呪術廻戦216話では、これまで伏線が張られていた「浴」の正体が明らかになりました。
また、「浴」を経て完全体に近づいた宿儺の恐るべき実力の片鱗も垣間見えます。
この記事では、呪術廻戦216話の感想と考察を記載しています。
浴とは
呪術廻戦216話では、これまで存在が示唆されていた「浴」の正体が明らかになりました。
「浴」は、蠱毒(=毒虫を戦わせて、最強の毒虫を厳選する古代の儀式)で厳選された蟲をすり潰すことで抽出した呪力に、モノを漬け込むことで呪具化する儀式のことでした。
つまり、「浴」とは「呪力の浴槽」という意味だと考えられます。
今回裏梅は、蟲の代わりに呪霊をすり潰すことで、上記の「呪力の浴槽」を再現したとのことです。
そして、この「呪力の浴槽」に宿儺を漬け込むことで、伏黒の魂を沈めようとしているとしていることが明らかになりました。
伏黒の魂があるかぎり、宿儺の呪力出力が低下してしまうため、宿儺としては早めに伏黒の魂を沈めてしまいたいというわけです。
死滅回游の終了方法
呪術廻戦216話では、羂索が「天元と人類の同化」を実行しない理由が明らかになりました。
その理由は、死滅回游を終わらせる必要があるためでした。
しかしながら、死滅回游は永続するように作られているため、死滅回游を終わらせることは困難を極めます。
この「永続する死滅回游を終わらせる」という無理難題を羂索自身で完遂するという縛りを背負うことで、死滅回游という理不尽なゲームを成立させたと述べています。
要するに、死滅回游を終わらせることは、死滅回遊を成立させることと同じくらい難しいと解釈できます。
死滅回遊を終わらせる具体的な方法については、裏梅が羂索に質問しなかったせいで今回判明しませんでした。
個人的には、天元の同化と死滅回遊が関連しているという事実から、天元を使った何かしらの方法で死滅回遊を終わらせるのではないかと予想しています。
今後の展開に期待です。
津美紀殺害へ
浴を終えた宿儺は、津美紀を殺害に向かいます。
先程述べた通り、伏黒の魂は宿儺の呪力出力を低下させたりと色々厄介なので、宿儺からすると早めに破壊しておきたいといった感じです。
さて、その津美紀は今のところ万(よろず)という術師に体を乗っ取られています。
万は宿儺と戦いたいため、あえてコロニーの中に留まって、宿儺が来るのを待っていました。
以上の状況から、宿儺と万はお互いに勝負したい関係なので、宿儺は万のいる仙台に向かいました。
仙台コロニーは乙骨、烏鷺、石流が激戦を繰り広げた場所です。
プレイヤーはコロニーに留まる必要がないため、乙骨は既に仙台コロニーから離れている気がしますが、烏鷺と石流は依然として仙台コロニーにいたようです。
石流は戦闘狂なので宿儺に戦いを挑みますが、宿儺にあっさりと殺されてしまいました。
石流が乙骨に近い実力を持っていることを考えると、乙骨ですら宿儺には歯が立たない可能性が高いと思われます。
ちなみに、烏鷺は宿儺を恐れているっぽいので、多分戦いを挑まないような気がします。
そして、216話は宿儺と万が出会うところで終わっていました。
来週以降は宿儺と万の戦いが始まるのか、もしくは浴の間に虎杖らがどんな動きをしていたのかが明らかになるのではないかと思われます。
物語も終幕に向かっている感じがしますね、、、、
おわりに
以上で呪術廻戦216話の感想と考察を終了いたします。
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