白王と黒王の正体を考察 [エルデンリング]

白王 エルデンリング

エルデンリングの中でも、かなり謎が深いのが白王と黒王です。

そこでこの記事では、白王と黒王の正体を考察していきます。

隕石の落下から生まれた

先述のように、白王と黒王についてはテキストが非常に少ないです。

そんな中でも唯一確定していることが、白王と黒王が隕石の落下から生まれたということです。

白王の剣
青白い隕鉄で作られた剣
その剣身は重力の力を秘めている
かつて隕石の落下と共に生まれたという古種族
石の肌を持つ白王たちの得物である

黒王の剣
金色の隕鉄で作られた大剣
その剣身は重力の力を秘めている
かつて隕石の落下と共に生まれたという古種族
石の肌を持つ黒王たちの得物である

エルデンリングの世界では、隕石の落下はしばしば行われているため、これらの隕石落下のいずれかのタイミングで白王と黒王が生まれたのだと思われます。

指の母の追憶
全ての二本指、そしてユビムシの母は
大いなる意志の輝ける娘にして
狭間に落ちた、最初の流星であった

エルデの流星
かつて、大いなる意志は
黄金の流星と共に、一匹の獣を狭間に送り
それが、エルデンリングになったという

暗黒の落とし子の追憶
遥か彼方、光の無い暗黒で生まれた星の異形
それはかつて、永遠の都を滅ぼし
彼らから空を奪った、悪意ある流星である

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名前の意味

白王と黒王は独特の名前をしています。

この「白」と「黒」は、英語版では「alabaster」と「onyx」と表現されています。

alabaster」と「onyx」はそれぞれ鉱石の名前です。

したがって、この「白王」と「黒王」は「白い石でできた王」、「黒い石でできた王」と解釈できます。

また、なぜ「王」と呼ばれているのかについては、その「力」が強力だからであることが以下のテキストから読み取れます。

メテオライト
重力を操る輝石魔術のひとつ
虚空から小隕石を呼び、落下させる
長押ししている間、隕石落下は続く
石の肌を持つ黒王たちが
王と恐れられる、破壊の力である

エルデンリングの世界観では王は力を象徴するため、強大な力を持った白王・黒王に「王」という名称がついたのだと推察されます。

ミドラーの狂い火
狂い火の王、ミドラーを賛える祈祷
王の頭の似姿を召喚し、狂い火を撒き散らす
足を止めずに使用することができ
長押ししている間、似姿が消えることはない
狂い火の王は、焼き溶かす
苦痛、絶望、呪い。あらゆる罪と苦しみを
だがミドラーもまた、王としては弱すぎた

