ミリセントとゴーリーの正体を考察!マレニアの娘?

ミリセント エルデンリング

ELDEN RINGのNPCで「ミリセント」という人物がいます。

なんでも、最強のデミゴッドであるマレニアとミリセントは血縁関係にあるのだとか、、、

そこでこの記事では、ミリセントとゴーリーの正体について詳しく考察していきます。

マレニアの腐敗から生まれた

結論を先に言ってしまうと、ミリセントの正体はマレニアの腐敗から生まれた存在であると考えられます。

ミリセントの生い立ちについては、彼女の育ての母親であるゴーリーが以下のように語っています。

ゴーリー
ミリセントは、私が拾い上げたのですよ
まだほんの幼い赤子の頃、エオニアの沼でね
あれは、私の愛しい娘の、一人なのです

ミリセントがエオニアの沼で生まれたことが示唆されていますね。

そしてこのエオニアこそが、破砕戦争の最後でマレニアラダーンに対して腐敗の花を咲かせた場所です。

石碑
エオニアの戦い
ラダーンマレニアと相討ち
朱い腐敗の花が咲き誇る

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マレニアとの血縁関係

また、ミリセントがマレニアと血縁関係にあることが、ミリセント自身の発言から示唆されています。

ミリセント
実は私はマレニアの血縁のようなのだ
彼女の子なのか、妹なのか、あるいはその分け身なのか、それは分からない
けれど確かに、彼女との間に、親近の繋がりを感じるのだ

また、ミリセントはマレニアの記憶の一部を受け継いでいることが、ミリセントの以下の発言で示唆されています。

ミリセント
…私はマレニアに、返したい
かつて彼女のものだった意志を
赤い腐敗の呼び声に、人として抗う矜持を

以上の手がかりをまとめると、ミリセントはマレニアの腐敗から生まれた存在であると考えられます。

さらに考察すると、ミリセントはマレニア破砕戦争の最後に咲かせた花の種子から生まれたのではないかと考えられます。

これについては後述します。

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ゴーリーの正体

ミリセントの考察をする上で外せない人物がゴーリーです。

先程も述べましたが、ゴーリーは赤子のミリセントを拾って育てた人物です。

ゴーリーいい人っぽいですよね。

しかし実際は、ゴーリーは腐敗の眷属という虫です。

ゴーリーの正体が腐敗の眷属であることは、ゴーリーを殺害した時に姿が腐敗の眷属に変わることからわかります。

さらに、腐敗の眷属の正体については「腐敗の眷属の遺灰」や「蟲糸」のテキストに記載されています。

腐敗の眷属の遺灰
腐敗の女神の眷属であり、見捨てられた眷属でもある

蟲糸
朱い腐敗の地に蠢く、生白い虫たちの技
蟲たちは、女神の落とし子である
…腐敗の祈祷に、興味がおありですか?

つまり、ゴーリーもマレニアの腐敗から生まれたことがわかりますね。

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ゴーリーの目的

続いて、ゴーリーの目的を考察していきます。

結論を言うと、ゴーリーの目的は「腐敗の律」の確立であると考えられています。

ELDEN RINGのエンディングは、何の律でエルデンリングを修復するのかで異なってきます。

例えば、金仮面の完全な黄金律ラニ夜の律マリカが死を回帰した黄金律などが挙げられます。

ゴーリーが腐敗の律を確立しようとしていることは、ゴーリー自身が以下のように語っています。

ゴーリー
マレニア様は、女王マリカと王配ラダゴンの間に、双子のデミゴッドとして産まれました
生まれながらに朱い腐敗を宿した、神人として
神人とは、通常のデミゴッドとは異なる存在
エルデンリング、即ち女王マリカの時代が終わったとき
神となり、新しい律を掲げるべく、尊く生まれ落ちているのです
…マレニア様とラダーンが戦い、エオニアに朱い大花が咲き誇った日から、私は魅せられているのですよ
マレニア様と、その艶めかしい腐敗の律に。爛熟輪廻の理にね…

上文から、マレニアマリカに代わる女王として、腐敗の律を確立しようとしていることがわかりますね。

マレニア

さて、この腐敗の律は如何なるものなのでしょうか?

