが、まだ発展途上だった」的なことを、昔のジャンプの巻末コメントで言っていたような気がします。)

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なぜ宿儺の術式をコピーできた?

ここで気になるのは、なぜ乙骨宿儺の術式をコピーできていたのかという点ですよね。

引用:呪術廻戦250話

これまでに、乙骨のコピーの発動条件が「対象の血肉を取り込むこと」であることが示唆されています。(石流が乙骨のコピーの発動条件を思案している時に、リカが烏鷺の腕を取り込む場面を回想している場面より)

以上を踏まえて、以下のような可能性があるのではないかと推測しています。

乙骨が宿儺の術式をコピーできていた理由
日車の処刑人の剣に貫かれた宿儺の腕を取り込んだ
五条が持っているとされる、宿儺の指を取り込んだ
・宿儺が虎杖に宿っていた時に、虎杖の血肉を取り込んだ
・領域内では無制限で術式をコピー可能

個人的には、日車の処刑人の剣に貫かれた宿儺の腕を取り込んだのではないかと予想しています。

これについては来週明らかになると思います。

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ズルとは?

250話では、宿儺が「このひと月何をした?」と乙骨らに聞いた際に、乙骨は「ズルしました」と答えていました。

気になるのはこの「ズル」の内容です。

以下に可能性をまとめました。

乙骨のズルとは?
・虎杖の能力関連(肉体を入れ替えて効率よく修行?)
三代の相撲領域は時間の流れが遅いため、精神と時の部屋として修行
狗巻から借りた何かで修行

これまでに、虎杖日下部と肉体を入れ替えて修行をしている場面が描写されていました。

これはおそらく簡易領域の習得と思われますが、この時に虎杖が肉体を入れ替える能力を使用した可能性があります。

ですので、虎杖の肉体入れ替え能力を、乙骨の修行にも応用した可能性が考えられます。

また、死滅回游で登場した三代は相撲を取るための簡易領域を使用しますが、この簡易領域は時間の流れが早いことが明らかになっています。

なので、今回の「ひと月」も、この三代の簡易領域の中にいればより長い時間修行できると考えられます。

ただし、三代の簡易領域は相撲を取るためだけに機能するので、その他の修行に使えるのかは謎です。

三代の簡易領域
・三代が相撲を取るためにのみ機能する
・相撲を取る以外の全てを排除した結界
・呪術的な縛りの要素を排除するために、両者が承諾した場合のみ領域が完結する
・領域内は時間の流れが早い

作中で三代と真希は1000回に及ぶ取り組みをした(1回10秒と仮定すると2時間47分かかる)が外の世界では1分しか経っていませんでした。

なので、仮にこの簡易領域が修行に使用できたとすると、1ヶ月で167ヶ月(≒ 14年)分の修行ができたことになります。

最後に、乙骨が「ひと月」の間に狗巻から何かを借りている場面もありました。

ここまででそれが何かが明らかになっていないため、もしかしたらそれが今回の修行と関連しているのかもしれません。

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呪術廻戦251話の展開予想

呪術廻戦251話では、乙骨 vs 宿儺の戦いが描写されると思われます。

まず、なぜ乙骨が宿儺の術式をコピーできていたのかについて説明があると思われます。

そして、宿儺の術式で意表をついたことで、虎杖の魂を引き剥がす打撃を宿儺に打ち込むことができると思われます。

しかし、「乙骨の領域で決着をつけないと後が怖い」と虎杖が述べていることから、逆に虎杖の余力が感じられました。(ここで筆者は乙骨の領域では決着はつかないという印象を受けました。)

乙骨の領域の役割は、五条と同様に、宿儺を削るところまでになると予想しています。

なので、そろそろ宿儺の反撃で乙骨の領域が突破されると予想しています。

来週は休載ではないので、楽しみに待ちましょう!!

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おわりに

以上で呪術廻戦251話の感想・解説・考察を終了いたします。

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