ホーラ・ルー
褪せ人よ… その力こそ、王の故よ

マレニア
…貴公、その力…
王の、器か…

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引力と斥力

白王は引力を司どり、黒王は斥力を司どることが知られています。

白王の引力波
武器を地面に刺し、重力波を発生させ
ダメージを与えるとともに敵を引き寄せる戦技
「グラビタス」よりも有効範囲が広い

黒王の斥力波
武器を地面に刺し、重力波を発生させ
ダメージを与えると共に、敵を弾き飛ばす戦技

グラビタス
石の肌を持つ白王に由来する戦技
武器を地面に刺し、重力波を発生させ
ダメージを与えると共に、敵を引き寄せる

ここで、白王の引力魔法はラダーンガイウスなどに引き継がれています。

もしかしたら、白王はいい奴側で黒王は悪い奴側といった二項対立があるのかもしれません。

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白王について

白王は様々な弟子を持っており、その中にはあのラダーンも含まれていることが以下のテキストからわかります。

ガイウスの兜
宿将ガイウスの黒鉄の兜
落ちた種子を模したという鎧の一部
ガイウスは、白王を師として重力の技を学び
ラダーンとガイアの、兄弟子であったという

重力弾
若きラダーンが修行したという重力の技
その師は、石の肌を持つ白王であった

ちなみに、ラダーンガイウスはボスとして戦いますが、ガイアという人物は謎です。

いずれにしても、白王が数々に人物に魔法を教えていたことがわかり、白王がある程度世界に馴染んでいたことが推察されます。

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黒王について

黒王は白王とは異なり、あまり世界に馴染んでいなかったのかもしれません。

実際、意味深に「暗黒の星々、アステール」の直前のエリアに配置されており、アステールとの関連が示唆されています。

もしかしたら、黒王の斥力の魔法は、アステールメテオや彗星アズール、滅びの流星といった危険な隕石魔法に使用されているのかもしれません。

アステールメテオ
重力を操る輝石魔術のひとつ
虚空から小隕石を呼び、大量に落下させる
長押ししている間、隕石落下は続く
それは、かつてアステールが
永遠の都を、破壊し尽くした力である

彗星アズール
源流の魔術師の一人、アズールの魔術
「伝説の魔術」のひとつ
輝石の故郷とされる、遥かな星空
その奔流たる、極大の彗星を放つ
長押ししている間、それは放たれ続ける
アズールの垣間見た源流は、暗黒であった
彼はその深淵に心奪われ、また恐怖したという

滅びの流星
源流の魔術師の一人、ルーサットの魔術
「伝説の魔術」のひとつ
対象に向かって飛ぶ、十二の暗い流星を放つ
足を止めずに使用することができ
タメ使用で強化される
ルーサットの垣間見た源流は
偉大なる星団、その終焉の瞬間であった
その時、彼の全ても壊れてしまった

ちなみに、この「滅びの流星」はラダーンの星砕きによって破壊され「偉大なる星団、その終焉」を迎えたと推察されます。

そして、ラダーンに星砕きを教えたのが白王であることを考えると、白王と黒王は対立関係にあると予想されます。

星砕き
若きラダーンが極めたという重力の技
師よ、感謝する。今こそ、我星に挑まん

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おわりに

以上で、白王と黒王の正体に関する考察を終了いたします。

そこで他の記事では、エルデンリングの全エンディングの解説や、エルデンリングのストーリー全体の解説などもしています。

また、一覧は以下です。

<神・王・女王>
大いなる意志二本指・三本指エルデの獣
マリカ・ラダゴンゴッドフレイ&ホーラ・ルー満月の女王レナラ
竜王プラキドサクス宵眼の女王

<デミゴッド>
聖樹のミケラ腐敗のマレニア
魔女ラニ星砕きのラダーン冒涜の君主ライカード
死王子ゴッドウィン血の君主モーグ忌み王モーゴット
接ぎ木のゴドリック

<NPC>
メリナ聖女トリーナ
死衾の乙女フィア忌まわしき糞喰い輝ける金仮面百智卿ギデオン
シャブリリハイータ
魔術師セレン魔術教授セルブスエンシャネフェリ・ルー
タニスラーヤ
ブライヴイジー
白面のヴァレー背律者ベルナール血の狩人ユラ
しろがねのラティナアレキサンダーディアロストープスミリセント&ゴーリー円卓の騎士ヴァイクヒューグローデリカ亜人のボック死を狩る者Dパッチロジェールゴストークケネス・ハイト復讐者エドガー

<ボス・敵>
黒き剣のマリケス神肌の使徒巨人ラダゴンの赤狼アステール祖霊の王
白王・黒王しろがね人銀の雫死儀礼の鳥ミミズ顔

<場所>
狭間の地永遠の都ファルム・アズラ円卓

<その他重要な要素>
エルデンリング黄金律褪せ人忌み子坩堝死のルーン破砕戦争陰謀の夜エンディング

<DLC>
影の地神の門
串刺し公メスメル双月の騎士レナーラ蕾の聖女ロミナ宿将ガイウス指の母メーテール暴竜ベール神獣獅子舞黄金カバ泥濘の騎士指の母ユミル
針の騎士レダ落葉のダンティエリエ純血騎士アンスバッハ

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