エルデンリングDLCの中で中心となるのが「針の騎士、レダ」です。
この記事では、針の騎士レダの正体を考察していきます。
ミケラの信者
ご存知の通り、レダはミケラ信者です。
レダがミケラ信者であることは様々なテキストから読み取れます。
誓約騎士の兜
黒字に金の装飾が施された
誓約騎士たちの兜
その騎士たちは、探求の旅に出る
自らの手で誓約を見出し、選択し
生涯、それだけに仕えるために
レダのルーン
針の騎士、レダの祝福
まだ誰の瞳にも宿ったことのない無垢な光
使用により、40000ルーンを得る
それは、レダの褪せた瞳を彩るため
ミケラが贈った柔らかい黄金である
ちなみに、なぜレダがミケラの信者になったのかは明らかにされていません。
仲間を粛清
レダはミケラ信者ですが、それは極度のミケラ信者です。
故に、レダはミケラに仇為す者を次々と粛清します。
レダ
感じただろう。 ミケラ様の魅了が、 壊れたようだ
私自身は、そんなことで、 ミケラ様へのお気持ちは揺るぎもしないが
同志皆が、そうであるとは限るまい。 厄介な話だ…
いや、いっそのこと、 これでよかったのかもしれんな
ミケラ様の側に相応しくない者は、我が剣で貫く
…その方が、 私らしいというものだ
レダ
…やはり、 角人殿を討とうと思う
彼の刃が、メスメル卿やマリカ様に向けられるのなら、 それは勝手にすればよいが
…復讐は人を変える
その刃は、いつかミケラ様に向けられるやもしれぬ
…ミケラ様は、正に黄金の寵児だ
たとえ、 本人がすべてを棄てたとしても
…生まれから、 解き放たれはしない
レダ
…私は、アンスバッハ殿を討とうと思う
かの御仁は、今でこそ老兵を自称しておられるが
かつては、純血騎士の筆頭として、 その狂名を轟かせ
血の刃で、 ミケラ様を斬り裂いたのだ
話をさせて頂いた限り、枯れた心は変わらぬようだが
…やがて、 思い出すかもしれぬ
かつての血の滾りを。 私と同じように
ちなみに、レダが粛清を始めたのはミケラが大ルーンを捨てて魅了の効果がなくなった後です。
この魅了の効果が切れたことで、本来のレダの冷酷さが取り戻されたことが以下のテキストで示唆されています。
レダ
…角人殿は、こうなることを予期しているかもしれぬ
ミケラ様の魅了が壊れる前でさえ、彼は、露ほども私を信じてはいなかった
…嗅ぎ取っていたのだろうさ。 自分自身忘れていた、 私の本性を
こびり付いた、血の匂いを
針の騎士団を粛清
ミケラにはかつて針の騎士団が存在していたが、今はもう存在しないことが以下のテキストからわかります。
切り返す交差樹
黄金の交差樹を象った細工品
針の騎士たちに授けられたひとつ
ローリング、バックステップからの攻撃を強化する
針の騎士たちは、かつてミケラに仕えたが
今はもう、誰も残っていない
唯一人を除いて
針の騎士団が存在しない理由は、レダによって粛清されたためであると考えられます。
レダの剣
黄金が細かく編み込まれた軽大剣
針の騎士、レダの得物
聖属性の攻撃力を持つ
かつて、騎士団の同志たちを貫いたその剣には
陰りなく拭われてなお、血の匂いがこびり付いている
なぜ、レダが針の騎士団を殲滅したのかは不明です。
しかし、アンスバッハが言うようにレダが用心深い性格であることを考えると、ちょっとした疑惑が原因で仲間を次々に粛清していったのではないかと推察されます。
アンスバッハ
…このような老兵まで、 粛清とは
レダ殿。実に貴女らしい念の入れようです
針について
レダを象徴するアイテムが「針」です。
この「針」は何を表しているのでしょうか。
結論を先に言うと、「針」は「退けること」を象徴していると考えられます。
まず、「ミケラの針」は「外なる神の干渉を退ける」効果があることがわかります。
ミケラの針
外なる神の干渉を退けるため
ミケラが紡ぎあげた無垢金の針のひとつ
狂い火を受領していても、それを鎮め
狂い火の王となる運命を回避できる
ただし、この針は未だ未完成であり
ファルム・アズラにあるという
時の狭間、嵐の中心でしか使用できない
また、以下のテキストからも、「針」が「退けること」を表していることが読み取れます。
レダの胴鎧
針の騎士、レダの胴鎧
ローリング、バックステップからの攻撃と
ダッシュ攻撃を僅かに強化する
黄金の交差樹が縫い取られた
白亜のマント、サーコートは
名誉ある針の騎士の証である
ミケラは、我らを針と紡ぎあげた
全てを鎮め、退けるために
したがって、「針」は「退けること」を表していることが推察されます。
そう考えると、「針の騎士」というのは「ミケラに仇為す者を退ける騎士」というように解釈でき、レダの人物像とピッタリ合います。
顔
レダの顔はゲーム中では見ることはできません。
しかし、エルデンリングの公式Xでレダの顔を見ることができます。
中々に美形の顔をしています。
髪の結び方がミケラと似ていることも、彼女がミケラ信者であることを示唆していたと考えられます。
おわりに
以上で、針の騎士レダに関する考察を終了いたします。
そこで他の記事では、エルデンリングの全エンディングの解説や、エルデンリングのストーリー全体の解説などもしています。
また、一覧は以下です。
<神・王・女王>
大いなる意志、二本指・三本指、エルデの獣
マリカ・ラダゴン、ゴッドフレイ&ホーラ・ルー、満月の女王レナラ
竜王プラキドサクス、宵眼の女王
<デミゴッド>
聖樹のミケラ、腐敗のマレニア
魔女ラニ、星砕きのラダーン、冒涜の君主ライカード
死王子ゴッドウィン、血の君主モーグ、忌み王モーゴット
接ぎ木のゴドリック
<NPC>
メリナ、聖女トリーナ
死衾の乙女フィア、忌まわしき糞喰い、輝ける金仮面、百智卿ギデオン
シャブリリ、ハイータ
魔術師セレン、魔術教授セルブス、エンシャ、ネフェリ・ルー
タニス、ラーヤ
ブライヴ、イジー
白面のヴァレー、背律者ベルナール、血の狩人ユラ
しろがねのラティナ、アレキサンダー、ディアロス、トープス、ミリセント&ゴーリー、円卓の騎士ヴァイク、ヒューグ、ローデリカ、亜人のボック、死を狩る者D、パッチ、ロジェール、ゴストーク、ケネス・ハイト、復讐者エドガー
<ボス・敵>
黒き剣のマリケス、神肌の使徒、巨人、ラダゴンの赤狼、アステール、祖霊の王
白王・黒王、しろがね人、銀の雫、死儀礼の鳥、ミミズ顔
<その他重要な要素>
エルデンリング、黄金律、褪せ人、忌み子、坩堝、死のルーン、破砕戦争、陰謀の夜、エンディング
<DLC>
影の地、神の門
串刺し公メスメル、双月の騎士レナーラ、蕾の聖女ロミナ、宿将ガイウス、指の母メーテール、暴竜ベール、神獣獅子舞、黄金カバ、泥濘の騎士、指の母ユミル
針の騎士レダ、落葉のダン、ティエリエ、純血騎士アンスバッハ
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