エルデンリングのNPCで「血の指の狩人、ユラ」という人物がいます。
なんでも、「血の指」と呼ばれる褪せ人を狩っているんだとか、、、
そこでこの記事では、「血の指の狩人、ユラ」について考察していきます。
血の指とは
まず、血の指の狩人の意味について考えます。
血の指とは他の世界に侵入するためのアイテムです。
血の指
オンラインプレイ専用アイテム
(マルチプレイヤーメニューからも使用できる)
他プレイヤーの世界に侵入を試みる
侵入マルチプレイでは、召喚された世界の
「鉤指の主」の撃破が目的となる
艶めく鮮血に、その爪を侵された指
肌は異様に青ざめ、感覚を失い
ただ爪だけが、甘く疼いている
ユラ
改めて、儂の名はユラ、血の指を狩る、狩人だ
…奴らは凶血に魅せられた褪せ人、同胞を襲う狂徒どもだ
したがって、血の指の狩人とは、凶血に魅せられた褪せ人(=闇霊)を狩る人物のことを指していると考えられます。
また、血の指はモーグの配下であると考えられます。
血の指がモーグの配下であることは、「血の指ネリウス」の装備で示唆されています。
レドゥビア
ねじ曲がったぎざ刃を持つ異形の短刀
血の君主に仕える貴族たちの得物
その刃は、傷口を壊し出血を強いるためにあり
それを誇るかのように、常に血濡れている
「血の君主に仕える貴族たち」とあることから、血の指がモーグの配下であることがわかります。
純紫の血指エレオノーラ
ユラの目的は、「純紫の血指、エレオノーラ」を倒すことです。
ユラ
次こそは出会いたいものだな、純紫の血指、エレオノーラよ…
…ああ、儂はずっと、エレオノーラを追っていてな
彼女は最も危険な血の指、手練れの戦士が、もう何人も、その犠牲になっている
だがエレオノーラは、凶血に魅せられてなお誇り高い
そして、ユラはエレオノーラと対決することになるのですが、敗北して殺されてしまいます。
ユラ
…エレオノーラ、やはり、貴女には及びませぬか
だが儂も、精進しましたぞ
貴女の指は、切り落としました
だから、どうか凶血を捨ててくだされ
あなたの剣を、体を、そして美しい竜炎を、汚さんでくだされい…
ちなみにこのエレオノーラですが、「竜餐」をしていると考えられます。
「竜餐」とは、竜の心臓を食べることで、竜の力を手に入れる儀式のことです。
竜の心臓
竜餐と呼ばれる儀式の供物であり
祭壇でこれを喰らうことで
竜の力を、我がものとすることができる
その様は、おぞましく野蛮であり
また美しい
そして、「竜餐」を行った人物は人でなくなるとされています。
ユラ
お主が手にした、その竜の心臓は、竜餐の供物よ
いつかお主の中に、力のためにそれを喰らう、抑えきれぬ飢え、渇望が芽生えたなら
西の海岸にある小さな島の、廃協会を訪れるがよい
…だが、覚えておくことだ
竜餐を為したものは、いつか人ではなくなる
竜への飢え、渇望は、消えることなく溜まり
…やがて溢れ出し、主を苛み続ける
竜の力は、確かに強く、美しく、そして恐ろしい
故にこそ、竜餐は破滅への道よ
溶岩ブレス
竜餐を為した者は、いつか人ではなくなる
地を這う土竜は、その哀れな結末である
以上の状況をまとめると、竜餐によって力を手に入れたエレオノーラを止めるためにユラは戦いを挑んだのではないかと考えられます。
また、ユラはエレオノーラに対して「貴女」と呼んだり、「精進しました」とも発言しているので、ユラとエレオノーラは師弟関係にあったのではないかと筆者は予想します。
シャブリリに体を乗っ取られる
先程、エレオノーラに殺されてしまったユラですが、ゲームの終盤でなぜか蘇っています。
これは、ユラがシャブリリに体を託したためであるとされています。
ユラ(シャブリリ)
王となる褪せ人よ
・・・おや、妙な顔をなさいますね
もしや、この体の元の主を、ご存じでしたか?
だとしたら、とても残念なことです。彼はもう死にました
そして私、シャブリリに、この体を託したのです
今後はよろしくお願いしますよ
ではなぜユラはシャブリリに体を託したのでしょうか。
実は、シャブリリは狂い火で世界を焼き尽くそうとしている人物です。
また、この狂い火は絶望の呪詛を唱えることで呼ぶことができます。
放浪商人の装備
かつて、大商隊として栄えた商人たちは
異教の疑いにより、一族郎党捕らえられ
地下深くに生き埋めとなった
そして彼らは、絶望の呪詛を唱え
狂い火を呼んだ
したがって、目標を達成することができなかったユラは、絶望の末に狂い火(シャブリリ)を呼んだのではないかと予想されます。
これを先程のテキストで「シャブリリに、この体を託した」と表現しているのではないでしょうか。
おわりに
以上で「血の指の狩人、ユラ」の考察を終了いたします。
また、エルデンリングはストーリーの解説が極端に少ないので全貌が把握しにくいですよね。
そこで他の記事では、エルデンリングの全エンディングの解説や、エルデンリングのストーリー全体の解説などもしています。
また、一覧は以下です。
<神・王・女王>
大いなる意志、二本指・三本指、エルデの獣
マリカ・ラダゴン、ゴッドフレイ&ホーラ・ルー、満月の女王レナラ
竜王プラキドサクス、宵眼の女王
<デミゴッド>
聖樹のミケラ、腐敗のマレニア
魔女ラニ、星砕きのラダーン、冒涜の君主ライカード
死王子ゴッドウィン、血の君主モーグ、忌み王モーゴット
接ぎ木のゴドリック
<NPC>
メリナ、聖女トリーナ
死衾の乙女フィア、忌まわしき糞喰い、輝ける金仮面、百智卿ギデオン
シャブリリ、ハイータ
魔術師セレン、魔術教授セルブス、エンシャ、ネフェリ・ルー
タニス、ラーヤ
ブライヴ、イジー
白面のヴァレー、背律者ベルナール、血の狩人ユラ
しろがねのラティナ、アレキサンダー、ディアロス、トープス、ミリセント&ゴーリー、円卓の騎士ヴァイク、ヒューグ、ローデリカ、亜人のボック、死を狩る者D、パッチ、ロジェール、ゴストーク、ケネス・ハイト、復讐者エドガー
<ボス・敵>
黒き剣のマリケス、神肌の使徒、巨人、ラダゴンの赤狼、アステール、祖霊の王
白王・黒王、しろがね人、銀の雫、死儀礼の鳥、ミミズ顔
<その他重要な要素>
エルデンリング、黄金律、褪せ人、忌み子、坩堝、死のルーン、破砕戦争、陰謀の夜、エンディング
<DLC>
影の地、神の門
串刺し公メスメル、双月の騎士レナーラ、蕾の聖女ロミナ、宿将ガイウス、指の母メーテール、暴竜ベール、神獣獅子舞、黄金カバ、泥濘の騎士、指の母ユミル
針の騎士レダ、落葉のダン、ティエリエ、純血騎士アンスバッハ
そして、「フロム以外の死にゲーも挑戦してみたいよ!!」って方は、以下のゲームがおすすめです。
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