呪術廻戦235話では「五条の勝ちだ」と日下部が述べていました。
しかし、Twitterでは「五条の勝ちだは死亡フラグ」という意見が大多数を占めていました。
そして気になる呪術廻戦236話では、五条がかつて死んだ仲間たちと回想するシーンから始まりました。
この時点で何となく五条が死亡したことが察せられます。
そして五条の回想が終わると、五条の体が真っ二つに切断されているという衝撃的な一コマが現れました。
この記事では、呪術廻戦236話の感想と考察、解説を記載しています。
五条の回想
呪術廻戦236話は、五条がかつて死んだ仲間たちと回想するシーンから始まりました。
この回想には様々な伏線が仕込まれていました。
以下にまとめました。
五条の回想の伏線
・五条:「生徒に言っちまったじゃねーか、死ぬときは独りだって」
→五条が伏黒恵を稽古する際に言った「死ぬときは独りだよ」というセリフに対応
・五条:「父親のことも」
→五条がパパ黒を殺したことを、伏黒恵に伝えていなかったことと対応
・五条:「生き物としての線引があった」
→呪術廻戦2巻での虎杖の「生き物としての格が違う」というセリフと対応
・七海:「肯定はしませんが、同情はします」
→呪術廻戦3巻で七海の「私はこの人を信用しているし信頼している、でも尊敬はしていません」というセリフ対応
・七海:「迷わず南国を選んだ」
→呪術廻戦14巻で七海の「マレーシア……クアンタン(=南国)がいい」というセリフと対応
・黒井の登場
→パパ黒が「運が良ければ生きているかも」と述べていたが、死んでいたことが判明
ちなみに、天内の後ろをよく見るとパパ黒もいます。
また、空港のロビーに南国っぽい植物があることから、この空港は那覇空港なのではないかと思われます。
空間を斬る
五条の回想が終わると、宿儺が魔虚羅の能力について解説し始めました。
魔虚羅の適応のルールを以下にまとめました。
魔虚羅の適応のルール
・適応は攻撃を受けたときから始まる
・攻撃を受けるほど適応が加速する
・一度適応が完了しても、さらなる適応を続ける
五条は魔虚羅を「赫」で破壊できなかった時に、「適応にはグラデーションがあるのか?」と推察していましたが、これは「適応は攻撃を受けたときから始まる」というルールと対応しています。
そして、重要なのが「一度適応が完了しても、さらなる適応を続ける」という点です。
このルールによって、魔虚羅は五条の不可侵に対して「呪力を変質させる」という適応だけでなく「空間ごと斬る」という適応も遂げました。
宿儺は後者の「空間ごと斬る」という魔虚羅の適応をお手本にして、五条を空間ごと切断したとのことです。
それによって五条は上半身と下半身を切断され、死に至りました。
ちなみに、五条の下半身が立ったままであることと、切断された腕が地面に転がっているのは、パパ黒の最期を踏襲しているのだと考えられます。
また、五条がパパ黒と同じ服装をしていたのも、二人の最期が同じであることの伏線だったのかもしれません。
また、五条の最期は笑っているようにも見えました。
おそらく、(呪術師には珍しく)後悔なく逝くことができたのだと思います。
個人的には、宿儺 vs 五条は、ジャンプの中でもかなりのベストバウトだったと思います!
五条先生、お疲れ様でしたと言いたいです!!!
五条の復活の可能性
さて、読者が気になるのは、五条が復活する可能性だと思います。
この点について考えてみたいと思います。
五条が復活する可能性があるとすれば、家入か乙骨か天使の反転術式だと思われます。
鹿紫雲が宿儺と戦っている間に、家入か乙骨か天使が反転術式で五条を治癒する展開が考えられます。
また、五条の回想が空港のロビーであったことも、五条復活の伏線かもしれません。
五条の回想は離陸前の飛行機の描写で終了しており、これは五条がまだ旅立っていない(死んでいない)ことを示唆しているのかもしれません。
しかし個人的には、五条は復活しないと予想しています。
根拠は、五条を復活させてもこれ以上役割がないと考えられるためです。
五条が復活して宿儺と再戦することはありえないですし、羂索と戦わせて無双されても(虎杖らの役割がなくなるため)困ります。
また、ナレーションで「五条の死」と入っていたことからも、五条は死んだのは確定なのではないかと思われます。(ただし、呪術廻戦の世界観では、死んだ直後なら反転術式で復活できるという設定はあります。)
個人的にも、五条は全力をぶつけて敗れるといういい感じの最期だったと思うので、このまま退場するのが一番キレイな展開だと思います
総じて、五条が復活する可能性は少ないと私は予想しています。
鹿紫雲が宿儺に勝つ可能性
来週からは、宿儺 vs 鹿紫雲の戦いが始まることが明らかになりました。
宿儺 vs 鹿紫雲に向けてそれぞれの手札を整理したいと思います。
宿儺
・◾(フーガ)による未知の呪術
・日下部の言っていた「高専メンバー全員を相手にできる切り札」
・万の遺した呪具
・裏梅が生きている可能性
鹿紫雲
・一発それっきりの術式
・(多分)反転術式、術式反転を使用
・(多分)領域展開を使用
宿儺は五条との戦いでかなり消耗はしていますが、五条も言っていたように「全力ではなかった」とのことです。
したがって、宿儺にはまだ余力が十分に残っているのだと思われます。
一方の鹿紫雲は、体力満タンの上に、「一発それっきりの術式」と「領域展開」を使用すると考えられます。
個人的な見解としては、宿儺 vs 鹿紫雲は互角の戦いになるのではないかと思っています。
(宿儺も述べていましたが、鹿紫雲があっさりやられてしまっては、五条 vs 宿儺の戦いの盛り上がりが興ざめですから、、、、)
また、読者が気になるのは、鹿紫雲が宿儺に勝つ可能性だと思います。
個人的な予想としては、鹿紫雲が宿儺に勝つ可能性はかなり低いと予想しています。
理由としては、鹿紫雲が手負いの宿儺に勝ったとしても、鹿紫雲も宿儺も読者からの評価が上がらないからです。
そう考えると、万全の鹿紫雲ですら手負いの宿儺に勝てないことで、宿儺の強さを際立たせる展開が順当かと思います。
(鹿紫雲も宿儺に善戦することで評価が上がるはず。逆に、手負いの宿儺に勝ってしまってはハイエナみたいな印象、、、)
おわりに
以上で呪術廻戦236話の感想と考察を終了いたします。
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