上文で腐敗の律は「爛熟輪廻の理」とも表現されています。

「爛熟」とは、熟しすぎて爛れた状態のことを指し、「輪廻」とは生まれ代わり続けることを意味します。

したがって、腐敗の律とは「腐敗が種子となって生命が生まれる→腐敗の生命が熟す→腐敗をばら撒く→腐敗が種子となって生命が生まれる」と言う輪廻を表しているのではないかと推察されます。

実際、マレニアの腐敗の花が咲いたことで、腐敗の種子からゴーリーやミリセントといった生命が誕生しました。

そして、ゴーリーは「無垢金の針」を使用してミリセントの腐敗を抑制(=成熟)させようとしていました。

そして、最後にミリセントが腐敗の花として咲くことで、世界に腐敗をばら撒くことを計画していたと考えられます。

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ミリセントの4姉妹

このゴーリーの世界に腐敗をばら撒く計画を裏付ける存在が「ミリセントの4姉妹」です。

最初のゴーリーの発言で「ミリセントは、私の愛しい娘の一人なのです」とありました。

つまりゴーリーには複数の娘がいます。

それこそが「ミリセントの4姉妹」です。

ゲーム中では、ミケラの聖樹でミリセントの4姉妹と戦うことになり、勝利すると「腐敗翼剣の徽章」というアイテムを入手できます。

腐敗翼剣の徽章
四姉妹は、エオニアの沼に生まれ落ち
ゴーリーの手引きにより、聖樹へと至った
だが彼女たちは、出来損ないの蕾であった

「出来損ないの蕾」という表現からも、ゴーリーがミリセントたちを花として咲かせ、腐敗をばら撒くことを計画していたことがわかります。

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ミリセントの最期

ミリセントは4姉妹と戦った後に、自ら「無垢金の針」を抜いて死を選びます。

ミリセント
私は、私でない何かとして咲くくらいなら
私は、私のまま腐りゆくことを選ぶ

ミリセントは、人ではない腐敗の女王として君臨するくらいなら、人として尊厳のある死を選んだと解釈できます。

また、ミリセントが死んだことはゴーリーの計画の失敗も意味します。

自らの計画が失敗したゴーリーは以下のように語っています。

ゴーリー
…ミリセント。
マレニア様。
…そんなにも我らがお嫌いですか?…

自らが崇拝する神に捨てられてしまったゴーリーは少しかわいそうな気もします、、、、

そして、ゴーリーは最後に「信徒の誓布」というアイテムをドロップします。

信徒の誓布
仮面の偶像が描かれた布きれ
その偶像は信徒を模している
形無きものを頑なに信じ、祈る様は
孤独な教祖にすら勇気を与える
信仰とは、つまり肯定であろう

ゴーリーも自らの生まれを肯定したかっただけなのかもしれませんね。

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おわりに

以上でミリセントの考察を終了いたします。

ELDEN RINGはストーリーの解説が極端に少ないので全貌が把握しにくいですよね。

そこで他の記事では、ELDEN RINGのストーリー全体の解説や、全エンディングの解説などもしています。

また、一覧は以下です。

<神・王・女王>
大いなる意志二本指・三本指エルデの獣
マリカ・ラダゴンゴッドフレイ&ホーラ・ルー満月の女王レナラ
竜王プラキドサクス宵眼の女王

<デミゴッド>
聖樹のミケラ腐敗のマレニア
魔女ラニ星砕きのラダーン冒涜の君主ライカード
死王子ゴッドウィン血の君主モーグ忌み王モーゴット
接ぎ木のゴドリック

<NPC>
メリナ聖女トリーナ
死衾の乙女フィア忌まわしき糞喰い輝ける金仮面百智卿ギデオン
シャブリリハイータ
魔術師セレン魔術教授セルブスエンシャネフェリ・ルー
タニスラーヤ
ブライヴイジー
白面のヴァレー背律者ベルナール血の狩人ユラ
しろがねのラティナアレキサンダーディアロストープスミリセント&ゴーリー円卓の騎士ヴァイクヒューグローデリカ亜人のボック死を狩る者Dパッチロジェールゴストークケネス・ハイト復讐者エドガー

<ボス・敵>
黒き剣のマリケス神肌の使徒巨人ラダゴンの赤狼アステール祖霊の王
白王・黒王しろがね人銀の雫死儀礼の鳥ミミズ顔

<場所>
狭間の地永遠の都ファルム・アズラ円卓

<その他重要な要素>
エルデンリング黄金律褪せ人忌み子坩堝死のルーン破砕戦争陰謀の夜エンディング

<DLC>
影の地神の門
串刺し公メスメル双月の騎士レナーラ蕾の聖女ロミナ宿将ガイウス指の母メーテール暴竜ベール神獣獅子舞黄金カバ泥濘の騎士指の母ユミル
針の騎士レダ落葉のダンティエリエ純血騎士アンスバッハ

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